E217系付属編成の工作(一話完結)2021年08月22日 21:03

ちょっと今日は気分を変えて、長年のストックを掘り起こし、ステッカーが入手できたE217系の工作を行いました。

トミックスの量産先行車とKATOの量産車といった、2メーカー混在で付属の4両編成を作ろうと思いますが、屋根と床下・台車の色が不統一(モハ2両の台車は以前加工したE501系の流用品で自家調色のライトグレーだったりする)なので、分解して台車・屋根を塗り直します。

塗装は手軽に手持ちの缶スプレーで、床下機器はクレオス#28黒鉄色に、台車はプライマーを吹いてからタミヤ#TS-4ジャーマングレイに、屋根はクレオス#32軍艦色(2)に塗ります。いずれも色を塗ってから艶消しクリアーを吹きます。
モーターカバーを兼ねた動力車床下機器の床下機器が無い部分にエナメル系の艶消しブラックを塗ります。また、台車構造から車輪側面がよく見えるため、車輪の外側にプライマーを塗ってから、タミヤ#TS-32ヘイズグレイを塗りました。

車体を組み立てたところで困ったのがカプラー。KATOベースのクハE217は車体マウントのKATOカプラー密連用(電気栓で連結する旧タイプ)ですので、そのままではトミックスベースのモハE217と連結できません。
そのため、モハE217のカプラーをKATOカプラー密連用に換装します。換装自体はカプラーポケットの寸法にピッタリ納まります。

これがネックで工作が進まなかった前面の「E217」ロゴ。側面の車番と合わせてBトレインショーティーKIOSKシリーズ5のステッカーを使用しました。写真右の印刷済KATO製品と並べても違和感がありません。
車番は、東急車両製の量産先行車を含むY-141編成(クハE217-2041+モハE217-2082+モハE216-2082+クハE216-2001)としました。

JRマークを転写して完成。傍目にはトミックス・KATOのメーカー違いはほとんど分かりません。
厳密にはモハ2両の側面窓が違っていたり(99年製車両のため209系500番台のような2枚窓になっている)、号車表示・所属表記が抜けていたり、車番が大きかったりしますが、南は久里浜・館山から北は鹿島神宮まで駆け抜けたE217系の4両編成を手元に残すことができました。