キュービックの面影を追って2021年09月11日 23:59

盛岡駅前に降りて、その姿を確実に減らしているいすゞキュービックバスをいろいろ撮って来ました。
20年前、同じく盛岡駅前の主役でありながら老朽化でその数を確実に減らしていたいすゞBU04の姿を追って、カメラ片手に盛岡駅前のロータリーに立った時の記憶が蘇って、胸が熱くなってきます。
これは引き違い窓のキュービックバス。1993年式の低年式車です。

これは側面ルーバーの形が異なる1995年式の最終型です。
これは特徴のない標準的な車両ですが、今となっては貴重な存在です。
これは排ガス規制対応でV8エンジン搭載に変更された1996年型。塗装が塗り直されています。

岩手県交通の車両は凍結防止剤散布の関係から車体下部が錆で傷んでいる車両が多いですが、これは25年以上前の車両にも関わらず傷みが少ない上物です。

そんな老朽車が多い岩手県交通にも新しい風が。中古エルガとまさかの電気バスです。
電気バスは発進時はすごい静かで、循環系統を中心に導入されています。

こちらは「緑銀」と呼ばれる新塗装の中古車です。

最後に、行先案内表示がLED化されていない原型の姿を残す貴重なキュービックを1枚。
また盛岡駅前でバスウォッチングしたいです。

盛岡土産にバスコレ岩手県交通BYD K9を購入。
これを置くだけでテーブルの上が盛岡駅前のロータリーになるのです。