敢えての夏休み北海道旅行06-釧網本線と帯広(9/28)2021年10月02日 08:47

9月28日、旅行も後半戦に入りました。

朝、レンタカーを返却してから網走駅で1時間列車待ちです。長い待ち時間で妻は買い物をしに行き、自分はブログ記事を書いて時間を過ごしました。列車の旅だと、どうしても列車が発車するまでの待ち時間が長くなってしまうのが残念なところです。
かにめしの駅弁が売られていましたが、この先の昼食・夕食の予定があることから我慢。

網走と旭川・釧路を結ぶ石北本線・釧網本線は利用者の減少に悩まされており、特にショックだったのが記事右上にあるとおり利用者数減少のグラフ。利用者数が下げ止まらないで減少しているグラフです。
十数年に一度にペースでしか北海道を訪れることが出来ない以上、心配しか出来ず無責任だなと思いますが、どうにかならないものかと悩ましいところです。

改札開始の時間になり、釧路と網走を結ぶ釧網本線の列車に乗り込みます。これが今回乗る快速列車ですが、列車とはいってもキハ54型の1両のみ。僅かな乗客を載せて定刻に列車は発車します。

途中、知床斜里までの間は海沿いを走ります。この季節は穏やかなオホーツク海を見ながら列車は走ってゆきます。

知床斜里からオホーツク海を離れ、太平洋側へと北海道を横断する路線に入ります。1時間ほど列車に揺られたら、いよいよ釧路湿原に到達。
車窓から釧路湿原の風景に見入・・・っていたつもりだったのですが、妻曰くお酒が回ってその多くを居眠りして過ごしていた模様です。ちょっと残念。
これは、再訪フラグですね。

釧路到着。予定では釧路の和商市場で昼食を摂る予定でしたが、湿原を走る列車の中で呑み過ぎたせいかお腹は一杯、足取りもちょっと覚束無いです。妻と相談した結果、釧路滞在は諦め予定の列車を繰り上げ、今まで乗ってきた釧網本線にすぐ接続する特急おおぞら8号に乗り換えることにしました。

特急の中ではほぼ寝て過ごし、帯広着。
帯広駅には、40年選手のキハ40が停まっていました。北海道の鉄道シーンを支えてきたキハ40も、新車の導入が進み各所でその姿を減らしつつあります。
今回は結局乗る機会に恵まれませんでした。

午後3時とちょっと早いですが、旅の疲れを癒すため、ホテルにチェックインします。
ホテルの部屋はトレインビューになっており、ちょうど発車する列車を見ることが出来ました。

部屋で一休みしてから夕食。夕食は帯広名物の豚丼を戴く予定です。ガイドブックで目星をつけていた店まで帯広市内を散策。ここは北見と同様の産業都市の模様であまり観光映えするスポットはありません。
目当ての豚丼屋に到着。炭火と醤油の香ばしい香りが店の外まで漂ってきます。
早速豚丼を注文。せっかくなので豚肉が8枚乗った最上級の奴を注文しました。豚は肉厚で大変美味しかったです。
今回の旅行ではコロナ禍の中、予めガイドブックで目星をつけていた店には尽く振られ続けましたが、初めて目当ての店にありつけて、大変満足です。

敢えての夏休み北海道旅行07-最終日(9/29)2021年10月03日 11:13

いよいよ旅行も最終日。今日は帯広から新千歳空港経由で埼玉に帰るだけです。

乗った特急おおぞら4号は、来年春での引退が噂され、短命に終わりそうな悲運の振り子形気動車キハ283系がやってきました。JR北海道のフラッグシップと言われていた振り子形気動車のキハ281系・283系ですが、2011年の火災事故とそれ以降のJR北海道の経営難に合わないことから延命措置が施されずに廃車が進められています。
今回の旅行でも、乗った北斗号・おおぞら号がいずれも後継のキハ261系だったことから、振り子機能が停止しているとはいえ振り子形気動車に乗れないままかと思いましたが、最後に乗車が叶いました。

帯広から南千歳までは特急で2時間。途中人家のない高原をひた走りますが、人家が見えるようになったら牧場などの脇を走り抜けていきます。長閑に牛を食んでいる牛の姿も、こうして列車の中から見るといかにも北海道の趣があります。
特急おおぞらは南千歳駅に到着。ここから快速エアポートに乗り換えて1駅で千歳空港に到着します。

時間は正午、新千歳空港に着いてしまいました。帰りの飛行機まで3時間あるのですが、列車の遅れを見込んで余裕を持って行動したかったのと新千歳空港に来ること自体が初めてで空港自体を楽しみたかったので、早めに空港に着きました。
新千歳空港自体も北海道の玄関ということで大規模な空港ではありましたが、やはりコロナ禍の影響なのか利用客は少なめ、閉まっている店も複数見かけました。

北海道最後の食事は回転寿司で軽くいただきました。今朝のホテルのバイキングでガッつき過ぎて、お腹があまり減っていないのです。
いただいたのは北海道の海の幸をまぶしたこぼれ寿司。美味しかったです。

帰りの飛行機が来ました。嬉しいことに乗ったのは最新型のエアバスA350形です。
ここから羽田までは1時間20分のフライトで、数日前にエッチラオッチラ陸路で移動した区間を飛び越えて、あっという間に羽田に着いてしまいます。

感染症は減少傾向にありつつあるとはいえ、まだその爪痕が深く残る中の北海道旅行強行でしたが、行って良かったです。宿題も多く残りましたので、仕事を頑張ってお金を貯めて、また渡道したいところです。

今回の旅行で、北海道のJR未乗区間の多くを乗り、JR全線の乗車率は一気に83.6%にまで上がりました。

115系中間車の工作19-窓サッシの塗装2021年10月09日 02:34

旅行の興奮も落ち着いてきたところで、2週間以上サボってきた115系中間車の工作を少しずつ再開します。。
GMキット組のモハ114・モハ115・サハ115-0は窓サッシを塗り分ける必要があります。
今回、窓サッシはスプレーで塗るため、サッシ以外の場所を細帯マスキングテープ(0.3mm、0.25mm)を活用してマスキングします。

その後、窓サッシをエアブラシで銀色に塗装しました。

おそるおそるマスキングを剥がしてみると・・・
塗料の滲み・ハミ出しも見られず、均一に塗れていそうでなかなかいい感じです。

試しに窓ガラスを車体に嵌め込んでみると・・・イイじゃないですか!
今後の工作へのテンションも上がってきます。

西武電車・パンタグラフの交換2021年10月10日 02:13

「西武電車の工作」のタグで投稿するのも久しぶりです。

今回は、115系中間車の窓サッシを塗るのに、エアブラシで銀色をセットしたついでの工作となります。
まずはパンタグラフにメタルプライマーを吹いて、その後に銀色を吹きます。

今まで、西武電車にはKATOのPS16(取り付け穴が縦に付いた旧製品)を使っていましたが、このパンタグラフは他のパンタグラフに比べて横幅が大きいです。
西武だけで遊んでいる時には妥協できますが、幅広のパンタグラフは他の電車と並べた時に実感を損ねることから、西武電車のパンタグラフを全て換装することにしました。換装に使うのはグリーンマックスのPS16N。取り付け穴の位置はKATOのそれと共通です。
写真左がKATOのPS16パンタグラフ旧製品、写真右側がGMのPS16Nパンタグラフ。こうしてみると幅の違いは一目瞭然です。

10個あるパンタグラフを全て載せ替え。
赤電は前面にパンタグラフがあること、101系は中間車に2個パンタグラフが載っている等、西武電車はいずれもパンタグラフが目立ちます。お金はかかったものの、いい加工になりました。

115系中間車の工作20-屋上機器の塗装2021年10月11日 18:40

エアブラシを出したついでに、屋上機器を塗装します。まずは屋根板と一体成形のAU75クーラー周りをマスキングします。

その後、クーラーとベンチレータと屋上機器に灰色9号を吹き付けます。

塗装終わりはこんな感じ。。
ベンチレータは小さいので、無くさないよう要注意です。