敢えての夏休み北海道旅行07-最終日(9/29)2021年10月03日 11:13

いよいよ旅行も最終日。今日は帯広から新千歳空港経由で埼玉に帰るだけです。

乗った特急おおぞら4号は、来年春での引退が噂され、短命に終わりそうな悲運の振り子形気動車キハ283系がやってきました。JR北海道のフラッグシップと言われていた振り子形気動車のキハ281系・283系ですが、2011年の火災事故とそれ以降のJR北海道の経営難に合わないことから延命措置が施されずに廃車が進められています。
今回の旅行でも、乗った北斗号・おおぞら号がいずれも後継のキハ261系だったことから、振り子機能が停止しているとはいえ振り子形気動車に乗れないままかと思いましたが、最後に乗車が叶いました。

帯広から南千歳までは特急で2時間。途中人家のない高原をひた走りますが、人家が見えるようになったら牧場などの脇を走り抜けていきます。長閑に牛を食んでいる牛の姿も、こうして列車の中から見るといかにも北海道の趣があります。
特急おおぞらは南千歳駅に到着。ここから快速エアポートに乗り換えて1駅で千歳空港に到着します。

時間は正午、新千歳空港に着いてしまいました。帰りの飛行機まで3時間あるのですが、列車の遅れを見込んで余裕を持って行動したかったのと新千歳空港に来ること自体が初めてで空港自体を楽しみたかったので、早めに空港に着きました。
新千歳空港自体も北海道の玄関ということで大規模な空港ではありましたが、やはりコロナ禍の影響なのか利用客は少なめ、閉まっている店も複数見かけました。

北海道最後の食事は回転寿司で軽くいただきました。今朝のホテルのバイキングでガッつき過ぎて、お腹があまり減っていないのです。
いただいたのは北海道の海の幸をまぶしたこぼれ寿司。美味しかったです。

帰りの飛行機が来ました。嬉しいことに乗ったのは最新型のエアバスA350形です。
ここから羽田までは1時間20分のフライトで、数日前にエッチラオッチラ陸路で移動した区間を飛び越えて、あっという間に羽田に着いてしまいます。

感染症は減少傾向にありつつあるとはいえ、まだその爪痕が深く残る中の北海道旅行強行でしたが、行って良かったです。宿題も多く残りましたので、仕事を頑張ってお金を貯めて、また渡道したいところです。

今回の旅行で、北海道のJR未乗区間の多くを乗り、JR全線の乗車率は一気に83.6%にまで上がりました。