2022大糸線の旧型国電04-クハ68017の工作その12022年05月15日 19:50

さてさて、材料も大部分揃ったところで、大糸線の旧型国電の着工です。
まずは材料確認・・・何を作りたいか概ね想像していただけると思うのですが・・・
どう作るか?自分も皆目( ・∀・)つワカラン
今後の工程をどう進めるか悩見ますが、案外この瞬間が一番工程で楽しいのかもしれませんね。
もう1個、工作材料のネタを晒します。
この素材でピントきた方は、かなりの旧国通ですね。。。


大糸線名物のクハ68017の工作に入る前に、まずどう作るか検討。まずはキットの側面パーツとじっくりニラメッコします。
その結果、昔のGMのカタログだかマニュアルだかに記載のあった、「窓部分の切り継ぎ」で、車体にモールドされたリベット表現は活かして造ります。
・・・って、検討段階では行けそうな絵は描けたものの、この通りに工作できるか???

案ずるよりも産むが易し、という訳で工作開始です。

クハ68017は、関西旧国42系グループの2・3等合造車クロハ59形を3扉改造して作ったグループの末裔で、元合造車ならではのピッチが整っていない窓サイズが特徴です。このグループは大糸線に3両いただけではなく、赤と黄色の派手な塗り分けで新潟地区でも多くの車両が活躍していたにも関わらず、GMキットの改造では一筋縄では行かない改造をしなければ手に入らないのが悩ましいところです(ここ10年余りで、鉄道コレクションでこのタイプが製品化されたのが大きな時代の進化です)。
まずサロ45・サハ48の客窓周りを切り出し、切り出した客窓周りを元クロハの窓サイズに近くなるように接着します(写真上)。
その後、接着剤が乾いてから、ウインドシル・ヘッダーが無くなるくらいまで客窓上下を削ります(写真下)。
何だか、この工法なら行けそうです。。。