2022大糸線の旧型国電12-クモハ60114の工作その12022年06月15日 21:06

最後の1両は、半流線型のクモハ60を作ります。使う材料はGMクモハ41車体とクモハ51車体。
クモハ41の車体のクモハ51の前面を継いで作りますが、この工法は、先日発売になった宇部・小野田線車体キットのおまけパーツからクモハ41半流を作るのと同じやり方。<strike>どうせ説明書にはちゃんとした説明なぞ書かれず「各自工夫のこと」で誤魔化していると思われることから、</strike>自分も工作しながら気になった点を中心に、写真を交えてちょっと丁寧に改造方法を書いてみたいと思います。

クモハ41とクモハ51とでは側面の長さが異なり、そのままクモハ41の側面に半流の前面を付けると長くなってしまいます。
そこで、クモハ51の側面長さを参考に、全長が125.5mmになるように、運転台より前の側板を切り落とします。
切る際にはステップのモールドも削れてしまいますが、これは後から復元。

ところで半流線型の前面パーツ。これの裏面にはリブが生えてますが、これは削らないと側面が前面に対して飛び出してしまい、綺麗に仕上がりません。
箱組する前にリブを削っておきます。

車体を組み立てる前に前面の工作。今回作ろうとするクモハ60114の場合、貫通幌枠は要らないので、カッターとヤスリで丁寧に削ります。
本来なら幌固定用の孔2ヶ所もこの段階で埋めておいた方が良いのですが、忘れてました。

ここまでの下準備を経て、やっと車体を四角形に組みます。
接着剤が乾いたらパテ盛りして隙間を塞ぎます。