板キットから東武81105Fを作る32-(再)動力ユニットの整備と交換2022年08月13日 00:00

昨日は「せがき」と呼ばれる、塔婆をお寺で受け取る行事があるので、茨城に帰りました。いよいよ今日から怒涛の新盆が始まります。

閑話休題、昨日の運転会のトップを飾った東武8000系動力ユニット。
鉄道コレクション動力ユニットは別の使用先が出たこと、メーカー標準のFS396台車枠が出たのを機に、再び元のグリーンマックスのコアレス動力に換装します。

工作自体は簡単。鉄コレ動力を車体から外し、台車枠を切ってコアレス動力台車横の孔に挿れ、鉄コレ動力から床下機器を剥ぎ取って接着します。
次に連結器を密連型KATOカプラーに換装します。
最後に、両面テープで動力ユニットを車体に固定します。
問題の走行性ですが、純正パーツの台車枠で台車左右の集電金具を挟む構造であることから、集電金具と車輪との接触が改善され、まだ気難しいところはあるものの、だいぶ良くなりました。

仙台電車区701系の工作01-着工2022年08月14日 05:23

お盆で帰省する前、工作箱をスッキリ綺麗にし、次回作の工作を開始します。
次回作はストックしたまま眠っていた仙台の701系としました。

ベースは鉄道コレクション18弾(仙台701系と青い森701系)。仙台区の701系の方はシークレットのクハ(車椅子対応トイレ)を引き当てています。
これを塗り替えて、かつて黒磯まで出入りしていた仙台区の701系4両編成に仕立てようと思います。

せっかくなのでシークレットのクハを先頭に立たせるよう、編成構成を考えます。青い森701系は、大きい窓から見える室内を塗り替えて、秋田から転属してきた100番台風に仕上げることにしました。

新盆終わりました&仙台電車区701系の工作02-車体の塗装落としと加工2022年08月16日 18:42

夏休みも今日まで、毎日茨城の実家に帰っての新盆が終わりました。
12日の「せがき」、13日の台風の影に怯えながらの迎盆、14日の弔問客対応、15日の読経、16日の送り盆と怒涛のように行事が過ぎていきました。休みと言いつつもまるで仕事のようでした。

15日午後にはあらかた行事が終わりましたので、早めに実家から帰宅し、一息ついてから701系の工作を少しずつ進めました。
青い森701系の2両を仙台色に塗り替えるため、一旦車体塗装をIPAで落とします。

翌朝、IPAから引き上げて車体を拭いて塗装剥離終了。綺麗なホワイトボディになりました。
ところで、連結面側窓枠に方向幕のディティールがない(印刷表現のみ)ことが発覚。そのままシールを貼って方向幕を再現するとシールが飛び出てしまうことから、この部分の処理をどうするか悩ましいところです。

クモハ701の側面方向幕部分ですが、やはり孔・段差が表現されていないのは気になるため、側面に窓を明けました。
1.5×4mmの位置に方向幕をケガいて四隅を0.5mmのドリルで孔明け、その位置を結んでカッターで切っていきます。
方向幕裏面は、方向幕をくり抜く位置に室内天井がモールドされているため、予め方向幕と干渉する位置を切除しておきます。
最後はヤスった後、流し込み接着剤を流して切断面を平滑化し、乾燥させます。

仙台電車区701系の工作03-シルバーの塗装2022年08月20日 10:19

長かった1週間が終わり、ウキウキ気分で早起きして車体の塗装を開始します。
車体色はまず普通にシルバー(クレオス#8)を吹き付け。
しばし乾燥させます。

209系の時と同じく、客用扉の縁と乗務員扉とを塗り分けます。まずは塗り分け部分をマスキング。
塗り分けが目立たなかった209系の反省を踏まえ、今度はシルバーとは色味が異なるアイアン(クレオスメタルカラー#212)を直接吹き付けし、表面をベビー用綿棒で磨きます。
ちょっと色味差が強調され過ぎのキライもありますが、綺麗に塗り分けられました。
ちなみにシルバーはエナメル系溶剤で擦ると容易に色落ちするので要注意です。

仙台電車区701系の工作04-塗装済み車体にもシルバーの塗装2022年08月21日 02:11

客用扉の縁と乗務員扉との塗り分けが概ねうまくいったことに気を良くし、鉄道コレクションの製品のまま仕上げる予定だった、仙台色の残る2両にも塗り分けのマスキングをしました。
こちらもマスキングは同じ作業ですが、今度は失敗ができないため慎重にマスキングをします。

で、こちらは寝れないのを言い訳に深夜の1時にアイアンを塗装。その後、先行する2両同様、塗ったところを綿棒で磨き出します。

こんな感じに仕上がりました。
慎重にマスキングしたにも関わらず要手直し箇所が発生したのは痛恨ですが、仕方がないのでベースを傷めないよう少しずつ手直しをします。