鬼怒電ものがたり-103系譲受車の再工作(下回り)2023年08月19日 02:53

自由型の鬼怒電シリーズ、2000年代の主力であるJR103系譲受車「2500型」の再工作です。まずはダメダメな下回りの整備から。

大昔に組んだGM103系キットの再生車ですが、手持ちの東武ミンデンを履かせた台車は流石に違和感がある(そもそもミンデン台車のチューニングが地方私鉄で出来るのか?等)ので、台車を元のDT33系に復元します。
とりあえず手持ちの鉄コレ動力が納まるかテスト。
写真は103系旧キットと鉄コレ動力
窓ガラスと動力ユニット側梁がキツキツですが、なんとか大丈夫そうです。
写真は103系旧キットに鉄コレ動力を当てはめた状況

中間車(元モハ103の設定)の床下機器は、車両作り直しで休車にした京葉線クモハ103のジャンク車から床下機器を剥ぎ取り、鉄コレ動力に納まるようにベース部分を薄く削り取ります。
写真はモハ103床下機器の工作状況
以前はイキって「界磁添架励磁制御に改造」なる設定を考えていましたが、そこまでする事もなかろうと考え直しました。

また中間車の台車。廃品・ジャンク品の活用でコスト低減とジャンク品ストックの消費を狙って、鉄コレ動力付属のFS342のブレーキシューを削ってDT33に似せる加工を行いました。
写真はFS342台車枠のDT33風への改造状況
ブレーキシリンダー位置はそのままな事もあり大直径車輪を抱えるDT33とは微妙に似ていませんが、自由型私鉄電車なのでこれでヨシとします。

下回り工作の仕上げは塗装。床下・床下機器を軍艦色(クレオス#32)に塗りました。
写真は下回りの塗装状況
その後クハにダミーカプラー、クモハにGMナックルカプラーを装着し、台車を嵌めて上下車体をドッキングします。
写真は103系譲受車の下回り加工の完成状況
車体をひっくり返して、下回りの最終チェックです。