快楽園14-表土と側溝の工作2024年05月01日 23:19

山については低いところから先行して工作を進めます。

山の地肌や線路際に粘土(100均の軽量樹脂粘土)を盛っていきます。
その上からカッターで盛った粘土を削って偕楽園の園路を作ると共に、グリーンマックス歩道橋で作った階段を埋め込みます。
写真は粘土で山の表面を覆いつつ道を作っている状況

引き続き、道路脇に側溝を作ります。
側溝は、家に在庫があったPlastructのU形鋼形プラ棒(1.6×1.1mm)をグレーに塗ったものを使います。
写真は側溝に使ったプラ製U型鋼の塗装状況
塗装したU形プラ棒を、道路に沿って道路の脇にゴム系接着剤で貼ります。
て表現しました。
写真は側溝の接着状況

接着剤が乾いたところで、試しにバスを置いてニヨニヨ。
写真は線路脇の道路を走るバス
側溝を設置することで、だいぶ道路が立派に見えてきます。

土の表面は、軽量樹脂粘土を塗った上に、さらに自然な茶色の「木粉粘土」(100均で売っているもの)を塗って表現します。道路と側溝の間にも木粉粘土を擦り込みます。
写真は道路と側溝の間の粘土擦り込み状況
木粉粘土自体は前回のモジュール制作でも使ったもので、100均で楽に手に入るのがいいです。

木粉粘土を塗り終わったモジュールはこんな感じです。
写真は木粉粘土を塗り終わった状況

快楽園15-パウダーとバラストの散布2024年05月02日 20:50

道路をマスキングして、表土になる部分にシーナリーパウダー(トミックスのライトグリーンミックス)を撒きます。
写真はシーナリーパウダーの散布状況
色は全然ライトグリーンではありませんが・・・表土と枯れ草の表現は出来ているように見えます。

その後、線路周辺にバラスト(トミックスのダークブラウンバラスト)を撒きます。
写真は線路周辺へのバラスト散布状況
バラストを撒く前と撒いた上から、薄めた木工ボンドを霧吹きで吹いて固着させます。
写真はバラスト散布の完了状況
濡れたバラストは、固着する前にブラシで形を整えてから放置し固着させ、最後にレイアウト丸ごと反対側にひっくり返してから叩いて余計なバラスト・パウダーを落とします。

房総半島一周大回りの旅2024年05月03日 18:36

ゴールデンウィーク後半戦が始まりました。
今日も家族は仕事につき1日暇、かつ財布もバスコレの買い過ぎで金欠気味なので、兼ねてからやってみたいと思っていた「大回り旅行」を敢行しました。
この「大回り」とは、JRの大都市近郊区間では、乗車ルートが重ならない限りどのようなルートを通っても最短距離の普通乗車券で乗車できる制度を逆手に取って、敢えて遠回りのルートで電車に乗り続ける、というものです。
もちろん途中下車は出来ないので、通常の観光目的では使えません。

早速朝早起きして京浜東北線南浦和駅に向かい、隣の蕨駅までの乗車券を買い、明後日の方向に向かう武蔵野線の電車に乗ります。
大回り特例で使った切符
「大回り」に選んだルートは風光明媚な房総半島一周です。

まずは武蔵野線→総武線に乗り、千葉に向かいます。
途中の駅には改札内に売店が無さそうだったので、ここで昼食と燃料(笑)を補給。
千葉で食料と燃料を補給
引き続き総武本線に乗ります。
房総半島を目指すのに内房線でも外房線でもなく総武本線というのが今回の「大回り」のミソで、総武本線の途中にある成東という駅で東金線・外房線と乗り継いで行くことにより、途中(千葉〜蘇我)乗車ルートが重複することなく房総半島を一周できる、というわけです。
成東経由:ちゃんと乗車区間が重複しないように大回りしました
ちゃんと成東で乗り換え、証拠写真も撮っておきます。

車内ではする事がないので、ボックス席に陣取り、仕入れたお酒を飲みながらつらつらと車窓を眺めています。
車内では多くの時間を呑み鉄に費やしました
東金線の終点の大網に到着。ここで房総半島一周ルートの外房線に乗り換えます。
千葉の主役209系電車
ちょっと電車の色褪せが酷いような。。。

途中の上総一ノ宮で房総半島を1周するワンマン電車に乗り換え。車内は思いの外乗客が多く流石大型連休初日です。
飲みかけていた酒を鞄にしまって、他の乗客と一緒にしばらく立って外房線を移動します。
房総半島一周の鈍行列車に使用されるE131系電車
外房線・内房線の終点である安房鴨川で後続の特急を待ち合わせ。入ってきたのは引退したはずの初代房総ビュー特急255系でした。
房総特急の255系電車も駆り出されていました
安房鴨川からはボックス席にありつき、途中太平洋を見ながら呑み鉄再開です。
途中ところどころ海が見えます
勝浦から東京湾を見つつ北上しますが、お昼に食べた駅弁でお腹いっぱいになり、ポカポカと陽気にも恵まれたことから、内房線の大部分は居眠りして過ごしてしましました。

千葉市内の蘇我駅で、終点の千葉まで行かないよう京葉線に乗り換えて東京に出、京浜東北線で蕨まで出ました。
南浦和のとなり蕨駅まで大回り乗車を敢行し、記念に切符を持ち帰ってきました
朝6時に買った切符で午後3時に出場なので何か怪しまれるかと思って恐る恐る駅員に切符を出しましたが、何も訊かれずに乗車記念印を押してくれました。

「大回り」ですが、どうしても乗ってばかりで観光要素がないことから万人にお薦めはしにくいのですが、好きな人には格好の暇つぶしになるのでおすすめです。

富山地方鉄道の工作04-14710特急色完成2024年05月04日 13:20

富山地鉄14710の工作の続き。
車両に、あまぎモデリングイデア製14760のナンバーから数字を拾って車体に転写しました。番号はデハ14715+クハ15としました。
写真はインレタの転写状況
その後、表面保護のため半艶クリアーを吹き付けます。
写真はクリアーの塗装状況

台車と床下機器に、プライマーを吹いた後グレー(クレオス#32)に塗ります。
写真は床下機器と台車の塗装状況
その後デハの台車枠とクハのウェイトをエポキシ系接着剤で固定します。
写真は床下機器と台車枠の塗装状況

かくして富山地方鉄道デハ14715+クハ15が完成しました。
写真は塗り替えした富山地鉄14710の完成状況
レイアウトに置いて記念撮影。特急色が凛々しいです。
写真は塗り替えした富山地鉄14710の完成状況

富山地鉄の工作はまだ続きます。

快楽園16-池の工作〜水面の輝きはレイアウトの輝き2024年05月05日 05:35

線路と周りのバラストに、カーブで削れた鉄粉錆を表現するべくレッドブラウンを吹きます。
写真は線路・バラストへの錆塗装実施状況
元のバラストと似た色なのであまり差は出ませんでした。。。

線路端にある水たまりというか沼というか、池を作ります。
写真は偕楽園線路脇の池
使ったのはだいぶ前に買った「造形用水の素プロ」。初めて使う材料です。
レイアウトモジュールにおける水面の表現は、大昔に小川を表現するのに木工ボンドを使ったことがあるのですが、専用品の今回はどうでしょうか。。。
写真は池の工作に使った造形用水の素
説明書の通り、これを工作用鍋に入れて加熱して溶かします。結構な煙と匂いが出ますので換気扇は必須です。
写真は水の素を加熱して溶かしている状況
溶かした水の素を池の予定地に流し込みます。高温のうちに手早く流さないとすぐに温度が下がり粘度が上がってしまいますので注意が必要です。
写真は水の素をレイアウトに流し込んだ状況
粘度が上がり端部がちょっとモッコリしてしまっていますが、グリーンの色合いがちょうど良い感じです。
木工ボンドとは異なり、広い水面でも実感的に表現できます。

線路側の池、水を張った端部が実感的ではないため、実物とは異なりますが高い草を植えてモッコリした端部をカモフラージュします。
使ったのはケイブンシャか何かで大昔に紹介された梱包用麻ひも。
写真は梱包用麻ひも
これのヨリを戻して1cm弱の長さに切り、木工ボンドを塗ったレイアウト基盤に接着していきます。
写真は草を植えた池