妻と義母との山口旅行1日目2024年06月16日 23:14

突然ですが、妻が「山口名産の瓦そばを食べたい」と言い出したため、義母を連れて1泊2日で山口旅行に行くことになりました。
最初ツアーで行こう、という話でしたが、2月の旅行の時同様ツアーが催されるかどうか怪しかったため、飛行機と宿のダイナミックパッケージを手配。一人3万円強、ということでまぁまぁな値段となりました。旅費はゴールデンウィークは家に閉じこもることで捻出。

で旅行当日、まさかの寝坊してしまいちょっと肝を冷やしましたが、なんとか巻き返しをして、結果的には予定の電車に乗れて羽田空港到着。
写真は羽田まで乗った京浜急行
国内線の飛行機に乗るときは、万が一の電車トラブルに巻き込まれても飛行機に乗りはぐれないよう、出発1時間以上前に空港に着いているようにしております。保安検査も予想以上に空いており、結果的に1時間も飛行場で時間潰しをすることになりました。
今回の飛行機はバスラウンジのため、地上を行き交うランプバスや作業車を見ながらの搭乗待ちです。
写真は羽田空港のバスラウンジ
なお、バスラウンジの売店は思いの外ショボく、欲しいと思っていたノンアルコールビール(午後は運転が控えているため)は買えませんでした。

そんなこんなで飛行機(ANA693便山口宇部空港行き)に搭乗。
写真は飛行機搭乗中の様子
途中羽田空港では離陸待ちの時間が長く、飛行機がドアを閉じてから離陸するまで30分近くかかってしまいました。
それでも離陸すれば揺れもあまりなく、快適な空の旅となりました。
飛行機は名古屋、大阪、岡山、広島と新幹線沿いを飛んで山口へ。途中名古屋港を跨ぐ高速道路「名港トリトン」も機内から見渡すことができました。
写真は飛行機の中から見えた名港トリトン
1時間のフライトを終えて山口宇部空港に着陸しましたが、どうも妻の具合が乗り物酔いで芳しくない状況。あまり無理はさせられないと思い、予定していた秋芳洞訪問はカットして、借りておいたレンタカーで一路下関に向かうことにしました。

そんな中でもちょっと立ち寄り。
今回の山口旅行で個人的一番の目当てが美祢市役所で保存されているC58 36。
写真は美祢市役所で保存されているC58 36号機
この機関車、昭和42年の水戸線電化まで小山・水戸を根城にして水戸線の列車を牽いており、電化の後も解体を逃れて山口の地に転籍して最後の奉公をした実績があります。
水戸線を識る者として一度は目にしておきたいカマでしたので、こうして会えて大満足です。持参したNゲージ模型と並べて記念撮影。
写真は美祢市役所のC58 36と模型で作ったC58 36
美祢市はセメントの工業都市で、昔はセメントを貨物列車で搬出していた歴史もありましたが、昭和50年代に貨物は専用道路経由の輸送に切り替えられ、美祢線は大雨災害でも復旧されない路線として休止状態に置かれています。
写真は美祢市のセメント工場

引き続き高速道路に乗ってレンタカーで下関へ。予定より早く宿に着いたので、晩酌の酒の買い出しついでに下関駅へ。
小学生時代の憧れだった115系3000番台がホームで待機しておりました。
写真は下関駅ホームの115系3500番台
ホームは昔からの優等列車を受け入れる長いホームに立派な屋根がかかっているものでしたが、4両分しか段差を無くするための嵩上げがなされておらず、それがかえって侘しく見えてしまいます。

夕食は、義母のリクエストで下関市内でふぐをいただきました。まずはひれ酒で乾杯です。
写真はふぐのひれ酒で乾杯
お店で出てきたふぐ料理の中でも特に印象的だったのは焼ふぐ。牛タンみたいにふぐの切身を焼いて食べるのですが、肉厚でとても美味しかったです。
写真は焼ふぐ
ふぐだけでお腹が一杯になりました。ひれ酒のおかげでベロベロになりつつもホテルまで生還しました。