旅せよ平日!JR東日本旅キュン♡早割パスで行く日帰り岩手旅行' ― 2025年02月27日 21:25
さて、今年も発売になりました「キュンパス」ことJR東日本の「旅せよ平日!JR東日本旅キュン♡早割パス」。去年も夫婦で平日休み取りキュンパスを使って日帰り旅行をしましたが、今年も仕事の繁忙期が終わり平日休みが取れるタイミングを見切って決行しました。
まずは朝食を買って早朝の大宮駅に。今年は東北新幹線に乗車します。
キュンパスで朝の新幹線の利用が集中している模様で、臨時列車が仕立てられましたが、その臨時列車も満席でした。
ともかく車内に納まり、早速今日の日帰り旅行の無事と実り多きを願って乾杯です♪
大宮7時20分発の新幹線に揺られて1時間50分、盛岡駅に到着します。お目当ては駅前のバスロータリー。
ここでは、全国でも残り少なくなったいすゞキュービックバスが最後の活躍をしています。盛岡駅前のバスターミナルといえば約20年前、当時全国でも珍しくなっていたモノコックバスを追いかけて岩手に何度も来ていましたが、それらモノコックバスを置き換えたのがキュービックバス。今度はそのキュービックバスが追われる立場になり、時の経つのが早いのに無情を覚えます。
盛岡駅前で30分以上張っていましたが、ついぞ見かけキュービックバスは3台のみでした。
盛岡駅でのバスウォッチングを堪能してから、まだ乗り換えの電車の発車まで時間があるので、市内県庁近くまでに出て朝からやっているじゃじゃ麺の店「白龍本店」に行きました。
じゃじゃ麺とは肉味噌と野菜を太麺に和えて食べる岩手名物の麺料理です。まだ時間は朝の10時過ぎだというのにお店は大繁盛しておりました。
じゃじゃ麺の最後の〆は、卵を割って茹で汁で溶いてくれる「チータンタン」という食べ方で〆ます。
じゃじゃ麺をいただき、駅行きのバスで思いがけずキュービックバスに乗れ、11時過ぎに山田線乗り場に向かいます。
山田線は盛岡と宮古とを結ぶローカル線ですが、並行して走る長距離バスに乗客を奪われ、現在ではすっかり本数も減ったローカル線になっております。しかし今日乗った列車は、2両編成で全てのボックス席が埋まる繁盛具合。自分たちは仕方なくロングシートに納まり山田線の列車に揺られます。車内検札の様子を観察していましたが、ほぼ全ての乗客がキュンパスの利用と思われました。
盛岡から約2時間20分山田線の列車に揺られ、宮古からバスに乗り換えて向かったのは、今回の日帰り旅行の最終目的地、浄土ヶ浜。ここは2018年にも訪れていますが、この時は浄土ヶ浜ビジターセンターのみを訪れ、浄土ヶ浜本体は行かずに済ませてしまいましたので、浄土ヶ浜本体に向かうのは今回が初めてとなります。
浄土ヶ浜は、火山の影響でできた山と海とからなる景勝地で、ウミネコがたくさんおり、天候に恵まれたこともあり極楽浄土のようなとちでした。
途中、浄土ヶ浜レストハウスにも立ち寄りましたが、東日本大震災による津波の痕跡が刻まれており、先の震災の影響の大きさをヒシヒシと感じました、
ここから海岸線を歩いて浄土ヶ浜ビジターセンターを再度訪れ、浄土ヶ浜訪問は終わり。
ビジターセンターからバスと普通列車とを乗り継いで盛岡まで戻ると、とっぷりと日が暮れてきました。夕食の時間です。
夕食は「盛岡三大麺」の一翼を担う冷麺にしようと決めており、駅近くのぴょんぴょん舎に行きました。
ここは冷麺だけでなく焼肉も楽しめるとのことで、値段にたじろぎつつも安いメニューを見繕って発注。最後の〆に冷麺をいただく算段です。盛岡冷麺はジャガイモ澱粉と小麦粉からなる透明な麺が特徴です。
そして旅行の行程が全て終わり、最後の新幹線の中でお名残の乾杯と相成りましmた。
日帰りで行くには慌ただしい岩手旅行でしたが、仕事の繁忙期が終わる切り替えにちょうど良い旅行となりました。
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