醤油の街にさよなライオン2021年03月31日 23:27

この3年間、千葉県野田市にある職場に通っていましたが、4月1日を持って転勤になりました。
東武野田線通いの日々もあっという間でした。
写真はつい先日高架駅になった愛宕駅で撮ったものです。
8000系電車が厳つい感じでたまりません。

夜9時過ぎまで残業した帰りは特急アーバンパークライナーで帰宅しました。せめてもの自分へのご褒美です。
車内で、野田線通いの3年間を労って、エビスビールで乾杯です。

さよなら武蔵野線205系2020年10月18日 04:37

今日、用事があった際に乗った武蔵野線は、最後の1本となった205系が来ました。
このM20編成は、両先頭車がクハ204/5-5と量産車トップナンバーで特徴のある編成でした。
南浦和〜南越谷間の短い区間でしたが、最後の疾走を堪能しました。

大学時代は山手線で通学していましたので、実車の写真があるかハードディスクを掘ってみましたが、出てきたのは2001年の東京ミレナリオのラッピングがされた写真のみ。
あまりに身近な存在だったからちゃんと写真に記録する事もなかった(もっとも当時はフィルム写真の時代で写真に残すにもコストがかかった)ことを実感させられました。
彼ら武蔵野線の205系は全編成インドネシアで再活躍することになっており、彼の地でも活躍が期待されます。

さよならインプレッサ・ファイナル(長野・山梨編)番外-見かけた鉄道・バス諸々2020年09月16日 01:10

ちょっと番外編。
旅行中見かけた鉄道・バス関係の諸々を紹介します。

旧丸子町役場に保存されている上田交通の電気機関車ED251です。可愛らしい凸型の電気機関車です。
上田交通は今では別所線のみの路線ですが、昔は丸子線や真田傍陽線と複数の路線を持っており、その名残でしょう。

諏訪湖畔で保存されるD51型蒸気機関車の824号機。中央東線というと電気機関車のイメージがありますが、甲府から先の電化は遅く、諏訪地方は昭和40年代まで蒸気機関車が使用されておりました。一部のマニアには有名な長野工場式の集煙装置も保存されております。

諏訪湖を望む立石公園から見た中央本線特急「あずさ号」です。あずさ号も全車新車に置きかわり、イメージが一新しました。

中央本線のローカル列車は青と緑の帯の211系電車が使用されております。上諏訪駅付近で撮影しました。このあたりの中央本線は、本線といえども単線で、模型のようでもあります。

打って変わってこちらはリニアモーターカーの実験線。実物は静岡を中心に色々騒がれているリニアモーターカーですが、山梨のこのあたりでは既に実験線が伸ばされており様々な実験が行われているであろう状況が伺えます。

一方、バス編。
こちらは、八ッ場ダムの水上バス。バスとは言っても船にタイヤがついたような構造になっており、6段の階段(というかタラップ?)を介して乗り降りようになっております。乗車(船?)料金は大人3500円とやや高めです。

草津バスターミナルを発車する東急の高速バス。
草津のバスといえば長野原草津口と草津を結ぶJRバスが有名ですが、万座・鹿沢口から発車する西武バスや軽井沢から昔の草軽電鉄のルートを辿って草津まで来る草軽交通バス、温泉街内をぐるりと廻るシャトルバスも出入りしています。

車山高原で停まっているアルピコ交通(諏訪バス)の路線バス。ツーステップの老朽車ですが、たいへん貴重なディーゼル電気ハイブリッド車両です。

東武8000系ワンマン4両編成の実車について2020年08月15日 01:50

昨日の高崎行の途中、家族に無理言って坂戸で高速道路を途中下車させてもらい、現在模型で製作中の東武8000系4両ワンマン車の実車を観察してきました。
模型で作っている81105Fを始めとする宇都宮線所属車は全車廃車になってしまいましたが、彼らと同じ8000系後期車を出自とするワンマン4両編成は、越生線・東上線末端区間にて健在です。
ちょうど写真映りの良い坂戸駅2番線に、復刻クリームカラーの81111Fが来ましたので、編成写真を1枚パチリ。

ホームの反対側には8両編成をバラした81100Fが停まっていましたので、一番気になっていた、モハ8300の伊勢崎・寄居側の車内写真を撮影。
4両編成だとこの場所だけが貫通幌が若干狭められており、消火器が設けられております(6両編成では他の場所も同様の改造がなされている場所があります)。

モハ8200・8300の間は扉が設けられております。
モハ8200の反対側(浅草・池袋寄り)には車椅子・ベビーカースペースが改造で設けられており、消火器もこのスペースに収まっております(貫通路は改造されておりません)
モハ8200は弱冷房車になっていると共に、この部分の車端部には、車椅子マークとベビーカーマークが縦に設けられております。

最後に露出を最大限に明るくして、海側の床下機器の写真を4両分撮りました。
クハは東上線独自のATC機器が改造で設けられており原型と異なっている模様ですが、中間モハ2両は、GMキットの床下機器とほぼ同等の床下機器が並んでおりした。

これで実車取材も終了、模型に反映させます。

MT55の残像を追って05-和歌山線105系2018年09月30日 18:46

奈良からは、和歌山線直通の電車に乗り換えて和歌山に向かいます。
車両は・・・常磐線103系改造の105系電車です。昭和45年製造の銘板が凛々しいですね。
ここの103系は、奈良線・和歌山線の電化用に、昭和59年に改造されたものです。
改造内容は、短い編成で走れるよう運転台の追加設置や制御装置取り替えなど多岐にわたり、後から冷房も追加設置されております。

奈良から桜井線・和歌山線経由で3時間。天王寺を回れば快速電車でも2時間で着きますところ、だいぶ遠回りな行程となります。
105系は車内はロングシートですが、本来は座面の低いゆったりした座席になりますが、こちらの座席は地下鉄直通時代そのままの直立したもの。これで3時間はちょっと辛いところですが、大部分は立って前を見て過ごしました。

奈良を発車して45分ほどで高田駅に到着。
103系地下鉄乗り入れ車の顔をした車両が入って来ました。
乗って来た電車は、運転台後付けの車両。これで高田から和歌山まで、後2時間の付き合いです。
前面こそ変わり多少鈍足にはなっておりますが、乗り味はまさに103系のそれ。飽きることなく乗りつくしました。

途中近鉄電車や南海電車とも行き違いをしながら、1時間半近く紀ノ川に沿って奈良と和歌山の山中を走り、景色も開けて来た粉河に到着。
再び地下鉄顔の電車と行き違い。こちらは国鉄時代に冷房化された車両でしょうか、AU75クーラーが載っています。

駅のベンチ(JR西日本仕様の線路と直角になったタイプ)も、紀ノ川沿いの林業を意識したものでしょうか、木製です。

午後5時半、終点の和歌山到着。西日本とはいえ今日は秋分の日、やはりだいぶ日が傾いています。
少し前に103系を追った際に聞き慣れた、阪和線電車の接近メロディが懐かしいです。

和歌山で泊まる先輩方2名のチェックインを待ち、そのまま和歌山の居酒屋で「大学の同窓会」を始めました。
カサゴの煮付けが大変美味しかったです。
大学時代にはこういう飲み方をしなかったので、大変感慨深いです。