宇都宮ライトレールの模型2023年09月09日 04:44

出張で都内に出たついでに、8月25日に発売になった宇都宮ライトレールHU300型の模型と動力ユニットをゲットしてきました。
写真は宇都宮ライトレールのNゲージ模型

開封します。ライトレールの電車だけでなくステッカーと停留所キットが付属。停留所キットは近代的な模型でいろいろ応用ができそうです。
写真は鉄道コレクション宇都宮ライトレールの同封品

で、早速動力化しました。別売の動力ユニットをポン付けするだけです。
1点気になる点が。他の新潟トランシス路面電車に比べ先頭が長いため運転席周りがスカスカになりますがキニシナイ (・з・)
写真は動力化したライトレール

アンテナ取付用に、説明書に従って製品に孔を明けます。
写真はアンテナ取付のための穿孔状況
別付パーツのアンテナは使用せず、ストックしていたトミックスレッドアロー用アンテナ(JA02)を使用しました。いい感じです。

合わせて、もう1個動力ユニットを買ってきて、先週組み上げたばかりの自由型鬼怒電モハ420(運輸省規格型・模型は富山地鉄の塗り替え)動力化しました。説明書をよく読まずに18m級動力を買ってきたため、ちょっと阪神電車のようなロングホイールベースになりました。
写真は鬼怒電の動力化。ちょっと台車間距離が長い

最後は、鬼怒電と宇都宮ライトレールとを合わせて、もしかしたらの時空を超えた宇都宮駅東口でのランデブーを。
写真は鬼怒電と宇都宮ライトレールのランデブー

鬼怒電ものがたり-元西武+運輸省規格型の工作(下回り→完成)2023年09月02日 12:50

鬼怒電の元西武+運輸省規格型電車電車を仕上げます。

台車。
元西武のクハは手持ちパーツの有効活用を目指し、台車はのグレーのDT11を履かせました(本当はDT10の方が良いのですが)。
運輸省規格型のモハは、そこそこ古めの外観をした鉄道コレクション付属の台車(形式失念)を履かせ、「近代化された釣り掛け駆動車」の雰囲気が出るようにしました。
写真は台車の取付状況

床下機器。
運輸省規格型は将来の動力化を考えて製品の床下のままとしました。
一方、西武中古は最近発売されたグリーンマックスの旧型国電床下機器を奢りました。ブレーキシリンダーが立体的でいい感じです。
写真は床下機器の取り付け中の状況
西武時代の実車は発電機とコンプレッサーはクハ・サハに分散配置されていますが、「鬼怒電」ではこれらの補助機械はモハに集中搭載されているという設定なので、模型でも取り付けていません。
写真は台車・床下機器の取付完了状況

ここまで来て屋根の追加工作。
私鉄といえばL字型無線アンテナ。という訳で我が家に大量にストックがあるトミックスレッドアロー用のL字型無線アンテナを「鬼怒電」の電車達に付けてみました。
私鉄感マシマシでいい感じです。
写真は無線アンテナの取付状

最後に、ライト周りに色入れ(ラッカー系塗料のシルバー+テールライトはエナメル系塗料のクリアレッド)をし、前面窓裏に方向幕を貼り(103系キットの「取手」を流用)、完成です。
写真は完成した鬼怒電旧型電車の前面

で、出来上がった鬼怒電の模型を肴にニヨニヨしながら一杯やっている時に思いついたのが、旧作の「大井川鐵道ベースのモハ+小田急ベースのクハ」と今回の2両とを組み替えてみては?というもの。
写真は完成した鬼怒電旧型電車。編成を旧作と組み合わせています
大井川鐵道ベースのモハは元々の出自が西武鉄道ということもあり、西武同士のモハ+クハで組み合わせた方が色々しっくり来ます。一方、運輸省規格型モハ+小田急クハの組み合わせも、私鉄定規(車両幅とかが国鉄よりも若干狭い)同士ということで、こちらもより私鉄電車らしく見えます。

【鬼怒電元西武+運輸省規格型 まとめ(2012.10-2023.9)】

鬼怒電ものがたり-元西武+運輸省規格型の工作(屋根・ナンバー)2023年08月30日 01:30

「鬼怒電」の工作。
引き続き、10年以上前に車体の塗装まで漕ぎ着けたものの、屋根の加工で挫折してた富山(運輸省規格型)+西武(451型クハ)の編成の工作を再開します。
パンタグラフ以外の屋根のモールドを孔埋めしたり削ったりで、フラットな屋根を作ります。
写真は屋根の孔埋め状況
その後、ベンチレータ取付部に孔を明けてから、屋根板にジャーマングレー(タミヤTS-4)を塗ります。
写真は屋根の塗装状況

屋根の塗装が乾いたら、ベンチレータなど屋上機器を接着します。
元西武のクハは、GMキットの余りの西武用大小ガーラントベンチレータを接着、元富山のモハは1列ベンチレータ・1灯式ライト(銀河モデルの100ワットライト)を接着。「元富山」の雰囲気が薄れて平凡な私鉄電車風になり、だいぶ雰囲気が変わりました。
写真は屋上機器の接着状況

屋根を車体に組み付けてから、実車の設定を考えつつナンバーを転写。
元西武(元クハ1471、という設定)は奇数向きクハとしてクハ1801を、元富山の運輸省規格型モハ(こちらは自社発注車という設定)は、モハ420の番号をあてがいました。
写真はナンバーの入った「鬼怒電」の電車
クハは同じ元西武451系のモハと編成を組んでいたのですが踏切事故でモハが廃車となり半端車になった、という想定です。

鬼怒電ものがたり-103系譲受車の再工作(屋根)2023年08月27日 15:27

鬼怒電103系譲受車こと2500系を完成させます。
仕上げは屋根の復元工作。不自然にラジオアンテナやインバータを載せていましたが、やはり不自然なので撤去してグローブベンチレータを再び載せます。
写真は屋上機器の撤去状況
撤去跡を平らにして、軍艦色(クレオス#32)を塗ります。
写真は屋根の再塗装状況
その後、余っていたベンチレータにミディアムシーグレイ2(タミヤタミヤ#AS-32)を塗って、パンタグラフを塗装済みの手持ち品に載せ替えて完成です。
写真は鬼怒電103系譲受車の完成状況

鬼怒電ものがたり-103系譲受車の再工作(下回り)2023年08月19日 02:53

自由型の鬼怒電シリーズ、2000年代の主力であるJR103系譲受車「2500型」の再工作です。まずはダメダメな下回りの整備から。

大昔に組んだGM103系キットの再生車ですが、手持ちの東武ミンデンを履かせた台車は流石に違和感がある(そもそもミンデン台車のチューニングが地方私鉄で出来るのか?等)ので、台車を元のDT33系に復元します。
とりあえず手持ちの鉄コレ動力が納まるかテスト。
写真は103系旧キットと鉄コレ動力
窓ガラスと動力ユニット側梁がキツキツですが、なんとか大丈夫そうです。
写真は103系旧キットに鉄コレ動力を当てはめた状況

中間車(元モハ103の設定)の床下機器は、車両作り直しで休車にした京葉線クモハ103のジャンク車から床下機器を剥ぎ取り、鉄コレ動力に納まるようにベース部分を薄く削り取ります。
写真はモハ103床下機器の工作状況
以前はイキって「界磁添架励磁制御に改造」なる設定を考えていましたが、そこまでする事もなかろうと考え直しました。

また中間車の台車。廃品・ジャンク品の活用でコスト低減とジャンク品ストックの消費を狙って、鉄コレ動力付属のFS342のブレーキシューを削ってDT33に似せる加工を行いました。
写真はFS342台車枠のDT33風への改造状況
ブレーキシリンダー位置はそのままな事もあり大直径車輪を抱えるDT33とは微妙に似ていませんが、自由型私鉄電車なのでこれでヨシとします。

下回り工作の仕上げは塗装。床下・床下機器を軍艦色(クレオス#32)に塗りました。
写真は下回りの塗装状況
その後クハにダミーカプラー、クモハにGMナックルカプラーを装着し、台車を嵌めて上下車体をドッキングします。
写真は103系譲受車の下回り加工の完成状況
車体をひっくり返して、下回りの最終チェックです。