異規格対応アダプターモジュールの工作02(基盤と線路の固定)2010年07月25日 06:17

異規格対応アダプターモジュールの工作

昨日は、仕事で呼び出されるまで異なる規格のレイアウトモジュールを連絡するアダプターモジュールを作っていました。

(写真上)

全景。だいたいこんな感じで、ユニトラック使用のレイアウトモジュール(標準の複線間隔33mm、路面モジュール・ユニトラム規格の複線間隔25mm)と、これまで制作してきたトミーモジュールとを接続させる事が出来ます。これで"Chaofan Street station"も活きてきます。

(写真中)

(写真中)ベースの幅は長さ300mm+幅130mm。これだとモジュールを収納する大根箱にピッタリ収まる上、仲間内で決めたCKC規格にも概ね合致します。この中(正確には2mmほどはみ出していますw)で、3本の線路がカーブを描きながら互いの間隔を調整します。
前回の更新で課題になった、路面モジュール側2線の車両接触ですが、手前側線路のカーブの開始位置をギリギリまでずらす事で解決することが出来ました。
そのため、前回とは異なり手前側線路はユニトラックとしました。レイアウトでユニトラックを使用するのは実は初めてです。本当は使える線路はとことん再利用してコスト縮減に努めたかったのですが・・・

(写真下)

(左)異なる規格のモジュールでもう1つ問題になるのが「下から線路面までの高さ」。このアダプターモジュールでは、これまで採用してきた工法同様、鬼目ナットを噛ませて8mmボルトを取付、その高さで調整出来るようにしました。
(中)ユニトラックですと、台枠裏面にネジ孔風のモノはあるのですが、ネジ孔自体はトミー線路と異なりあいておりません。面倒ですが丁寧に孔空けした後、10mm釘で固定します。
(右)ユニトラックですと「アダプター線路」なるものが発売されており、これを用いる事で異なる規格の線路を接続させる事が出来ます。ただ問題は段差・・・トミー線路との間には1.5mmの段差が生じましたが、これを埋めようとしたところで時間切れ。。。宿題になっちゃいました。。。

異規格対応アダプターモジュールの工作01(検討・試行錯誤編)2010年07月19日 17:49

アダプターレイアウトモジュールの工作

いろんな事が途中で放り投げた状態になっていますが、また新しい事を始めました。

モジュール式レイアウトを作る場合、実際に工作に入る前に、線路接続部の位置・形状およびモジュールの寸法を決める作業を行う必要があります。そうしなで参加メンバーがテンデンバラバラに作ってしまうと、当然モジュール間で接続できません。(自分達が作ったモジュールレイアウトでも、規格は最初に決めました。

ただ困るのが、作ったレイアウトモジュールを他の規格のモジュールレイアウトに組み込む場合。当然そのままでは組み込めません。線路接続部の位置・形状でしたら、両者の間で「アダプター」になるモジュールを入れてあげれば比較的簡単に解決します。

今回、自分も「アダプター」を作る事にしました。作ったレイアウトモジュールは、「接続部の線路はトミー・複線間隔は37mm」となっていますが、コレを「関水金属ユニトラック標準の複線間隔33mm」および「ユニトラックで複線間隔25mm(路面モジュール連絡会の規格)」に変換できるようにします。

これを出来るだけコンパクトに収まるように検討した結果、写真のように横30cm、縦13cmの幅の中で3線の線路がカーブで並行移動しつつ複線間隔が変わる構成にしました。

早速、大柄な車両を使って試運転(写真下・・・)カーブのところで車体同士が当たってしまいます・・・カーブの位置を縦断方向にずらせば解決できそうですが、まだ要検討ですね。