【補足】上野東京ラインに早朝からがっつり乗って来ました【黒磯ー熱海】2015年03月15日 08:44

上野東京ラインに直通する常磐線

上野東京ラインで黒磯から熱海まで乗り通した記事の補足・・・というか蛇足です。

「アナタハ何処ヘ一人デ旅スルカ」
「熱海マデ」
「熱海に着イテ何ヲスルヤ」
「何モシナイ。スグ快速アクティーデ埼玉ヘ帰ル」
「ア?」
「ツマリ自分ハ」其処でつっかえた。「自分ハ要スルニ」又つっかえる。「カネテ自分ハ此ノ『最長上野東京ライン』ニ乗ッテミタイト思ッテイタ。乗ッテ熱海ニ着イタラ、モウ用ハ無イカラ埼玉ヘ帰ルノデアル」
 
熱海も伊豆も河津桜の季節で、遊びに行くにはもってこいの季節であり場所ですが。熱海まで来るだけで精一杯で、他にやりたい事も無くヘタバッテいたので、お土産と駅弁を買って折り返しの12時8分発快速アクティーでとんぼ返り。
折り返しの電車は上野東京ライン開業のヘッドマークが付いていましたが、両手が塞がっており写真は撮れませんでした。(どうもこの電車、自分が乗った電車の1本後で、宇都宮駅で「上野東京ライン出発セレモニー」を行った列車みたいです)。。

その後、品川で下車し(どうもこのとき友人とニアミスしたみたいです)、大激変した品川駅を一通り見回してから11番線へ。ここは昔は東海道本線の本線ホームでしたが、上野東京ライン開業の構内大改造により、常磐線列車の折り返しホームとして使用されるようになりました。
無駄に広い駅ホームと常磐線特別快速と京浜急行との組み合わせが、やはり新鮮です。
そのまま、大きな駅の構内に忍び込んだようにいつまでもクネクネと走り、田町駅が近くなってから本線に合流。昔の品川客車区や田町電車区は、車両管理の機能が廃止されているものの留置線は整備されており、今では常磐線の快速電車が昼寝をする場所になっています。
たった2駅ですが常磐線を東京駅で降りて秋葉原に顔を出します。中古の模型屋さんで別の友人と遭遇、少し話をしてから模型屋を出て、会社で使うパソコンのキーボードを探しに行きました。どちらも買いたいと思う物が無く、両手一杯お土産のみ携えて上野駅に行き、そのまま上野東京ラインから直通する電車ですごすごと帰宅しました。
遊び怠けるのも体力が要ります。 そこで電池切れ、歯医者に行き風呂に入り夕食を作ったところまでは記憶があるのですが、その夕食を食べた記憶がありません。。。。

ちなみに今回乗った黒磯発熱海行き電車の走行距離は267.9km。2015年3月改正時点で全国3位の長距離鈍行列車(1位は北海道の滝川発釧路行き、2位は大阪の新快速の敦賀発播州赤穂行き。これまで1位だった山陽本線岡山発新山口行きは区間短縮)です。やはり4時間半は長いですね。。。
また、4時37分宇都宮発熱海行きの「上野東京ライン始発電車」も、動画で撮ってあります。


ブログのリンク先を1箇所修正しました。

ミニレイアウト11-線路と道路の試運転2014年11月05日 00:07

ミニレイアウト:線路を固定しました。

3連休で固定した線路と位置決めした道路ですが、接着剤が固まったところを見極めて、バス制御用スイッチ周辺を中心に、試運転をしました。
その結果は・・・・

(youtubeリンク)
まずまずです。バス制御用スイッチ(手前の白いプラ棒)がやはり華奢な感じがして乱暴に扱いにくいですが、動作はちゃんとしています。
停留所のスイッチと全く同じ原理で、手前に引くと通過、奥に押し込むと10秒間停車。これでスイッチを建物で隠しても大丈夫です。

これで線路と道路の固定に目処が付きました。次回更新からは、シーナリー&ストラクチャーの工作です。

ミニレイアウト09-バスコレ走行システムの道路線形を、より実感的に加工しました2014年11月03日 11:40

今回作っている路面電車モジュールでは、全国的に有名な江ノ電・腰越の併用軌道のような風景も作ろうと思っているのですが、実際に道路と線路はどの程度幅を取っているのでしょうか。
いい写真がありましたので、ちょっと見てみましょう。(画像はsotheiフリー素材から拝借しました)


何この幅員配分。電車が安全に走れる幅をとったら、歩道はもとより、車道も軽乗用車がちゃんと走れる幅すら取れていません。
道路技術者が見たらあまりの酷さにショック死するレベルです。

このあたりを実感的にやりすぎると、バスも走れなくなってしまい、やりたかった「電車とバスの共存」どころではありませんので、製品の寸法はあまり弄らずに加工したいところです。

まず、バスコレ走行システムでは停留所部分は路肩に幅寄せする凝った造りですが、これをやめて車道上で停止するだけ、にすれば幅が狭まるのではないか?と思い、早速買ったばかりの製品を切った貼ったします。
まずは停留所のマグネットシステムの動作原理の確認。


停留所部分では、ハンドル操作のガイドとなる金属線が中心から道路左側に逸れ、その位置にあわせてマグネットを組み込んだ「地上子」が道路下で左右に動くようになっています。これがバス走行時に車体下(運転台直下)に来るようなら停車、車体下から右にスライドした位置に来ると停車せず通過、となります。
 
ということは、普通の直線道路でも、路肩をちょうど同じ幅に削れば停車/通過が出来るのではないか?と思い、直線道路の左路肩を切断します。
切断位置は、だいたい製品裏側に刻んであるガイドのあたりです。詳しい寸法は記録しないまま思いつきで加工しました。

何となく停留所部分だけ幅が狭くなりました。  
動画でも見てみましょう。

走っている車両がいろいろ間違っている(DBのシルバーリンゲが通過できるのにはちょっと感動。建築限界の確認に使えそうです)ことはさておき、ちゃんと問題無く走るみたいです。

しかし、やはりモノ足りない。電車と自動車とがぶつからんばかりの狭さで走る(実際には自動車側が停まって電車をやり過ごすのですが・・・)を楽しみたいと思い、またあまった停留所幅寄せ部を反対側に設置したところ、カーブ後に右側シフトが連続するのでときどきバスが曲がりきれずに脱線します。

そのため、もう少し製品を加工しました。


今度は、停留所での左幅寄せを逆に使い、電車側に幅寄せするようにしました。
その際、停留所間をつなぐ直線道路は反対にして使い、電車側に幅寄せしたままの状態で直進するようにします。

さらに、停留所ユニットが納まるところも切り欠きを新設し、停留所ユニットが納まるようにします。

動画でみても、結構電車の線路に寄って走るようになりました。


 
製品のままだと、写真上のように中心間隔37ミリですので、カーブ部分はともかく直線部分はかなり「よそよそしい」間隔となります。
上述のような加工を行った結果、約1センチ電車とバスとの間隔が狭くなりました。もっと幅を詰めたい気持ちもあるのですが、これ以上やるとバス道路を自作するような大加工が必要になりますので、これで工作を続行することにします。。

ちなみに、早く線路を固定したいのですが、線路を固定するまでには、まだやることがあります。。。

ミニレイアウト08-鉄道模型と一緒にバスは如何ですか?2014年11月01日 09:50

40代に突入しましたが、全く持って電車ごっこを自重できていません。まるで「逆コナン」のようです。
勢いでこんなのまで買ってしまいました。

トミーテックのバスコレ走行システムです。Nゲージサイズのバス模型として大ヒットした「バスコレクション」の車両を自走できるようにするもの。
バスコレクションは2003年に発売されたプラスチック製のバス模型ですが、安くて品質も良いことから現在に至るまでシリーズ化が進んでいます。
これが「自走」すればいろいろと楽しいところですが、普通の鉄道模型では線路が担っている「電気の供給」と「ガイド」を線路に頼れない。そのため、「バスモデルの自走」はハードルの高い問題でした。
(ヨーロッパの鉄道模型では以前から「自走する自動車」があった模様です)


しかし、バスコレクションのシステムに合わせた走行システムが発売されました。
それほど高額な製品でもなく、よくシステム化された製品で、欲しいなとも思っていましたが、組み立て/解体が面倒なので「バスコレ走行システムを組み込んだ固定式レイアウトを作るときに買おう」と思い、発売されて数年間買わないままでしたが、今回工作中のミニミニ路面レイアウトに導入するため購入。


早速バスコレに組み込んで走行。手持ちのBU04にポン付けでセットします。動力ユニットはボタン電池で走るもので、車体にスッポリと納まり、実感的です。
動力ユニットは1個2000円〜3000円と高価なので、出来るだけ「着せ替え方式」で使い回す予定です。

鉄道模型のレイアウトと同じように小判型に線路を組み、その中を周回させます。バス停部分はスイッチになっており、通過と停車が選べます。

早速、レイアウトに組み込んでみました。動画でご覧ください。


同じトミーテックのワイドトラムレールと共通のシステムであり、合いは抜群です。バスコレ走行システムの道路幅が広い事もあり、急カーブを曲がっても電車とバスで車体があたることはありません(電車線路は半径14センチ、バス軌道は半径10センチ)。

しばらくはバスコレ走行システムの勉強をしながら、うっとりしています。

ミャンマーは凄かった(8)バス動画2012年10月26日 23:55

あまりに衝撃的だったヤンゴンの路線バスの記事を書いてから2ヶ月。その衝撃のあまり、なかなか筆が進まなかったですが・・・・とりあえず動画系はそれっぽいのがまとまりましたのでアップします。


ヤンゴンの中心を南北に走るスーレーパゴダ通りを走るバス。丸っこい日野のバス(現地生産のフロントエンジン車)もいたり、日本からの輸入車も大挙して押し寄せてきます。
通りの反対側は、次で乗る45番バスの起点です。


スーレーパゴダから出発する45番バス(普通運賃車)に乗車、車両は東海バスの中古(いすゞP-LV314)です。車内の乗客向け方向指示器も現役です。急発進、急停止、客を引く車掌、絶え間なく乗り降りする乗客。アジア的な混沌とした活気に包まれています。


こちらはインセイン通りをヤンゴンに向けて上る、名古屋市営中古(H-768)の200チャットバス(エアサス車)です。夕方で、通りの反対側(ヤンゴン→インセイン方向)は渋滞になっています。動画半ばで、もはや日本ではすっかり見なくなった「ブルドック(三菱MP118)とすれ違います。


今回ヤンゴンで乗ったバスで一番酷いのがこの車。マフラーが割れたようなブリブリ音のほか、車内にエンジンルームから延びる土管から爆発音のような音(燃料の圧縮ガスを気圧に戻す時の音、らしいです)がします。
車内も座席が殆ど撤去され、残った座席も中詰めが椅子から飛び出しています。 神奈川中央交通のいすゞ車の筈ですが・・・もはやこの世の乗り物とは思えない荒廃っぷりが印象に残りました。