厨浜電鉄ものがたり10-レイアウトベース完成 ― 2016年05月03日 10:47
連休も最終日(明日明後日は仕事場に行きます。。。)。
1ヶ月以上空いてしまったリバースレイアウトですが、完成予定が7月ですので、そろそろこちらも本腰を入れないといけなさそうです。。。
最低限音の出るトンカチ作業は完了させたかったのと、荷物電車は今日いっぱいパテの乾燥で手がつかないため、今日はこちらの工作を進めました。
レイアウトベースですが、線路より低い海面を再現したく、通常と上下逆で合板が下面に来るようにしましたが、駅周辺などフラットな土地が欲しい場所もありますので、そのような場所は合板を表面にも敷きます。
まずは、高さ調整用ナットの装着。以前別のレイアウトモジュールに設置していた平板付きナットを再利用します。
レイアウトボードに孔を開け、ナットをネジで固定するだけです。
今回ベースに使用したMDF板、木屑の繊維を集成して固めた材料で。思ったよりも柔らかく加工性は良いのですが、逆に強度はあまりなく、特に写真左上の凹部(海岸にするつもりです)を不用意に持たないよう、取り扱いには注意が必要です。
そのあと、今までの工作で余って捨てられなかった、レイアウトの台枠のハギレ材を、糸鋸で切ってボンドで台枠に貼り付けて、ベース完成。
使い道に困っていたハギレ材も片付いて、一石二鳥です。
この段階で、配線(ポイント・フィーダー)を台枠外に通すための切り欠きを作っておきます。糸鋸で台枠をV字に切り欠きました。
とりあえずトンカチ仕事は終わり。これから道床を作って線路敷設です。。。
厨浜電鉄ものがたり09-試運転の時点で萌え悶えるの記 ― 2016年03月29日 07:40
月曜日の記事の続きです。
日曜日の夜、晩酌をしながらレイアウトの配線を確認するため試運転をしました。
最初はC12を単行で運転。音もなくスムーズに走ります。
レイアウトはこんな感じでO+Pの配線。
反時計回りにエンドレスを回し始めてから、リバース部で一回りしてエンドレスに戻って時計回りに数周走らせて1クールです。リバースせずに駅で折り返したり列車交換してもOKです。
エンドレス側の折り返しは、建物の陰で見えない併用軌道部でやることにします。
コツを掴んだところで、棚の肥やしになっている「さよなら北斗星」を出して、ミニカーブも行けるED79に牽かせてみます。
ビギナー向け3両・4両セットのようですがら、海辺の風景(津軽線?)のイメージを想起させ、これはこれでいい雰囲気です。
今ではビギナー向けセットから風景つきレイアウトを作る方向にハマる鉄道模型ファン、というのもあまり聞きませんが、昔は「フル編成派」と「レイアウト派」との2つのルートが今よりもハッキリあり、メーカーもそれを志向していたように思います。
トンネルを出てくる「北斗星」。ヘッドライトが明るいこともあり、大変ドラマチックです。
列車を変え、本命の江ノ電投入。ガタガタとポイントを渡り、ヘロヘロに曲がった支線に入って行きます。
2両編成に戻り終着駅着。ホームの反対には単行の赤い電車が止まっており、交換待ちです。
遊んでいると風景のイメージが脳内にどんどん広がり、一刻も早く風景をつくり込みたくなってきました。
厨浜電鉄物語08-レイアウトベースの工作 ― 2016年03月28日 07:40
土曜日、転勤の引継資料と机周りの片付けをして、ようやく少し落ち着いてきたのを実感しました。
そのまま日曜日は昼近くまで寝坊して、家事の合間にレイアウトベースの工作を少し進めました。
レイアウトベースはいつもの合板上に角材を組む構成ですが、今回は線路面下に
少しでいいので海面を作りたいので、合板が下になるように使用。10年前に最初に作ったレイアウトモジュールや分岐モジュールでも同じ工法を使用しており、お馴染みの工法になりつつあります。
あと、レイアウトの角を海岸にしたいため、台枠もただの矩形でなく、海岸部分が低くなるように、いろいろ変な形に作り込みました。
経年変化による反りや破損が少し心配ですが、万が一破損しても死ぬ訳ではないので、このまま進めてみます。
台枠は前回の工作同様、ボンドで組立。接着面はネジ止めして位置がずれないようにしてから、ボンド固着後にネジを抜き、1.5センチ程度の小釘を打ち込んで固定します。
釘の頭がちょうどネジ撤去後の凹部に納まり、ベニヤの面がツライチになります。
その後、同じミニカーブを使用したミニミニ路面レイアウトに接続し、一体で運転を楽しめるように、電気配線の確認。
本線側の電気の極性が変わってしまい少し気持ち悪いですが、写真のようにフィーダーを結線すれば、無加工でエンドレス+リバースのレイアウトを楽しむ事が出来ます。
以前記事にした「厨浜電鉄の設定を決めるイメージスケッチ」(本日夜にリンクを貼ります)では、「起点部は最近まで併用軌道だった」という変な設定をしていますが、そこでいう併用軌道とは、実はこれ(江ノ電の腰越風併用軌道)です。
既にあるものから世界観を考えて設定を練り込むのは、本末転倒ではありますが、決められたルールの中で最善を争うゲームのようでもあり、なかなか面白くもあります。
厨浜電鉄物語07-レイアウトベースの工作 ― 2016年03月22日 07:06
昨日はカシオペアの最終列車を見送ってから帰宅して二度寝、夕方からは遠くに転職する友人の送別会に行ってきました。
その合間に少しだけ模型弄り。トンカチ作業になり休みの昼間でないとやりにくい、レイアウトベースの製作を始めました。
しかるべき寸法に切り出した角材と合板とを、ボンドとネジとで固定して行きます。
今回はできるだけ騒音が出ない工法を模索してみます。
中学校の技術科で習った「木材同士の組み立ては、釘ではなくボンドの方が強く固着する」を思い出し、合板と角材、また角材同士はボンドで接着する事にしました。釘やネジはずれ止めなど接着の補助に使う程度にとどめます。
角材と合板の固定はネジを使って仮止め(ボンドが固まったら、細い釘をペンチで圧入します)、また角材同士の固定は釘を圧入(あらかじめピンバイスで穴を開けておく)し、騒音のもととなるハンマー作業をせずに組み立てました。
作業時間は1時間程度に留まりましたが、それでも台枠づくりの3分の1程度は進んだでしょうか。
あわせて、以前製作したものの、細かい分割を目指したものの組み立てが面倒になり放置していた。カーブモジュールの台枠を解体しました。
変に分割して色々な使い方をするギミックは、止めた方が良さそうです。
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