泥酔鉄道の#東瓜14_0番台屋根の工作2023年05月27日 06:33

クハ115-123の屋根。
冷房車なので、屋根のクーラー取付部には、ランボードを貼ります。位置決めは取付孔もモールドも無いため、車体とクーラー本体を見ながら慎重に行います(若干屋根中心に対して後ろにオフセットさせます)。
写真はクーラーランボードの位置決め・接着状況
その後、前面屋根の手掛けを、0.3mmプラ丸棒を使って接着します。
写真は手掛けの接着状況

今回作っているクハ115-123は更新車で、屋根は塗屋根になっております。
先行して完成させていたモハ114/115-65に倣い、1000番のサーフェーサーを筆塗りし、先を短く切ったブラシでトントン叩いて塗り屋根を表現します。
写真は更新車の塗屋根再現状況
従来の500番サーフェーサーを使った作例に比べ、キメの細かい塗屋根が表現できました。
写真は塗屋根の表現状況
いよいよ今週末から塗装です。

泥酔鉄道の#東瓜13_1000番台屋根の工作2023年05月24日 04:53

屋根の工作に着手しました。
1000番台の屋根は、別体化するベンチレーターをニッパーで切除します。
また、415系のものを流用するクハ1両分の屋根に空いていた無線アンテナ取付孔をランナー引伸線で埋め、全車のクーラー部に付いていた型抜き用と思われる凹凸を溶きパテで埋めます。
写真は一体成形ベンチレータの切除状況

溶きパテを盛り、ヤスリがけして屋根を平滑にします。
写真はヤスリ掛けの状況

ピンクサーフェイサーを吹いて削り傷を確認、発見した傷や凹みにさらに溶きパテ盛りをしてヤスリがけをします。
写真はピンクサーフェイサーの塗布状況

最後に、加工の過程で削ってしまった先頭車屋根の手掛けを、0.3mmプラ丸棒で復旧します。
写真は1000番台屋根の完成状況
これで1000番台屋根は完成です。

泥酔鉄道の#東瓜12_ユニット窓・前面補強の工作2023年05月20日 07:05

クハクモハ115-1000番台の運転台窓ユニットサッシ表現は、前回同様サーフェーサーの厚塗りで再現しようと考えています。合わせて、同技法でクハ115-0番台の前面補強部の板厚表現も再現できそうです。
早速、該当箇所をマスキングします。ユニットサッシの幅は特に定規等当てて測った訳ではありませんが、1mmの半分程度の太さになるようにしました。
写真はサーフェーサー厚塗り箇所のマスキング状況

1000番のサーフェーサーを濃いめに溶いて、3回に分けてエアブラシでマスキング箇所に吹き付けます。
写真はサーフェーサー吹き付け状況
いい感じに厚塗りになり、思っていた通りに立体表現が仕上がりました。仕上げにもう1度ピンクサフを吹き付けます。
写真はサーフェーサー吹き付け状況

1000番台のユニットサッシはいい感じに仕上がったのですが、0番台の前面補強部はサーフェイサーの塗りすぎでディティールが埋まってしまいました(やり過ぎは良くないです)。
このまま工作を進めると禍根を残すので、一旦塗装を全剥離して、下塗りからやり直しすることにしました。
写真はクハ115-0の下塗り塗装剥離状況

再度ピンクサフを吹いて乾燥させます。前面補強部の板厚表現は、厚塗りに懲りたので、やっぱりやらない事にしました。
写真はクハ115-0へのピンクサーフェーサー再度吹き付け状況

泥酔鉄道の#東瓜11_1000番台の工作05(側面工作)2023年05月17日 00:00

国鉄時代、115系の方向幕は準備工事に留まっていましたので、模型の115系3両も準備工事状態に戻します。
本当にちゃんとやろうとするなら、方向幕孔を埋めて云々するのが良いのかも知れませんが、手抜き上等の泥酔鉄道ですので、製品窓ガラスにモールドされている方向幕を切って貼ってして終了です。
写真は国鉄115系の側面方向幕埋め込み状況

・・・しかし、見れば見るほど方向幕周辺の隙間が気になってきましたので、溶剤でさらに薄く溶いた溶きパテを方向幕周辺に流し込み、溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取って隙間を埋めました。
写真は方向幕周りの隙間埋め状況
同様の工法で前面ライト周りの微妙な隙間も埋め込みます。
写真は前面ライト周りの隙間埋め工作

上の写真でフライングしておりますが、方向幕周りのパテ埋めと並行して側面サボや雪切室フィルターを、微量の瞬間接着剤で固定しました。
写真は側面サボ固定位置への瞬間接着剤塗布状況
側面サボは、国鉄時代の3両は中身が挿さったタイプ、JR時代の1両は中身のない枠だけのタイプをチョイスします。
写真はサボ受けと雪切室フィルターの固定状況

そんな訳で側面の工作と隙間埋めが出来上がりました。
写真は側面の仕上がり状況
あとは前面補強と運転室窓のユニット化を行えば、側面は完成です。

泥酔鉄道の#東瓜10_1000番台の工作04(前面工作の仕上げ)2023年05月14日 06:06

クハ115前面の工作の続き。
シールドビーム換装の過程で削ってしまった運転台・助手席窓下の手すりをPlastructの0.3mmプラ丸棒で復元します。
写真は前面手すりの復元状況
合わせてタネ車がクハ411・クハ165の、耐寒型ではない前面タイフォンに、タヴァサPN-488切妻用蓋付タイフォンを、微量の瞬間接着剤で接着します。
写真は前面へのタイフォン接着状況


奇数車先頭のジャンパ栓受けですが、KATOの完成品モールドではKE70が混じる房総地区用のモールドになっておりますので、これを修正します。
使ったパーツはグリーンマックスの113/115系用ジャンパ栓受け。元のジャンパ栓受けをマルっと切り取り、新しい栓受けを三連のまま接着します。
写真は奇数側前面のジャンパ栓換装状況

そんな訳で前面の工作が完了。こんな感じに仕上がりました。
写真は115系前面のディティーリング完了状況
次は側面のディティーリングです。