レジェンド東武8111Fを作る09_塗装その2(車体1色目補修&2色目以降) ― 2026年07月08日 05:45
麗しの夏休みは昨日まで、今日から現実に戻ります。せめてもの現実逃避に、東武8111Fの工作を続行・・・
トニーベージュに塗りあがった東武8000系の側面をツブサに眺めていると、塗料のタレ・凹凸・汚れが複数箇所で目立ちます。どうしたものかしばし考え込みましたが、塗料不具合箇所は紙ヤスリでヤスって平滑にしトニーベージュを塗り直すことにしました。
その数、側面12枚中11枚。やはり塗装は慎重に行うべきだと反省。。。
側面を紙ヤスリで平滑にしたら、今度こそ失敗しないよう慎重にトニーベージュを吹き付けます。最初は濃いめに吹き、次は薄めて吹いて平滑な塗膜を目指します。
結果は写真の通り。なんとかフォローアップが出来たようです。
その後、窓周りと車体裾にインターナショナルオレンジを吹きます。まずは色を塗らない箇所のマスキング。
キットの説明書には丁寧に0.1mm単位で塗り分け寸法図が描かれていますが、0.1mm単位で寸法出ししてマスキングをするのは自分の技量では無理なので、「車体裾は雨樋の位置、窓下は窓の下縁、窓上は客用ドアの上縁」とマスキング位置を割り切ってマスキングします。
マスキングは3mm幅テープと6mm幅テープを使用。テープで然るべき位置にマスキングした後、塗料の吹き込み防止でドア等段差位置にカッターで切り込みを入れて密着させた後、マスキングゾルで切り込みを隠蔽します。
東武のインターナショナルオレンジ、これも今では「大山オレンジ」を使えばピッタリですが、ベージュ同様手持ちの塗料を使います。
手持ちの朱色塗料を紙の上に並べて、どれを使えば良いか検討します。
模型仲間のodoriba96氏との会話で「あのオレンジは光線状態によっては赤にも見える」との発言を思い出し、一番赤味が強い朱色4号を使うことにしました。
早速朱色4号を吹き付け。赤系の色は隠蔽力が弱く下地が透けて見えがちになることから2回に分けて吹き付け。発色は問題なく出ましたが、だいぶ厚塗りになってしまいました。
そんな訳でベージュとオレンジの塗装が完了。マスキングテープを外すと・・・
とても良いです。昔の東武電車に化けました。
レジェンド東武8111Fを作る08_塗装その1(床下台車屋根・車体1色目) ― 2026年07月01日 04:15
早いもので2026年も折り返し点です。レジェンド東武8111Fの工作を進めます。
まず台車等軟質プラスチックや金属パーツに、塗装の食いつきを良くするためのプライマーを筆塗りします。
プライマーが乾いたら、屋根板・床板床下機器・台車の塗装を行います。塗装は、検査明けをイメージして明るめのグレーで塗りたいと思い、軍艦色(1)(クレオス#31)の缶スプレーを使用しました。
缶スプレーはエアブラシに比べて塗料噴出量が多めのため、垂れないように少しずつ吹きます。
その後、塗料が乾いたら、動力車の動力ユニットに台車枠と床下機器を取り付けます。床下機器は床下ウェイトの側板に瞬間接着剤で接着します。
・・・いい感じです。
車体の塗装に移ります。
最初は室内に室内色(京王アイボリー(GM#28))を吹きます。
次に、貫通扉を塗装します。製造当初から貫通扉が付いていたサハ8700は室内色と同じ色に、更新修繕時に貫通扉が追設されたモハ8200とモハ8800はシルバーに塗装します。
そしていよいよ車体の塗装。車体と屋根肩部にベージュを塗ります。
ベージュはGMストア限定の「大山ベージュ」が現在では一番近いと思われる色ですが、塗料の在庫を必要以上に抱えるのも如何なものかと思い、以前の近似色である手持ちの西武トニーベージュ(GM#19)を吹きました。
車体色を塗ると、一部車両に施した客室窓隅のR加工が若干オーバースケールながらもいい感じに仕上がっているのが分かります。
車体を塗ったらしっかり塗装を乾燥させますが、塗装過程でどうもダレやザラザラ・汚れが出たみたい(上の写真はそれらが目立たないアングルで撮っています)で、乾燥後マスキング前に塗装の補修が必要そうです。
レジェンド東武8111Fを作る07_床下の工作 ― 2026年06月27日 03:45
愉快な床下の工作です。
実車の床下はどうだったかネットで調べていたら、模型仲間ののび鉄氏が2008年に実車写真を撮っておりました。まだ8111Fが東上線で現役だった頃、20年近く経ってこんなことになると誰が予想したでしょう。
で、実車写真をツブサに見ていると、床下流用上等なグリーンマックスキットにありながら、こと東武8000のモハに限っては昔から実車に忠実にパーツを作ってある模様です。これが「お膝元効果」って奴でしょうか(昔はグリーンマックスの本店は東上線の大山駅近くにあった)。
そんな訳で、モハ8211・モハ8311・サハ8711はキット付属パーツそのままで問題ないですが、残る3両の床下機器を実車っぽくするためには並べ替えが必要です。
ジャンクの床下機器バルクパーツから、余っていて使えそうなものを引っ張ってきました。
バルクパーツは、主だったところでは「6(モハ100用)」の床下機器を多用します。このパーツに2連の空気タンクが並んでおり、これがクハ2両の床下機器に使えます。
動力車は、順当にモハ8211としますが、今回の作例では鉄道コレクション用動力ユニットを使用するため、そのままでは床下機器が嵌まりません。そのため、床下機器は取付土台からカッターで切り離し、裏面を平滑に仕上げておきます。
モハ8311・サハ8711はキット付属の床下機器を取り付ける前に、室内パーツとウェイトを床板に組み付け。その後、床下機器をランナーから外してそのまま接着します。
モハ8811はキット付属のモハ8200用床下機器の抵抗器を半分に切ったものを、またクハ2両は2連の空気タンクを、実車写真を見ながらそれっぽい位置に接着します。余った空間はそれらしく見えるように余った床下機器を適当に並べます。
今回作る6両は他との併結は考えないため、前面はダミーカプラーとします。キット付属のダミーカプラーおよびジャンパ栓がモールドされた胴受を使いますが、ちょっと色気を出してジャンパ栓を片方ずつ切除、切除した空間にKATO103系の空気配管つきダミーカプラーから空気配管部分のみを失敬してきて接着しました。
合わせて、運転台下にはサボ受けに使ったトレジャータウンのエッチングパーツに同梱されていた運転台ハシゴを接着しました。
レジェンド東武8111Fを作る06_屋根の工作 ― 2026年06月24日 04:47
車体塗装と一緒に雨樋も車体色に塗る(失敗例)ため、車体塗装前に屋根の工作も進めます。
まずは大小ベンチレータの取付用の孔開け。東武8000系修繕では小ベンチレータが撤去されている車両が多数いますが、いま作っている8111Fは小ベンチレータは撤去されていないため、それ用の孔も明けます。
先頭車の屋根板は車体に比べて微妙に長くそのままでは車体に嵌らないため、前部を慎重にヤスリ掛けして寸法を調整します。
寸法の調整が終わったら、屋根板を車体に仮嵌めして様子を確認します。
パンタグラフが2つあるモハ8200は、取付向きが紛らわしいため、説明書と車体妻面の配管とをニラメッコしながら向きを決めてあげます。
屋上機器は、大きなクーラーはランナーから切り離して、小さなその他屋上機器は紛失防止のためランナーに付いたまま塗装します。
切り出したクーラーは端部にランナーからの切り屑が残っているため、紙ヤスリでゴシゴシして切り屑を削り落とします。
レジェンド東武8111Fを作る05_前面のディティーリング ― 2026年06月17日 05:15
レジェンド8111F、実車は2026年度末をもって柏〜船橋間の定期運用撤退が事実上明らかになってしまったところですが、模型はこれからが本番です。
このキット、側面は追加ディティーリング無しでもイケますが、前面をより実車の8111Fに近づけるには多少のディティールアップが必要です。そこで、押上車両工場さんの作例を参考に加工をしました。加工点は以下です。
①前面運転台窓下に通風口を0.1mm厚プラ板を切り出して表現。
②前面のサボ受けはトレジャータウン「手すりセット東武8000」(品番:TTP213-22)を流し込みタイプのプラ用接着剤で接着。
③クハ8111のジャンパ栓はアルファモデル「KE58ジャンパー栓納め」(品番:No.231)を塗装後に接着。
さらに1980年代に一旦撤去したものを復活した、前面上部のマーカーランプも再現します。キットのモールドにマーカーランプが付いているのに気づかず、別途トレジャータウン「私鉄用標識灯A」(品番:TTP904-01A)を購入してしまいました。ただ、強度面のことを考えると金属パーツに置き換えた方が良いかもしれません。
しかしこのパーツの細かいこと。1mm四方程度の細かいパーツに、0.4mm径の真鍮線を自分で接着して取付脚にしなければならず、気が遠くなってきます。クシャミなどしよう物なら、一瞬でパーツが飛んでしまいそうです。。。
マーカーランプは、取付位置(方向幕設置部の出っ張りから2mm)に0.4mm径の孔を開け、マーカーランプの真鍮線を挿入。位置が決まったら瞬間接着剤を流し込んで固定します。
ごく細かいパーツですが、マーカーランプが付くことで、しっかり東武電車の「顔」になりました。





























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