山﨑養世(高速道路無料化)と竹中平蔵(リバタリアン)2009年10月02日 20:07

折角の金曜日なのに、仕事でのトラブルで疲労困憊で、何も手に付かないです。思い返しても辛くなるだけですので、朝出掛けにネットで見かけた気になる記事の考察だけして、今日は酒喰らって毒吐いてとっとと寝ます。エントリー見て気分が悪く立った方、スミマセン。


民主党の交通政策は意外に効果大? 賛否分かれる「高速道路無料化」の内実(ダイヤモンドオンライン)

はじめにこの記事読んで思ったのは「嘘タイトルじゃん」。元社長がお縄になった某大手ポータルサイトでは、記事の一部分だけに注目して、書いてある内容に趣旨が合わない刺激的なタイトル付けでネット自体の信憑性を自分で傷つけていたりしますが、この記事もおんなじ。「賛否分かれる」といいつつ、実態は 政治家・経済評論家として、高速道路無料化案を提唱する山﨑養世氏 に語らせているだけ。これじゃ「賛否両論」以外の何ものでもありません。こんなンだったら、タイトルは

「民主党の交通政策は意外に効果大? 「高速道路無料化」のキーパーソンが語るその理由」
とでもするのが実態に合っているように思いますです。

で、その山﨑養世氏。「高速道路無料化」を提唱している割には、いまいちメディアでは目立っていません。このこと自体が自分は大変気に入らない。

先の衆議院選挙で民主党が大勝ちして、日本の政治は「政治家・政策提唱者が自ら音頭を取って政策を進めて行く」スタイルに移行しましたが、こと民主党の政権公約である「高速道路無料化」はこの1ヶ月、全く目立っていません。「八ッ場ダム」を弾幕だか煙幕に使われたせいかも知れませんが
で、スタッフ(いわゆる官僚)ではなく政治家・政策提唱者が自ら音頭を取って・・・で自分がベンチマークに思っているのは

竹 中 平 蔵

です。そう、いまでは格差拡大の要因としてクソミソ扱いの竹中平蔵。

しかし、彼は小泉時代の「構造改革」の看板として、自ら先頭に立ってメリットを語りまくり、「構造改革といえば竹中」というくらいに自分の名前をアピールしました。副作用ばかりが目立つ今ではすっかり仇になってしまいましたが、この「構造改革の看板になった」という点は自分は深く評価しています。
つまり、「高速道路無料化」という、メリットもデメリットもある難しい政策を進めるのには、デメリットばかりが目立つようになった際にフルボッコにされること前提で、誰かしらが「看板」にならないといけない。

で、山﨑センセイ。それ実践してます?してないでしょ??メディアに出て持論を展開してるかもしれないけど竹中先生ほど持論が世の中に出てないでしょ???
そういう「身を挺したアピール不足」のまま政策を進めるんじゃ、それは自民党時代と全く変わってない、と思います。


帰ってきてからダイヤモンドオンラインの山崎センセイの記事をひととおり読んだけど、この都合いいところ取りの激甘認識のまま高速道路を無料化しても、デメリットばかりが目立ちメリットは無い、しかも失敗した時の責任は曖昧。
と鳩山大臣の-25%に共感し交通渋滞が嫌いな一鉄道マニア(それゆえ高速道路無料化は大反対です)は思います。


で、「高速道路無料化」と「CO2マイナス25%」と言ったように政策に矛盾が生じている民主党がこの先生きのこれるか?答えは簡単、「いまあるマニフェストの矛盾点を解消した「新マニフェスト」をぶち上げ、衆議院を解散して再度総選挙をやる。なーにいまやればまだ楽勝ですってw

屋根のヨゴレ2009年10月03日 18:44

マッシュルームクラブ

ホームセンターで、安かったので工作スペース用椅子を買いました。どうみてもスーパーマリオのアレとか某携帯キャリアのアレ(あう使いなのでよく分からないです)っぽいですね。。。
あと抱き枕が安かったので買っちゃいました。こんなスゴイのでは無いですが、マイクロビーズクッションの手触りがナカナカ(・∀・)イイ!!です。


京王・旧型国電の屋根ウエザリング
午後からチマチマと工作。2両編成の6415Fを除いた8両と32系の屋根汚しをしました。黒・茶・グレーを混ぜて色を薄めた(配合比は不明)屋根ウエザリング用塗料をまだらに吹いてみました。ベースがジャーマングレー(タミヤTS-4)の京王は効果てきめんですが、32系(ベースはMr.カラー40のジャーマングレー)の方は全然目立たないです。。。


2016年のオリンピックですが、東京がビリにならなかっただけ良かったと思ってます。それにしても、まさかシカゴが最下位とは思わなかったです。

お台場でバーベキュー2009年10月04日 20:02

潮風公園バーベキュー

去年もやりましたが、今年も以前の職場の同僚と集まってバーベキューをやりました。
自然の中でやるバーベキューは最高です。最高すぎて・・・zzz
ちなみに参加者は自分以外みんな既婚者で、多くがお子様連れでした。自分はひたすら写真係です。



バーベキューの集合時間前、ちょっと時間がありましたので、折角でしたから新型成田エクスプレスに乗ってきました。車両の内装・外装は比較的シンプルでしたが、全然揺れなかったです。椅子のザックリした手触りも個人的には好みで、なかなか快適に過ごせました。

京王6000再組立-172009年10月06日 20:35

サッシ類への色入れ

今日は仕事が定時で上がり、あんまり疲れていなかったので家で工作中です。組みかけの京王6000系も、そろそろ決着をつけないといけません。

さて、赤帯はキット付属のデカールで表現することにして(手抜きです)、車体の色入れです。定石どおり窓サッシに銀色(タミヤエナメルXF-16アルミシルバー)を塗ります。また今回はキットでも表現が目立つ扉の戸当たりゴムに色を入れます。試しにガンダムマーカーのグレーを使ってみました。

自分がキットを組む時はいつもそうしていますが、色入れするところにはみ出るくらいタップリと塗料を載せ、最後にエナメル系専用溶剤で余計な塗料を落としています(写真下)。そうすることで「塗料が廻っていない」系の失敗は防げ、最後の見た目も割とまともになります。
そんな調子でフラットアルミとガンダムマーカーを乾いてから拭き取り・・・・アルコール系溶剤のガンダムマーカーが・・・・エナメル系溶剤では・・・・・落ちません。。。。。

 
 
 
 
 
 
 

OTL

今週の週刊ダイヤモンド2009年10月07日 21:58

今週の週刊ダイヤモンド

今週の週刊ダイヤモンドはJR7社の特集です。思わず買っちゃいました。最近は数年前に始まった「鉄道ブーム」を反映して、こういった経済誌でも鉄道業界を取り上げる事が多いですね。ライバル誌の週刊東洋経済でも6月に鉄道特集をやっています。

で、チラと見たのですが、

  • タイムリーな話題の「高速道路無料化」に始まるJR7社の特集
  • リクルート向け?の鉄道員の仕事特集
  • 経済誌では息抜き的な「大図鑑」
といった記事の中でも、メーンはサブタイトルから分かるとおり「多角化したJRの事業が、実はものすごく競争力が強い件について」という話題です。

世の中はものすごく複雑化しており、鉄道はもはや乗り物だけの世界で考えても問題解決は出来ない(例えば6300円の寝台料金を払う寝台列車。ライバルは新幹線・飛行機・高速バス・ツアーバスの他に、4000円払えば風呂トイレ個室が使えるビジネスホテルも考えなければいけない)と思っています。そういう眼で読めば結論の8割が見えてしまう鉄道雑誌のオピニオンに魅力を感じなくなって久しいです(鉄道雑誌自体買わなくなってしまいまし)。しかし、異質な目で鉄道を取り上げる経済誌で鉄道を取り上げるのを見ると、もともと興味がある事もあり、ついつい買って記事に目を通してしまいます。


で、まぁ見ると凄いですね。多角化に一番積極的なJR東日本の事例で取り上げられていますが、規模はともかく日当たり販売量とか坪あたり効率とか、原単位レベルでの競争力が業界他社を上回っています。JR各社に取材協力を求めている(鉄道員へのインタビュー等)事もあり良い材料を選んで書いているとは思うのですが、まさに「知られざるコングロマリット」です。

まぁアンチJR東日本の人に云わせれば「本業軽視」と言う言い方もできるでしょうけど、私はそうは思いません。
企業として事業の多角化を進めるのは、日本の鉄道業界が歩んできた必然の道。JR東日本が「将来鉄道以外での売上が全体の4割を占めるようになりたい」と発言しているところで、民鉄の中には「現況で既に鉄道以外の売り上げが半分を占めている」会社が複数もあるくらいですから。


また理屈っぽい文章になってしまいました。スミマセン。。。