どんなフユ?ワンダフユ!青森・函館紀行(その1:金曜・土曜日)2010年02月08日 23:59

2月の5日〜7日にかけて、模型仲間と一緒に青森・函館旅行に行ってきました。 きっかけは年明け早々の飲み会。酒を肴に仲間内で飲んでいると 「クロポちゃん俺等と一緒に『あけぼの』乗って『津軽鉄道』乗りにイカネェ?」とお誘い。結構お金がかかる話ですので一瞬たじろぎましたが、「今あるものは今しか乗れない」が信条、酔った勢いでOKしてました。。。 仕事がたてこむ年度末でしたが、連日の遅い時間までの残業を頑張り、出発当日の午後は有給休暇を取る決裁をしている時に「あけぼの運休」のメールが到着。。。。

今回の旅行の目的の大部分が削がれてしまいました。。。。
新幹線で北へ
とはいっても目的全部が無くなった訳ではありませんので、旅行自体は決行。、午後は仕事場から直行して、新幹線が混まないうちにさっさと青森入りしました。
(写真上)お昼はお腹があまり空いていなかったので、宇都宮名物の「元氣いなり」を購入。両は少ないものの玄米の炊き込み御飯の稲荷寿司ですので、食べ応えがかなりあります。おかずを含めて味付けが濃いので、お酒のお供にもいいかもしれません。これで500円ですので、おすすめです。
(写真中・下)新幹線の高架から郡山工場・福島の山形新幹線高架を見ているうちにウトウト・・・朦朧としているうちに青森に到着です。ここで、大学鉄研の先輩で青森在住のK氏(1/10のブログに登場)とT氏とで合流し、飲み会兼土曜日の作戦会議。みんな鉄研OBなので盛り上がりました。。。

で、明けて土曜日。昨日の遅い時間に青森入りしたchikatetu-kanji氏gino-1氏seibu-mania氏ar-2氏のび鉄氏のCKC5人+K氏(日程の都合で案内を引き受けていただきました)との合計7名で珍道中スタート。
雪をいただくステンレスカー
今日の目的は弘南鉄道。ステンレスのエレガントな輝きを放つ東急中古に逢いに行きます。まず青森ー弘前間は、奥羽線の701系電車で移動。大雪の中、全身に雪を纏い疾走する701系電車もなかなか乙なものです(写真上)。到着したら弘南で主に使用されている7000系電車(写真中)もいますが、大鰐線の車庫で構内立入撮影の許可が出ますので、台車まわりが特徴的な名物の6000系電車(写真下)も撮影。雪のつき具合から、普段は運用に入っていない模様ですが、きちんと整備されているようにみられ、いつでも運用に入れそうです。

昭和4年製の雪かき車!
で、そんな中で撮れた貴重な車両がこれ!「鉄道省苗穂工場」謹製の昭和4年製除雪車「キ100」です。やはり除雪専用で使用される、大正12年製電気機関車(ED333、もと西武鉄道)とセットで使用されています。雪が降らないと出番が無い古豪の除雪列車の活躍を思いがけず見れて、あけぼの運休でも旅行を決行して良かったとヒシヒシと思いました。

黒石こみせ通りとつゆ焼きそば
黒石に着いてからはK氏の案内で雁木造りのこみせ通りを見学した後、黒石名物のつゆ焼きそばを頂きます。ソース焼きそばに天ぷら・卵等の具を載せてかつおだしを掛けたものですが、全体がソース香ばしい香味に包まれており、ビールが進みます。
それにしても土曜日はものすごい大雪で、路面も白い圧雪状態。転んでばかりで歩くのもままなりません。

函館へ
K氏と分かれた後、酒の酔いでウトウトしながら青函連絡船で函館入り。今晩はここに泊まります。