CKC新年会@修善寺花月園〜花月園貨物線の魅力〜2013年01月13日 23:29

1月14日朝、加筆修正しております。

1月12日(土)・13日(日)と、CKCモデラーズ倶楽部の新年会が修善寺温泉「花月園」で行われましたので、参加してきました。
貸しレイアウトのある宿「修善寺花月園」

読者の方は既にご存知の方も多いと思われますが、ここの名物は、「貸しレイアウト」のビジネスモデルが出来る前から存在していた「貸しレイアウト」。宿泊客なら誰でも、憧れだった大スケールの風景付き固定式レイアウトを楽しめます。
花月園の貸しレイアウト
今回の新年会は、12日(土)・13日(日)の2日間行われましたが、初日は仕事疲れが出たのか運転疲れが出たのか(渋滞の影響があり遅れて到着しました)、宿に着くなり大爆睡。。。。
大レイアウトでの運転は13日朝、早起きして楽しんできました。
大カーブを走るEF510牽引のタンク列車
今回は、4路線あるうちの「貨物線(駅にホームが無く 、別な場所に貨物駅がある)」を借りましたので、貨物列車主体で遊んできました。
まずは今回の新年会の行きがけに思わず衝動買いしたEF510-500(トミー)。実車は旅客用の機関車ですが、常磐線・武蔵野線はこのナリのまま貨物列車を引いています。
今回の新年会では、最近走らせていない車両をいろいろ持って来たのですが、古い車両が国鉄時代の古い車両ばかりの中で平成生まれの緑色のタンク車(タキ1000、タキ43000)が数両いましたので、これを組み合わせて石油輸送列車に仕立てました。

EF64重連の貨物列車
こちらは同じ緑色のタンク車 ですが、牽引機を中央線のEF64に交換したものです。
EF64はトミーの古い製品(1980年代から製造が始まったもの)をそのまま大事に使い続けているもので、ディティールは今見ればかなり素朴なものの動力車はずっしりと重く牽引力もかなり期待できます。
EF64重連+緑色のタンク車は、少し前の中央線の貨物列車そのままの姿です。
花月園のレイアウト(結構勾配がきつい)のも相まって、実車さながらの姿で山道を上り下りする姿はたまりません。

花月園レイアウト貨物線の貨物駅
花月園のNゲージレイアウトは、手前側が凝ったコントロールボードになっており本線2線+貨物線+私鉄線の全路線をコントロールする構造です。
そのコントロールボードに面して旅客駅があるのですが、貨物線のみは旅客駅をスルーして一段奥に貨物駅があります。単線の貨物線ながら列車交換が可能な配線+3線のコンテナヤードがあります。ヤードには連結器切り離し用マグネットもあり、非常に凝った造りですが、残念ながらコントロールボードから離れているうえに破損している箇所が多く、今では凝った遊びはほとんど出来なくなってしまっています。
それでも、雰囲気は抜群。貨物駅で飯田線の荷物列車が待機しています。

朝の貨物線を走る荷物列車
花月園のレイアウトで一番好きなのが、朝の時間帯に眩しい朝日がレイアウト左手から差し込んでくるところ。後光を浴びて大カーブを曲がって中央駅に入ってくるシーンがたまらなく好きです。
ちょうど夜通し走って若干くたびれたような、EF58牽引の荷物専用列車が走ってきました。旅客の手荷物や小荷物を運ぶ旅客列車ですが、中には貨車そのものの外観の車両も混じっています。

貨物線を走る湘南新宿ライン
ちょうど朝日が射す朝の貨物線を、整備したばかりの湘南新宿ラインが駆け抜けて行きます。
この列車も貨物列車の減便・迂回線の完成で余裕ができた貨物線を運行するもので、現代の貨物線の主役になってしまっています。
15両のフル編成は圧倒的でボリューム感があり走らせて満足できるものですが、花月園のレイアウトは坂がきついことから、概ね10両以上で走らせる場合、動力車を2両に増やす必要がありそうです。(この湘南新宿ラインも、坂の場所でいつも空転していました。15両編成ですと勢いをつけて空転を続けてようやく登り切っていました)

貨物線を走る急行「つくばね」
同じ後光が射すアングルで、今度は455系急行つくばねを出してみました。
この列車も貨物線にゆかりがあるもので、小山駅の少し南にかつて存在した、東北本線東京方向から水戸線に直通する貨物線を経由して(小山駅は経由せずに)上野と水戸線とを連絡していました。
きつい左カーブが小山の貨物線を想像させてくれて好感が持てます。

そんなこんなで延べ3時間程度ですが、花月園レイアウトの貨物線を堪能しました。何度かお世話になっている花月園ですが、いろいろある中でも今回行ってみてもいろいろな再発見があって面白かったです。

最後、昼食は沼津港まで出て魚河岸料理「丸天 」でいただきました。注文は全員そろって限定の「丸天丼」。
丸天丼
新鮮な海鮮丼で、桜海老と生シラスが静岡的です。
伊豆名産と思われるワサビをたっぷり溶かした醤油をかけて、美味しくいただきました。
あともうⅠ品。テーブル中央にそびえたつ「タワー」こと、かき揚げもテーブルでⅠ品追加して、全員でシェアしました。1人前だと尋常ではない量ですが、このくらいなら胃もたれせず美味しく食べられそうです。

かくして新年会は無事終了。昼解散でしたが、帰りは寄り道したり道路の渋滞に巻き込まれ、夜の9時頃の帰宅となってしまいました。家事をやり切ってブログの記事を書いているうちに寝落ち・・・。

ともあれ、幹事の赤緑氏はじめ参加された皆様お疲れ様でした。
今年もよい1年を。

平成の世に蘇った栄光の「P」〜EF510-5002013年01月14日 19:17

昨日までのオフ会では、走らせる機会に乏しく長らく家で暇こいていた車両を多く持って行きましたが、その多くが直流形の「青い」電気機関車でした。
その中で1両、青いのは青いのですが、ちょっと「長らく暇こいていた」というのはモダンすぎる機関車が混じっていた事に、気がついた方がいらっしゃると思います。
EF510

それが EF510-500北斗星牽引機(トミーテック)。今回のオフ会の予算で衝動買いしたものです。安中貨物のオトモとして、かねがね欲しいと思っていたのですが、逝っちゃいました。
実車は「北斗星」「カシオペア」の牽引機として活躍してきたEF81の老朽化に伴う代替機として2009年に登場した機関車です。JR貨物が開発したEF510をベースにJR東日本で使う装備を追加して製造した機関車ですが、EF60,EF65で有名になった特急列車用装備を 持つ「500番台」を堂々と継承した、名実ともに現代における「特急用機関車」として、寝台特急から貨物列車まで期待された役割を裏切らない活躍しています。

去年結婚と引っ越しをして以降、模型屋さんに出掛けること自体の頻度が減っており、これから春にかけて慌ただしくなるであろう仕事の事も頭をよぎり、鉄道模型の買い物自体が困難になるのでは?と変に思い詰めてしまい、行きがけに別の部品を買った模型屋で購入してきました。コストパフォーマンスの点でも納得しています。
丁度1年前の去年の冬は、アレとかアレとかヤフオクで いろいろ落としていた(模型店に行けなくても鉄道模型にカネを突っ込んでいた記憶はすっかり無くなっています)ような気もしますが、 仕上がった機関車が素敵なので、まぁいいでしょう。
ただ、仕上げるまでがちょっと大変で、別付けのパーツが多い(手すり、信号煙管、ホイッスル、無線アンテナ)のはちょっと面倒だと思いました(作る楽しみ一杯?な完成品でした)。車両整備用にカッター・ゴム系接着剤・爪楊枝は持って行ったので一応完成板に持って行けたのですが、これからはメンテナンスキットにピンセットやラジオニッパーを用意しなければならなさそうです。
EF510-500
オフ会から帰宅した翌朝、仕上がった機関車を見て勇気をいただいてから休日出勤して仕事してきました。

ニュースの裏を読む技術2013年01月17日 21:21

「ニュースの裏を読む技術(深澤真紀)」をいま注文しました。

言葉を発案した本人の意図すら尊重されず(もっというと無視して)、言葉は世の中に広まって行くもの。その「過ち」を二度と繰り返さないよう、自省と他省の意味を込めて、怒りに狂う心を鎮めつつ読み込んでみようと思います。

寒いですから2013年01月18日 23:54

寂しい週末

金曜日。

奥様が風邪を引いた模様で、残業を途中で切り上げて帰ってきました。
ゴハン作って食べさせて寝せて、明日のごはん作ってから仕事にまつわる考え事を一人悶々と考え込んで今に至る。卓上のEF510-500が寂しそうです。
今週のウィークデイも工作しないまま終わりそうです。。。

みどりの山手線2013年01月19日 08:09

おはようございます。まだ布団の中ですが 泥酔鉄道のお時間です。

さて、今週起きた出来事の中でも明るいニュースとして「みどりの山手線」復活、が挙げられるのではないでしょうか。
自分も朝のニュースで見てビックリ。ちょうど今年は「みどりの山手線」のはしりとなった103系電車が登場して50周年となるため、その記念列車とのことです。
(それにしても同年登場の鉄道車両といえば、小田急NSEロマンスカー(3100系)、京王5000系、東武8000系、ED75形電気機関車、あと1年待てば東海道新幹線・・・本当に半世紀も前の出来事とは思えないです。)

山手線100周年記念「茶色い山手線」の時のような広告も無く、側面の車両番号に至るまで(!)側面はバッチリ昔の山手線の雰囲気が再現されています。

そんなほのぼのニュースを聞いて思い出したのがこの写真。
「みどりの山手線」看板(御徒町)
御徒町アメ横の某店にあった看板ですが、上に書いてある「山手線」が、まさかリアルで実現するとは思っていませんでした。