春の行楽シーズン/オフピーク青森の旅01:あけぼの号2013年04月21日 21:17


あけぼの号
行楽シーズンにはちょっと早いのですが、 連休中のトップシーズンは混んでいるので、オフピークも心がけて今週土日に1泊2日の青森旅行に行ってきました。

あけぼの高崎入線
19日金曜日、ブログ記事を書いてからすぐ出発。予定通り高崎から「あけぼの」に乗り込みました。待望の寝台列車です。

あけぼの高崎発車
高崎発で各方面への終電車が行き来する時間帯で、金曜の夜ということもあり、多少アルコールの入った帰宅客が賑賑しいです。車内に納まり、寝具をセットしてから、ここでしか着れないJR柄の浴衣に着替えて、今回の旅行の無事を願って乾杯。
今回の旅行に全行程同行した妻は、修学旅行で青森〜上野間で寝台列車に乗って以来との事ですが、こうして杯を交わせるのも「大人の醍醐味」です。
かんぱい@寝台車

軽く(?)呑んでいるうちに列車は水上を出発。寝付けないのでもう1杯。寝台車横の補助椅子に座ってボーッとしているうちに夜が更けて行きます。トンネルを出た土樽あたりは雪が残っていました。布団に戻り、気がついたら長岡でした。そのままウトウトと就寝。。。

翌朝、乗り込んだ「あけぼの号」の最後尾から撮った写真。正確には自分が寝ている間に奥様がレディースカーになっている最後尾に突入して撮ったものです。前の「はやぶさ」でも堪能した「これ」が女性の特権とは・・・ちょっと悔しいです。


途中鶴岡とかで寝たり起きたりを繰り返していました。秋田県に入ったあたりで夜明け。寝台車から見る朝日が綺麗でした。
混み方はざっとみて3〜4割くらいの乗車率でしょうか、号車によっては結構空いている寝台が多かったです。ノビノビ座席(寝台車をそのまま座席車として使用。寝具はつかないものの寝台車同様横になれる)はほぼ満席でした。
朝の寝台車

そのまま寝具を剝ぎ、起きて来た嫁と1時間ほど座席でくつろぎました。秋田までは日本海沿いの羽越本線を走りまう。朝日に照らされ日本海 は綺麗で、多くの乗客は窓の外を見ていました。
日本海

1晩堪能したB寝台は写真のような感じです(空き寝台を撮影)。寝台の幅は70センチでそこそこ広いです。ここにシーツ、毛布、浴衣をセットします。ただの向かい合わせの座席ですが、座席の座面が広いので、昼間座っていて楽です。
この車両をそのままつかった昼行列車とか、結構ヨーロッパ調の個室みたいに楽しめるかもしれません。
B寝台

これから乗るリゾートしらかみへの接続を含め、庄内・秋田地方に早い時間に発着できる寝台列車。クラシックな昔ながらの旅情感溢れる旅も楽しめますので、もっとこのあたりも「売り」にした旅行商品が多くなってもいいのかもしれません。