再会「平成のオシ16」 ― 2015年05月25日 22:25
odoriba96氏がオシ16完成品を購入した記事を読んで、いいなと思えたのがその内装。
車体中央にカウンターがあり、バーテンさんがいろいろお酒やおつまみを出してくれる、それを受け取って夜汽車の車窓とジョイント音を肴に呷る・・・
素敵すぎます。
もっとも、夜行急行列車からの食堂車全廃のあおりを受けて、自分が産まれる前には廃止されていました。
しかし、談話室ともビュフェとも言えるオシ16のコンセプトは、1980年代の夜行特急列車で復活を遂げます。その極北が、平成元年に登場した「夢空間」のオハフ25ではないでしょうか。
という事で久々にららぽーと新三郷のオハフ25に会いに行きました。
車内の座席配置はより豪華なソファになっておりピアノまでありますが、車両中央のカウンターの造りなど、オシ16の再来とも言えそうです。
ただ、見たところカウンター内は狭く、特にここで用意できるフード類は電気レンジ搭載のオシ16よりも少なさそうです。
車内のはずむ会話をよそに一人カウンターに凭れて水割りをゆっくり戴く、独身末期になりそんなシチュエーションに憧れるようになりましたが、稼働率は歳を追うごとに落ち、平成元年の新造にも関わらず早くに廃止されています。
そして近撮。去年見かけたときよりもボロ化が進行しているような。。。
青一色でいいので板金して塗り直してあげて欲しいです。
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