十数年振りの京王線2015年06月27日 19:18

今日は、完徹明けの大変爽やかな朝を迎えました。
仕事でメロメロになった状態であれば、外は雨でも湿度が高くても、「娑婆」は北島なりに「超気持ちいー!」でした。
眠くて夢うつつのまま歯医者に行き、所用があったためそのまま都心を横切って三鷹へ。
もう20年も昔のことですが、大学の6年間(スカタン学生だったので4年で卒業できなかったのです)、毎日通学で京王線に乗っており、調布〜新宿の列車が行き交う様子とか、いまでもソラで脳裏によぎらせることができるくらいしっかり覚えています。
先週のモジュールオフの影響でしょうか、無性に京王線に乗りたくなり、バスにとって調布まで来ました。

しかし、そんな曾遊の地であるはずの調布駅は、すっかり様子が変わっていました。
どうみても地下駅です。本当にありがとうございました。

北口駅前のパルコと小田急バスのあたりは、20年前の様子をとどめていますが、それにしても駅が丸ごと地上から追い出されたので、あるべきものがあるべきところに無いような居心地の悪さを感じます。

そのまま京王特急に乗って都心に戻ります。煩いインバータ音と唸るようなWNギア音を撒き散らしながら、アパートの軒先すれすれを高速で驀進する特急の走りは昔と変わりませんでした(今なお「急行灯」を使用している様子も)が、ATC化が行われ線路際の信号がなくなり、にもかかわらず高密度運転は昔から変わらないため、信号なしで前の電車と追突しそうなくらい近づく様子など、なかなかスリリングです。まるでCKCの運転会を走る列車をみているようで、みている方がハラハラします。
それでも列車本数が増えたせいか、以前よりも先行列車に頭を抑えられて走ることが増えたような気がします。

特急列車は明大前を過ぎ笹塚を過ぎ、京王線のクライマックス、新宿のトンネルに入ります。地下鉄と直通する新線と立体交差すること、もう都心まで間もないことから、ビルの谷間を単線の線路が潜っていく、模型映えする様子は20年前と変わりません。

久しぶりに京王線を満喫。
でも、自分の知っている5000とか6000とかが主役ではなく、なんだか人間以外の別の文明が列車運転を取り仕切っているようで、沿線風景も走りも同じなのに、別の路線になったみたいです。

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