おかえり北斗星03-カプラー問題2015年09月20日 11:02

読者の方の中には、確か「泥酔鉄道でも北斗星は既に編成が揃っているんじゃね?」と思われた方もいると思われます。
2年前に友人から北斗星を譲っていただき、大事に走らせていたのですが、走らせているうちに気になる点が出てきました。
車両間のカプラーがアーノルドカプラーではなく、車体に取り付ける「ボディマウントナックルカプラー」だった事です。

確かに、連結面周りはリアルですし、ステップや様々な車端パーツも表現できるし、素晴らしい出来。なのですが。
車両を並べる際、1両1両の連結器をカチカチ嵌めて行かなければならず、どうしても手間が出てしまいます。貸しレイアウトのような広い空間で、手元以外に行きにくい場合は、手元で連結できない事が結構なストレスになってしまいます。
しかも自分のせっかちな性格(貸しレイアウトで走らせていても、人より短時間で満足してしまい線路から下ろしたくなる)もあり、どうしても「ボディマウントナックルカプラー」の気になる点がより強く気になってしまいます。
また、カプラーに「遊び」がなく編成の連結が一体となることから、機関車と客車の間の連結に負担がかかり、負担に耐えられず客車編成まるごと切り離し、ということも時々起きました。

そんな事がずっと気になり、さてどうしたものか考えているうちに、トミックスの客車は引き続き台車マウントのアーノルドカプラーを使用している事を思い出しました。
カプラーが簡単に切れないよう個別に調整する必要はありますが、長い編成の場合はボディマウントナックルカプラーで喪われたアーノルドカプラーの扱いやすさが案外馬鹿にできません。

大好きな編成ですしギャラリー映えもする列車でしたが、どうしてもカプラー問題が気になってしまい、結局KATOの北斗星は手放してしまい、代わりにトミックスの「さよなら北斗星」を購入することにしました。