サウスショア線の2階建電車27-床下の工作2015年10月11日 22:15

10日ほど放っていましたが、いよいよサウスショア線2階建電車も、いよいよ終章です

まず窓ガラスを車体にはめ込みます。窓ガラスは元のMetra客車のグリーンガラスを使用(実車はスモークガラスです)。位置を移設した中扉周りと、扉を増設した車端部は、一旦窓ガラス成形品から切り出し、木工用ボンドで固定します。

引き続き下回りの工作。連結器はアーノルドカプラーを使用します。ただ、長い車体に合うように、連結器を長い位置で固定する必要があります。軟質プラスチックの台車で接着剤が効かないので、プラ屑を熱して溶かして連結器を固定。史上最もやる気のないアーノルドカプラー固定法です。
車体に一定のめどがついたところで、床下機器の工作。
手持ちの床下機器(GM・鉄道コレクション)から、本当に適当にジャンクパーツを選んで取り付けました。一応、実車としてちゃんと走れるよう機器を積むつもりで、冷却部の目立つインバータ機器箱(旧型客車のクーラーを使用)、コンプレッサー(旧型客車のエアコン用発電機のエンジンを使用)、抵抗器(実車の写真には載っていました。多分回生ブレーキが効かない時用の発電ブレーキ用)、MG(実車は世代的にSIVのはず。旧型客車のMG)を積みました。また2両ぶんで機器の搭載位置がだいたい同じようになるようにしたつもりです。

床下機器取付終了。

まだ試運転しておらず、車体の高さもあっていませんが、2両編成が形になりました。あしたは試運転です。去年冬の着工から1年経っていますが、そろそろ終点が見えてきました。

関東鉄道キハ2100入線2015年10月12日 09:15

前回の続きですが、鉄道コレクションの、関東鉄道キハ2100の整備が終わり、走らせられるようになりました。

まず、車輪の側面をライトグレーに塗装。今回はガルグレーを使用しましたが、もう少し濃いグレーの方が台車の色調と合いさそうです。

トレーラーにはウェイトを装着。鉄道コレクション走行用パーツではなく、製作中のサウスショア線電車に使ったKATOの客車用ウェイトが余っていましたので、そのまま転用。エポキシ系接着剤で車内に固定します。
合わせて、前回の工作でカプラーポケットの接着位置を間違えて駄目にした台車を作り直しました。

前面の連結面には予定通り、KATOキハ35からもぎり取ってきた車体マウントカプラーをエポキシ系接着剤でとめます。スカートもカプラーに直に接着。 小さなスカートですが、カプラーの首振りには影響ありません。

動力ユニットは、製品付属の両面テープで固定しますが、その前に高さの再確認をします。

関東鉄道キハ2100
かくして、完成。
自分が馴染みのある関東鉄道の気動車は、終点の下館駅で日向ぼっこをしながらけだるく発車待ちをしている「取手行き」ですので、方向幕は製品の「取手」のまま。

後ろにキハ350等を連結すれば、それだけで4両〜5両からなる、朝の輸送力列車として遊べます。

サウスショア線の2階建電車28-上下合体2015年10月13日 05:55

3連休の最終日は、買い物をしてちょっと工作をして、あとはひたすら寝ていました。
そのせいか、今朝は早い時間に目が醒めてしまいました。さてどうしたものか。

そんな訳で、先が見えてきたサウスショア線電車です。(今回入れてあと3回の記事アップで完成の見通しです)
昨日は朝から上回りと下回りとを合体させて、試運転です。

とりあえず走るのはちゃんと走るのですが、どうも心なしかギクシャクしたり、前進時にヘッッドライトが点かなかったりするので、動力系を分解して点検。

動力ユニットの給電・通電系の機嫌が悪い様子ですが、細かい原因はわかりません。前後台車間の引き通しもできていなさそう(接着剤が金属パーツの接着面に廻った?)ですし、通電用の銅線とプリント基板とを連結する、菱形のパンタグラフ状の通電パーツ(ライトスイッチおよびDCCデコーダ設置準備位置にある奴)の接触も悪そうです。

通電関係の再調整は、Assyで売っている通電パーツを買い換えてからにして、とりあえずは走るので、今回はこのまま完成させることにしました。

合わせて車端部の扉のところに階段を設置。カプラーと干渉するため、実車通りの階段(本物の階段のように奥まったもの)は付けられないですが、形が似ているPlastructの階段をシルバーに塗装し、3段分だけ切り出して、瞬間接着剤で接着します。
これで運転させて、いろいろ支障物に引っかからないか試してみます(引っかかったらその時点で階段を切断します)。

それにしても、加工した扉部分で顕著ですが、シルバー仕上げにすると表面の凹凸や仕上げ漏らしが顕著に分かってしまいます。
別付け部分は、塗装後に取り付けてもおかしくならない程度により綺麗に仕上げてから、取り付けをするようにした方が良さそうです。今回の工作の一番の反省点。。。

アメ車っぽいのを作ってみました。2015年10月14日 07:01

昨日は、早く帰ってきてバタンキューでした。

3連休で、少し変わったモノを作っていました。
GM客車キットに漏れなく冷房発電用エンジンがついてきて結構余らせている人は多いと思います。床下機器のコンプレッサーに転用したり(エンジンと発電機なので、逆に動作させればモーターと空気圧縮機になるはず)、錆色に塗って車庫やガレージの片隅に放置して小林信夫イラスト風の情景作りに使ったり、特徴的なディテールなので結構使い道はあるように思います。

今回は、これを使って、手持ちのカーコレを思いつきで加工。
現物あわせでエンジンのフレームを切り、コテコテの銀色で塗装。ボンネットを切って、敢えてエンジンのヘッドがはみ出すように接着。
ホットロッド風改造アメ車を目指しましたが、ベースにしたのが家に余っていたセリカXXですので、アメ車でもJDMでも旧車會風でもなく、「よろしくメカドック」のコスプレのようになってしまいました。

それでも漫画的で、思いのほか好ましいように思います。

サウスショア線の2階建電車29-レタリング2015年10月17日 11:08

昨日帰ってきてから、今までの間、サウスショア線電車のレタリングを張っていました。

この電車には、車体側面に「NICTD(インディアナ州北部通勤輸送公団)」のロゴが、車体前面と出入り口に「South shore line」のロゴが入っています。NICTDのホームページを参考にしながら、エクセルで再現しました。

最初、クリアデカールにインクジェットプリンタを吹いて再現できるかと思いやってみました(写真上)が、デカールが滲んでしまい断念。印刷前に滲み止め、印刷後にクリアーを吹いたのですが、だめでした。
そのため、レタリングは紙にプリントして車体に貼り付ける方法とします。
ベースは、ステンレスのシルバーに馴染むように薄いグレーとします。
写真下左のNICTDの背景はエクセルの5%グレー、写真下右は15%グレー。シルバーと色調差の少ない15%グレーを採用しました。
旧作のワキ8000、ワサフ8000の時も同じような工法(この時は25%グレー)を使い、思いのほか違和感なく仕上がったので、今回も味をしめて採用です。

綺麗めの白紙に、「NICTD」「South shore line」「車番」を印刷し、裏面に両面テープを貼ってから切り出し、切断面をポスカの銀でタッチアップしてから車体に貼り付けます。
車番は、いろいろヘタレて来たので実在する車両の番号を付ける勇気がなく、14両ある実車の続き番の「315-316」にしました。数字は名鉄の時計文字とよく似た「ENGRAVERS MT BOLD」で印刷します。

ここまでくれば完成のようなものですが、今日はこれから所用で外出、明日は休日出勤ですので、竣工は明日の夜になりそうです。