新聞輸送列車を宇都宮で見る2016年03月19日 15:39

ここ最近、仕事の追い込みで、金曜日は泊まって仕事し、土曜日夕方に帰宅することが日常になっています。
今日も絞り尽くしてフラフラの状態で帰宅。

帰り際にちょうど時間が合ったので、いままでも何度かブログで取り上げた、宇都宮線の新聞輸送を眺めてきました。
宇都宮線の新聞輸送列車
都内で印刷された夕刊は、上野13時8分発の普通列車で各駅に止まりながら宇都宮まで運ばれてきます。
去年までは黒磯行きの普通列車に積んでそのまま新聞を運んでいましたが、上野東京ライン開業の影響を受けて、宇都宮で積み替える事になりました。

この列車、宇都宮には、テルハ(荷物用エレベーター)の無い7番線に到着します。いまもテルハ用のデッキは残っていますが、中の機械は撤去された模様です。どうやって線路を跨いで他のホームに運ぶのでしょうか。
ホームには新聞を列車から降ろす職員氏が待機しています。

7番線に上野からの列車が到着。

列車から手際よく新聞の束を降ろし、手押し台車に積み替えます。
その数はざっと見て台車山盛り3杯強、といったところでしょうか。
色刷りのスポーツ新聞が目立ちます。

降ろされた新聞の中には、矢板・西那須野・黒磯で配られるものもあり、どうやって次の黒磯行きが出る5番線に運ぶのか、後を追って見てみると。
わざわざ階段で一旦荷物を降ろして、手で担ぎ上げていました。「昔ながらの〜」を通り越して、職員の負担が少なくなるもっと合理的な方法がありそうに思えます。
いやむしろ新聞の購読者が減り、とりわけ夕刊を読む人が減っており、これで済むようになったのかもしれません。
何だか、新聞離れの世の中を、こんな形でも見たような気がします。

さて普通黒磯行きが到着。カゴ型コンテナに積み替えてホームに着いた新聞は、列車の一番最後部に積まれて北に向かって行きました。

※3/20 6:35にリンク追加&若干の文言修正

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
ひらがなで以下の8文字を入力してください
でいすいてつどう

コメント:

トラックバック