荷物電車(70系のオトモ&北関東用荷電)30:とうとう完成しました。2016年06月26日 05:56

昨日はずっと荷物電車の仕上げ工作を行い、ようやくクモユニ74とクモユニ82の2両が完成しました。
最初にクモユニ74を入手したのが、2012年新年会のがるばオフでしたので、足掛け4年かかった事になります。
クモユニ74については東海道線・房総各線のイメージが強く、使い道があまりないと思っていたところでした。しかし、調べてみれば高崎線用の200番台がいることがわかり、さらに一部は後継のクモユニ82と合わせて、両毛線を一周できるよう両渡りに改造された車両もおり、宇都宮線新聞輸送の先輩であることがわかって俄然やる気が上がりました。

一冊で完結する資料を入手できなかったこと、実車が改造工場によりちょっとずつ異なるバリエーションがあること、古いキットで直しながらの工作が多かったことから、作り始めたらどんどん思い入れが強くなって、いろいろと欲も出てしまいました。

あと、並べてみると、デビューに10年の時間差があるクモユニ74とクモユニ82との微妙な違いも表現できたように思います。
早速ミニミニレイアウトで試運転。北関東ならではの枯れた風景を走ります。
カブラーも台車マウントにしたおかげで、無理なくR140のカーブを曲がります。

今回サブタイトルに「70系のオトモ」とつけた通り、両毛線をイメージして70系と連結。シルヘッダーの目立つ横須賀色の旧型国電に対し、湘南色のモダンな荷物車が「ザ・国鉄」といった感じで面白いです。

さて、クモユニ74は「新旧世代交替」として、クモユニ81とセットで頂いたものです。
相棒のクモユニ81は入手してから半年で、早々に飯田線のクモニ83100として仕上げましたが、クモユニ74も今回ロールアップ。しかしながら、クモユニ81もクモユニ74も新旧世代交替の舞台となった東海道線とは関係の薄い姿になってしまいました。
「うちで新旧世代交替を作ったらこんなんなりました」と関係各位に見てもらいたい気持ちが湧いてきます。

最後に、上越線風雪山モジュールに置いて記念写真。
耐寒装備その他をゴテゴテつけたこともあり、すごく雪景色に合う電車になりました。

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