関鉄のゼロ02-車体と屋根の粗工作2016年09月21日 07:45

さて、種車も揃ったことで、関東鉄道キハ0の工作開始です。
もと下館住まいとして、かねてから欲しいと思っていた車両でしたが、改造するにもちょうど良いベース車両が無く、今までずっと手がつかずにいました。
(改造のベースとして、東急7000の側面なんかを買い集めていました)
まず前面の工作。
ベースのキハ310は前面の方向幕部分が凸型になっているのに対し(以前はここにライトがありました)、最初から方向幕のあるキハ0はこの部分は平面です。
方向幕部分の表現に迷った結果、営団3000系パーツのオデコ周りを移植することにしました。関東鉄道に比べオデコが広いですが、削って寸法を調整でき、ベースのキハ310同様方向幕のガラス部が僅かに凹になっているのを再現できます。

目分量で方向巻周りを切り出し、モールドに付かないようたっぷりパテ盛りして、余分なパテを電動ヤスリで削って整形します。
思ったより簡単に出来ました。

合わせて、キハ310にはあった縦樋もキハ0には無いので、乗務員扉に気をつけながら一緒に削ります。

屋根は、非冷房車ですので、屋根真ん中のクーラーを撤去し、取り付け穴も埋めます。
クーラー撤去部には丸いグローブベンチレーターを2個増設しますが、もとから付いていたのも増設と同じものに交換するため、不要になる台座モールドを削ります。
太い金工ヤスリで大まかに削ってから、400番の電動ヤスリで細かく削って形を出します。
このあと、車体と屋根とをより細かいヤスリで削り、表面を仕上げます。