鹿島鉄道・筑波鉄道キハの工作-09 色を入れないHゴムの色入れ2017年01月18日 00:08

<strike>KOREAN MAX</strike>GREEN MAXのクラフツマンズマニュアル(1985)では、「烏口」推しがすごく、Hゴムの色入れのみならず、ツートンカラーの塗り分けも、烏口を使って筆塗りで綺麗に塗り分ける技法が紹介されてます。
そんな訳で、塗装が決まったあとは、烏口を使って鹿島鉄道のバス窓の色入れ。

しかしバス窓のHゴムがシャープで細過ぎるせいか、自分の技術ではうまく色が入りません。
どうやってもはみ出してしまい、はみ出した塗料を削ったり上からクリームを上塗りしているうちに見苦しくなってきてしまいます。

そこで何か昔の本(多分グリーンマックスのカタログかTMSの小林信夫氏の記事か)で見た、「削ってプラ生地を露出させてHゴムの色入れに見立てる」技法を試してみました。
Hゴム以外の場所をマスキングした後、1000番以上の細かい紙やすり(今回は1000番の電動ヤスリ)で、Hゴム部の塗料を落とします。

結果は写真上の通り、烏口での色入れ(写真下)に比べて大変シャープに仕上がりました。
鹿島鉄道も、この方法でHゴムを表現するため、車体上半分は次の週末に塗り替えです。