DBAG143型電気機関車のNゲージ模型が入線しました。2020年05月02日 16:22

コロナ禍の関係で閉じこもりの週末。現実世界の徘徊がままならずネットの世界の徘徊が続いております。
そんなある日、久しぶりにヤフオクをポチポチしていると、大好きだったドイツ鉄道143型電気機関車のNゲージ模型が、手の届きそうな価格(2万円弱)で出品されていました。
ヤフオクの使い方を思い出す目的も兼ねて、久しぶりに入札した結果、無事に予算の範囲内で落札。旧東ドイツ国鉄色でDBAGロゴという今ではなかなか見ないEpockⅣ〜Ⅴ時代の製品(それも時代設定が限られる)だったのが幸いした模様です。

落札後の次の休日は、工作はお休みして、部屋に線路を敷き回して着弾したBR143を走らせてニヨニヨしていました。
旧東ドイツ製の扱いが難しそうな機関車でしたが、両数が多かったこととが幸いしてドイツ統一後にドイツ全土にばら撒かれ、普通列車から急行列車まで、どこでも見られる標準的な機関車として活躍しました。
模型でも、牽く客車を変えれば、何時間でも遊んでいられます。
(写真左上)クリームと緑の東ドイツ型客車を牽かせて東ドイツの急行列車にします。東ドイツ製の客車もドイツ統一後に全土にばら撒かれて普通列車等で重用されたことから、西ドイツ製の近郊用客車と混結させて遊ぶこともできます。
(写真右上)ミントグリーン濃淡の帯を巻いた2階建客車と連結して、1990年代後半風の普通列車で遊びます。曲がりくねった線路も含め、気分はドイツ南西部のヘレンタール線にも見えます。
(写真右下)濃淡ブルーのインターレギオ(急行)客車を牽かせてみました。最高速度120km/hの143型電気機関車に急行はあまり似合わないかもしれませんが、旧東ドイツ域ではこんな列車もあったのかもしれません。
(写真右下)東ドイツ製の242型電気機関車と並べて1枚。同じ東ドイツ製の242型電気機関車と比べると、設計時期が遅いことによるモダンなデザインが目を引きます。

最後に実車の写真を。97年9月にフライブルグ駅で撮影したもので、番号は143 916-5号機です。ミントグリーンの2階建客車を牽いて、急勾配路線のヘレンタール線に向かう列車です。

安くはありませんでした(同じ車両の模型でHOゲージの方が安かったです)が、良い買い物でした♪
これで、1990年代後半のドイツ旅行を、いつでもいつまでも追体験できます。