鉄道模型工作で振り返る弊ブログの2021年2021年12月31日 09:20


今年も、収まることを知らぬコロナ禍に振り回されましたが、その一方でワクチン接種も進み感染者数を減ってきており一安心です。そんな中懸案だった東京オリンピック・パラリンピックも無観客ながら無事に開催され、とりあえず光が見えてきたよう気もします。

今年落成した車両は合計で15両と、昨年に続いての大量竣工となりました。質の方は相変わらず手先が不器用でアレながらも、模型仲間との競作にチャレンジしたり、手が進まず長年積みキット状態だった車両にも手をつけ始め、こちらも先行きが明るいと思っています。

ツイッターで開催された#2021新春荷電祭りに参加して作った2両。今となっては前照灯が点くマイクロエースの完成品もありますが、今回はキット競作のコンセプトに合わせ、グリーンマックスのクモニ83・クモユニ82をベースに組み立てたものです。
キット組みにあたって、ディティーリングもいろいろやっており、中でも前面手摺りの別体化に初めて挑戦しました。その効果はてきめんです。
荷電祭り自体で多くの車両が出来た模様で、それらの車両との共演も、いつかできればいいなと思っています。

かつて、世界はアメリカのBudd社というオールステンレスが特徴の鉄道車両メーカーがあり、日本の東急車両を含め世界に技術を供与し、それを受けた会社は「バッド・ファミリー」と呼ばれていました。
フランスでもその血を継いだ車両が大量に生産され、近郊列車等で全土に渡って活躍していました。
その近郊列車を「同じバッド・ファミリーのオールステンレス車である東急7000の改造で作れるんじゃね?」と思って、同車のキットの側板を買い集めて幾数年。
低床構造の台車も含めて、どうにか完成させることが出来ました。

こちらもストック品の整備。ジャンクで買い集めたKATOとトミックスの製品に、メーカー間の差異をできるだけ少なくなるよう、屋根と床下・台車を塗装したものです。工作は1日で終わりました。
実車は鹿島線の4両編成をイメージしております。

こちらもストック品の整備。115系Y350編成Y1042編成と組んで15両編成にして遊ぶ用の中間車を先行して組んだものです。あわせて、学生時代に組んだ403系電車のリメイクとして、サハ115非冷房車に仕立て直したものです。
KATOの完成品加工とグリーンマックスのキット組ですが、さすがに20年以上も鉄道模型加工をしていれば不器用ながらもそれなりに見れるところが増えているのを実感する反面、まだまだ精進しなければならないところが多々見られます。
この中間車に組み合わせられる先頭車も、加工の工法を確率して早く組んであげたいところです。

今年の工作・ブログ更新はこれで終わりです。
改めまして、今年1年、弊ブログをご覧いただきありがとうございました。 
よいお年をお迎えください。