2022大糸線の旧型国電10-クハ55435の工作その12022年06月11日 17:24

大糸線では多数を占めていたクハ55400。名物のサハ57改造車ですが、いかにも中間妻面にそのまま運転台を付けましたといった感じの前面造形が好きになれないので、原型に似た前面を持つ車両の中からクハ55435を選びました。
まずはパーツを切り出し、バリ取りをしてから側面窓上下のウインドシル・ヘッダーをカッターとヤスリで削ります。

トイレの窓。実車は客室窓より一段狭い窓に改造されていました。
そこで、窓部分のみサハ48の窓を切り継いで表現します。

客用扉の一部は中桟付きプレスドアになっております。これもプラディティールで再現するべくPlastructの極細プラ棒を切り出して中桟風に接着し、四隅をパテ盛りします。

その後、側面全体をペーパー掛けして仕上げます。
側板はこれで完成。ノーシルノーヘッダーの一味違うクハ55の側板が出来ました。