仙台電車区701系の工作10-前面窓の加工2022年09月11日 00:30

工作のベースに使った青い森701系ですが、前面窓の「青い森鉄道」の会社表記と「ワンマン 八戸」の行先表記が残っております。車体は仙台所属のJR701系に塗り替えたため、これを補正します。
まず前面の方向幕・会社表記を消します。方向幕は後ろから、社名表記は前からラッカー系溶剤を染み込ませた綿棒で擦って消しました。
写真は前面窓上の表記類の消去状況

窓上のブラック処理も一緒に消えてしまいますが、ここは方向幕を含めマスキングした後に窓の裏からエナメル系の艶消しブラックを塗って復元しました。方向幕部が四角く塗られておりません。
写真は窓裏へのマスキングとブラック塗装

方向幕は、鳳車両製造仙石線103用ステッカーから「仙台」を選び、マスキングテープを使って窓の裏から裏貼りします。
最後にJRマークを表から転写して、前面窓は完成です。
写真は方向幕を窓裏に貼り付けている状況

仙台電車区701系の工作11-ライト点灯化その2:ライトの取付2022年09月12日 00:00

いよいよ先頭車にライトを設置します。まずは床板に集電用アルミテープの取付。

文房具入れにあった孔明けパンチを使い、説明書記載の寸法を参考に目分量でアルミテープを切り出し、孔を明けて床板に貼りつけます。
説明書には型紙があるので、それを使うと正確に切り出せます。
写真は集電用アルミテープ切り出しと貼り付け状況

適当な工作ですが、2両分8ヶ所のテープ貼りが終わりました。集電加工済みの台車を付けます。
写真はテープ貼りが終わった床板

ライト本体取付前に、まずは説明書をざっと一読み。
写真は説明書とパーツ類

説明書に従って、前面窓に一体成形されているヘッドライト・テールライトレンズを切り離します。
ヘッドライトは再用する&細かい部品なので、紛失しないよう1両ずつ加工します。
写真はテールライト部の切断状況

イズムワークスのライトパーツ、説明書通りに組めば良いのですが、説明書の解釈で迷った箇所が2点ほどありますので、「自分はこうした」を補完。
前面のライトパーツは「裏面を上に」とありますが、これは電気パーツ等が付いていないツルツルの面を上にして取り付けます。
側面窓枠に付けるアルミシールは「窓の内側に貼り付け」とありますが、この「内側」とは車体嵌め込みの凸ディティールがある方と解釈しました。
写真は前面ライトパーツの貼り方と側面窓へのアルミシール貼り方

車体を組み立てて通電試験を行い、ショートや不点灯等の組立原因の不具合を1つずつ潰していきます。電気モノは慣れない上に相手が見えないため手を焼きます。
苦労の甲斐あって2両のヘッドライト・テールライトが点灯するようになりました。ちょっとクハのヘッドライトの照度が低いようですが、これで満足です。
写真はヘッドライト・テールライトの点灯試験状況

仙台電車区701系の工作12-仕上げと完成2022年09月15日 00:00

工作も最終段階。

屋根の碍子と真空遮断器に白色を色入れし、色入れした碍子を1個ずつ摘んで屋上の孔に挿します。合わせて、パンタグラフの摺板に銅色を挿します。
鉄道コレクションそのままなので空を這う配管はありませんが、交流型電車の屋根になりました。
写真は碍子・真空遮断器の色入れと再配置状況

前面のスカートですが、ライトを付けたりTNカプラーを付けたりで元の固定方法が出来なくなっておりますので、瞬間接着剤で胴受け部分に接着します。
写真は前面スカートの接着状況

鉄道コレクション走行キットのウェイトだけでは重さが足りないので、グリーンマックスの棒ウェイトで補重します。
ウェイトはゴム系接着剤で床上に接着します。
写真は補重ウェイトの接着状況

前面と連結面にゴム系接着剤で幌を接着します。
前面はGMの私鉄用幌、連結面はKATOのキハ110系用幌を使用、いずれも裏面の取り付け用リブは切り落として使用します。
写真は幌の接着状況

そして完成しました。クモハ701はこんな感じ。
クモハ701二態
一方のクハ700はこんな感じ。前面の貫通扉に色が入っていたりなかったりするのがいいアクセントです。
クハ700二態

【2022大糸線の旧型国電 まとめ(2022.8-9)】
●着工
写真は説明書とパーツ類

モジュールでヨーロッパ旅行01-世界一カッコいいカーブしたホーム2022年09月17日 03:51

写真はwikipediaから引用のケルン・メッセ/ドイツ駅の地上ホーム
忌まわしきコロナ禍も収まってきたことや、今年5月にボシ氏のレイアウト展示でいたく感銘を受けたこともあり、本当に久しぶりに「地面の工作」ことレイアウトモジュールを作りたくなってきました。

作りたいモジュールは・・・・ かねてからイイなと思っていた、「世界一カッコいいカーブしたホーム」を持つ「ケルン・メッセ・ドイツ駅の地上ホーム」です。(写真はwikipediaからの引用)

もちろん大幅なデフォルメが必要ですが、このホームは現在ICE用として使われており、蒸気機関車から高速鉄道まで何でも行けます。
この役者を選ばぬ素晴らしい舞台、それもあると便利だけどなかなか模型化されないカーブしたホームに惚れ込みました。

下館レイル倶楽部定例会2022-092022年09月18日 19:15

いまこの記事は帰りの宇都宮線電車の中で書いています。昨日・今日は下館レイル倶楽部の定例会でした。
いつもは土曜日・日曜日のみの参加ですが、今回は家族の許しが出たので、久しぶりの土曜・日曜に跨るフル参加です。

まず土曜日は、先日組み上がったばかりの701系電車と、こちらも買ったばかりのキニ58を線路に並べます。しかし701系がウンともスンとも言いません。
心あたりがある車輪周りを磨いたり、ショートしている箇所を直したりの整備で、とりあえずは走るようになりました。
しかし始動時調子が悪い(突かないと走り出さない)ので、もう少し整備をする必要があります。
写真は701系電車とキニ58荷物用気動車

車両を701系フルーティアに入れ替えて引き続き運転を楽しみます。線路側が東北線風になりました。
写真は701系電車と719系フルーティア

一旦帰宅して日曜日。本日の主役、大糸線の旧型国電を持参して走らせました。
懸念していた動力ユニットも、キュルキュル言うものの低速から快調に走り、大満足です。
複線の反対側には、これらを置き換えた湘南色の115系電車とスカ色のクモニ83を配置しました。
写真は大糸線の旧型国電

運転を堪能して、動力ユニットを休ませるため車両を入れ替え。今度は両毛線・上越線の荷物電車を連結して、雰囲気を変えて運転を楽しみました。
その間、大糸線の旧型国電はメンバーに見ていただいたりしていました。
下館レイル倶楽部の運転会の様子

さらに車両を入れ替え。昨日は調子がイマイチだった701系ですが、動力車の車輪を入念に磨いた結果、スムーズに走るようになりました。417系グリーンライナーと並べて1枚写真をパチリ。
写真はJR701系と417系

ちょっと運転を休みます。
こちらはメンバーが持ち寄った併用軌道のあるミニレイアウト。TMSレイアウトコンペ準佳作を受賞しています。大糸線クモハ12001を置かせていただきました。
写真はミニレイアウト

アップで接写。田植えの後ろの併用軌道を走る大糸線クモハ。すごく・・・いい感じです。
写真はミニレイアウト上に置かせていただいた大糸線クモハ
運転会終了後の食事会は、一人アルコールを嗜んで(他のメンバーは車で来ているため)優勝。
大変楽しい土日でした。