415系電車の修繕14-屋根周りの工作その12025年03月22日 08:14

1980年代製の塗り屋根になった増備車をモデルにしているトミックス旧製品の近郊型電車群では、屋根のキャンバス押さえが省略されています。
1970年代製の415系100番台では必要になるキャンバス押さえ、トレジャータウンでパーツが分売されているので、早速購入してクハ2両の「妻板」に接着してみました。
写真はクハ411妻板へのキャンバス押さえ接着状況

中間車も、モハ100番台の屋根の加工を進めます。まずは、一旦屋根を嵌めて、クーラーランボードの肩を、クハ411でやったようにトレジャータウンの治具を使って垂直に削ります。
写真はモハ100番台のクーラーランボードの切削状況
削った後は、カッターとヤスリで屋根肩カーブが出るように削ります。
写真はモハ100番台のクーラーランボードの切削完了状況
合わせて、モハ100番台の「屋根」にも、クハ同様キャンバス押さえを接着します。このパーツ、車体側には物理的に付けるスペースが無く付きません。
写真はモハ100番台の屋根へのキャンバス押さえ接着状況

一方、700番台の屋根。こちらはランボードの加工が不要な代わりに、塗り屋根を仕上げる必要があります。旧作と同様、前に即売会で教えていただいた技法で塗り屋根を再現します。
写真はモハ700番台の塗り屋根表現状況
溶きパテを筆塗りしてから、短い筆で表面を叩いて荒らす技法で、塗り屋根のベースを作りました。
写真はモハ700番台の塗り屋根表現完了状況