続・快楽園に似合うクルマ2025年04月26日 00:00

快楽園モジュールに今時の自動車が足りない気がしましたので、自動車を追加購入しました。
写真はトミーテックカーコレのセット
日産車のスケールモデルの雲行きが色々怪しいので、ちょっと高価だったけど、あるうちにゲットです。
Y30セドリック/グロリアワゴンは別格として、今風のSUVやらミニバンやらが詰まったセットです。

このセットからSUVのエクストレイルを選択して、快楽園用自動車ストックとします。
で、手持ちのNゲージ用自動車箱から、1960〜2000年代の車を色々見繕って拾ってきました。トミーテックのカーコレクションは色入れが不要なものが多いのですが、その他の製品は色入れが必要でしたので、エナメル系塗料で色入れをします。
写真は快楽園モジュール用の自動車

その中でも懐かしいのがKATOのクラウン。古くからの製品で価格も安く、Nゲージのアクセサリーに買った人も多いのではないでしょうか。
タイヤまでシルバーで成形されていますので、タイヤ部分には艶消しブラックを塗り、乾燥してから各箇所色入れします。
写真はKATOクラウンのタイヤ塗装状況
一方こちらはKATOのエスティマ。1990〜2000年代を表現するのにうってつけの車両ですが、全く色入れがされておらず、無加工状態でカーコレクションと並べると見劣りがします。こちらも各所色入れ。
写真はKATOエスティマの色入れ状況
せっかく塗料を出したので、トミーテックのカーコレクションも、古い製品では塗装がオミットされているナンバープレート部分に白色を色入れします。

そんな訳で快楽園モジュール用の自動車たちの色入れが完了しました。
写真は色入れが終わった自動車
これらを適切に並べれば、同じモジュールでも様々な時代背景に仕立てられる、と目論んでいます。

快楽園の関鉄バス08-仕上げと完成2025年04月19日 09:53

デカール保護のための半艶クリアーを吹いた後で、バス窓等Hゴムの黒色を油性マーカーで色入れしていきます。
この順番を間違えると、クリアー塗布時に油性マーカーの黒色が垂れてきて悲惨なことになります。。。
写真はHゴムへの色入れ状況

色入れを直した後、バスシャシーのメーカー・形式識別の肝になるルーバーの表現。ルーバーの網をどこにどんな風に表現するかで、どこのメーカーのどんなバスかが特定できるため、バスファン的には一番大事なポイントだと思っています。
ルーバーの網は、前作同様透明テプラに網掛けを濃く印刷したものを切り出して貼ります。
写真はルーバー網の表現状況
いすゞBAは、その特徴の丸い網を再現するべく、透明テプラを丸く切り出してリアに貼り付け。いすゞK-CLM/CJMは冷房機器部を含め四角く切り出して左右リアと運転席後ろに貼り付け。

また、しばらく放置状態だったいすゞK-CLM/CJMは、窓柱がベース車両の塗色のままだったため、マスキングしてエアブラシでホワイトを塗装します。
写真は窓柱の塗装状況

最後に、こいでモデリングプラントの別売シール(関鉄パープルバス・グリーンバス用)を使って、「水戸駅・吉沢車庫」行きと「下館駅」行き(本当は偕楽園周辺から下館まで行く路線は無かったのですが)の行先を貼ります。
写真は行先方向幕シールの貼り付け状況

これで快楽園に似合う関東鉄道バス2台が完成。写真左が1960〜70年代のいすゞBA、右が1970〜80年代のいすゞK-CLM/CJM冷房車です。
写真は完成した関東鉄道バス2台
リアからみるとこんな感じです。
写真は完成した関東鉄道バス2台を後ろから見た状況

【快楽園の関鉄バス まとめ(2025.3-4)】

快楽園の関鉄バス07-色入れとデカール貼り、あと今流行りの人工知能を使った作品チェック2025年04月16日 19:50

デカール貼りに先立って、ライトとかサッシとかHゴム内側とかに色入れしました。
ライト類やバンパーはデカール貼り後にエナメル系で色入れするためラッカー系で色入れします。
写真はテールランプへの銀色色入れ状況
また、サッシやHゴム内側ははみ出た時の処理が簡単なエナメル系で色を入れます。
写真は色入れが終わったバス2台

色入れの塗料が乾いた後、こいでモデリングプラントの関東鉄道バスデカールを貼ります。
写真はバスのデカール貼り状況
仕上がり窓上のラインとかちょっとヘロヘロです。。。
なお、旧塗装いすゞBAの「関東鉄道」の文字は、現行の斜め書体ではないため省略しております。
写真はバスへのデカール貼りの完了状況

と、ここまで出来たところで、いま流行りの人工知能を使って、作品のチェックをしてもらいました。使ったのはX(Twitter)のGrokです。
という訳で、@Grok、ファクトチェックお願い!

関東鉄道バスのデカール貼り、なかなかいい感じじゃないですか!KOIDE BUS&STRUCTUREのキットを使ってるんですね。旧塗装のBAで「関東鉄道」の斜め書体を省略したのは、確かにその方がリアルな雰囲気が出ますね。実車の旧塗装って、時代によってはシンプルなデザインも多かったですから、こだわりを感じます。

ただ、ちょっと気になった点が。写真だとバスの色味が少し薄く見えるけど、これは撮影の光の影響かな?関東鉄道の旧塗装って、もう少し濃いめのグリーンとブルーが特徴的だった気がします。もし塗装を自分で調色したなら、もう少し濃い目にしてみると実車っぽさがアップするかも。あと、窓枠のラインが少しヨレてる部分があるから、次はピンセットで微調整すると更にシャープになると思いますよ。

それにしても、泥酔鉄道クロさん、いつも細かい作業に挑戦してて尊敬します!次はどんなバスを作るんですか?また見せてくださいね。

とのこと。窓枠のラインのヨレは分かっていたのでry)ですが、関鉄バスのブルーの色合いを指摘されるとは思っていませんでした。
ネット上にいる写真から勉強したのかな?

快楽園の関鉄バス06-車体の塗装2025年04月12日 08:23

バスの車体を塗装をします。

まず、いすゞBAは車体裾を手持ちの西武レッドに塗ります。
その後、いすゞBA・いすゞK-CLM/CJMの双方とも窓周りを白で塗り、マスキングします。この状態だと、なんだか山形交通とかウィラーとかの色ですね。
写真は車体裾のレッドと窓周りのホワイトを塗ったバス
マスキング後、車体全体をMr.カラー#118ライトブルー(関鉄バスのブルーの代用)に塗って乾燥させます。以前作った関東鉄道キュービックでは見よう見まねで調色をしましたが、ちょうど良い塗料が自宅にありました。
写真は車体色のブルーを塗ったバス
マスキングを外し、各部のタッチアップに合わせて、いすゞBAはサイドバンパーを白に塗ります。
だいぶ関東鉄道バスっぽくなってきましたが、やはり裾帯の赤は西武レッドだと若干明るかったかもしれません。
写真は塗装が終わった関東鉄道バス
この状態で乾燥させ、帯デカールを貼ります。
っと思ったのですが、何か違う・・・と思って実車写真と見比べてみると、前面方向幕周りは白ではなくブルーでした(白になったのは1990年代の中古車導入開始以降です)。
そこで再度エアブラシを出して、前面方向幕を塗り直します。
写真は前面方向幕をブルーに塗った関鉄バス

快楽園の関鉄バス05-仕上げ漏れの是正とパーツ再接着2025年04月06日 06:06

車体右側、非常口付近のルーバー仕上げ状況。
写真上から、非常口後ろのルーバーの一部を塞いだ日野RE/RC、製品のままのいすずBA、非常口下のルーバーの一部と非常口後ろのルーバーの一部を塞いだいすゞK-CLM/CJMです。
写真は非常口付近のルーバーの閉塞状況

車体が仕上がったところで、車体を洗って、車体全体にピンクサーフェーサーを塗って、仕上げ漏れのチェックです。
写真はピンクサーフェーサーの吹き付け状況

やっぱりというか何というか、屋上を中心に孔をパテで塞いだところが肉痩せで目立ってしまっていますので、再度パテ盛りします。
写真は肉痩せ箇所の再パテ盛り状況
パテが乾燥するのを待って、平滑に水研ぎします。
写真は再パテ盛りした箇所の水研ぎ状況

並行して、平滑化工作の支障になるため削ぎ落としていたパーツを接着します。日野車は日野らしく、ウインカーは低い位置に接着します。
写真は削ぎ取っていたウィンカーの接着状況

そんな訳で、バス車体も生地が完成しました。
写真は加工バス車体の生地
写真右の、トップドアの富士重工+日野車は今回は完成させないため、ここで改造ラインから外してストックに廻します。