さよならインプレッサ・ファイナル(長野・山梨編)4-山梨フルーツ狩りとまとめ2020年09月17日 19:30

楽しかった旅行も最終日です。
富士吉田で朝食をいただき、今日のクライマックス(最初からクライマックスというのも変ですが・・・)信玄餅ミュージアムで信玄餅の詰め放題です。
しかし・・・
平日だからと油断していました。
9時過ぎに桔梗屋の工場に着きましたが、既に詰め放題の整理券配布は終了。
整理券にありつけた人に話を聞いてみると、8時半くらいに90番目くらいの整理券を頂けたとのこと。
仕方がないのでファクトリーショップでアウトレット品をいろいろ買いました。
こうして、次回旅行の動機が次々と積み上がっていくのです。

次の目的地は笛吹川を上ったところにある「ほったらかし温泉」。山小屋みたいな建物で、ここからは甲府盆地が一望できます。
平日のお昼近くでしたが結構な賑わいでした。
ここでゆっくりと旅の汗を流しました。

最後の目的地はぶどう狩り。
一宮御坂IC近くのぶどう農園に向かいます。

ぶどう農園のぶどうの木。手を伸ばせばすぐ届く位置にたわわに実っております。

巨峰は実が大きいものや小さいものが複数ありましたが、実が小さい方には種が入っておらず、食べやすいです。
家族二人で巨峰を6房もいただきました。
ぶどうでお腹一杯になったら、いよいよ帰京。
長旅を共にしてきたインプレッサも、最後の力走。中央道をひた走ります。
今回のドライブでは、4日間で920km以上も運転し、国道最高地点にも到達し、無事故無違反無ヒヤリハットで、インプレッサの有終の美を飾るに相応しいドライブとなりました。

【さよならインプレッサ・ファイナル(長野・山梨編)(2020.9.12-15)まとめ】

さよならインプレッサ・ファイナル(長野・山梨編)3-諏訪湖諏訪大社と白糸の滝2020年09月15日 17:10

旅行も後半戦、3日目です。
朝起きて窓の外を見ると、昨日までの2日間が嘘のように晴れております。

宿を出て、諏訪湖を見にいきます。湖畔で見てもいいのですが、今回はちょっと高台に登ったところにある立石公園に行ってみました。
ここは、諏訪市の街中から車で5分ほど移動した場所にある公園で、諏訪湖を中心とした諏訪盆地が一望できる場所です。
昼来ても見晴らしがいい場所ですが、この公園は諏訪湖に向けてちょうど真西に広がっており、夕焼けを見るのには最適な場所になっております。

そのあと、諏訪大社にお参りします。
諏訪大社は、諏訪湖南岸の諏訪市・茅野市に上社(前宮・本宮)を、北岸の下諏訪町に下社(春宮・秋宮)を持つ神社です。
まずはこの季節に神様がいる諏訪大社下社の秋宮にお参りに行きます。
引き続いて車を20分ほど走らせ、諏訪大社の上社本宮にお参りに行きましたが、こちらは令和4年まで境内の工事中でした。

近くにある、昼食を食べる予定の店に行ったら、平日休業になっておりました。こんなところにもコロナの影響でしょうか?気を撮り直して別の店に向かいます。
上諏訪駅の駐車場に車を止めて、駅前にある「いずみ屋」さんに向かいます。ここで地元名産の味噌を使った味噌天丼を注文。
かかっている味噌だれも濃厚で、たいへん美味しくいただけました。

お昼ご飯を食べ終わったのがちょうど午後1時。当初の予定ではもう少し早い時間に昼食を食べて富士急ハイランドに向かい、午後のみ有効のフリーパスを使って遊ぶ予定でしたが、時間が遅くなりましたので予定を変更、一気に静岡県にある白糸の滝に向かいます。
途中、精進湖と富士山が一望できる場所があり、とてもいいアングルで写真が撮れそうでしたので、助手席から1枚。

諏訪から2時間かけて着いた白糸の滝は、高さ20m・幅150mの湾曲した絶壁から、大小数百の滝が流れ落ちてそのまま滝になっています。平日なのに多くの観光客も訪れていることもあり、たいへん写真映えする場所です。
白糸の滝のすぐ裏には、川から流れる音無の滝も見られます。

時間が遅くなりましたので、そのまま今晩の宿を取っている富士吉田に戻ります。途中、精進湖が見渡せる場所で車を止めて、記念写真を1枚パチリ。

富士吉田の街中に戻り、富士山駅前のホテルに車を停め、夜やっている吉田うどんの店まで歩いて行きます。
しかしこちらもコロナの影響か夜は閉まっておりました。今日はあてにしていた場所が閉まっている事が続いてしまいました・
仕方がないので駅の中にある居酒屋で夕食をいただきました。

さよならインプレッサ・ファイナル(長野・山梨編)2-横手山とビーナスライン2020年09月14日 17:10

旅行2日目。朝起きて窓の外を見ると、天気が回復しており晴れています。
朝ごはんを食べながら今日の予定を検討しているうちに、昨日天気が悪かった渋峠と横手山に再チャレンジしよう、という事になりました。

再び車を群馬県境方面に30分ほど走らせて渋峠到着。山頂の方はやはりガスが出ておりましたが、昨日よりは雲が薄く、一瞬だけチラリと峠下の様子が拝めました。森林限界を超えているようで、森はあまりなく淡緑色の草原が広がっておりました。
そのあと車を横手山に走らせます。横手山ドライブインのあたりでは雲が晴れて天気が回復しておりました。駐車場に車を止めて、山々と今まで走ってきた滋賀草津道路が見渡せます。
横手山ドライブインからは、スカイレーターと呼ばれるエスカレーターとリフトとを乗り継いで、標高2307mの横手山山頂に行きます。軽装のまま思いつきでできる「登山」ですが、吹きっさらしで風が強く寒いので、ウインドブレーカーは持参した方がいいかもしれません。
乗り物を乗り継いで15分、頂上で歩いて5分で渋峠周辺の最高峰の横手山山頂到着。しかし山頂はガスで何も見えません。
「下山」して車に戻り、志賀草津道路を降っているうちに天候が崩れ雨になってきました。いいタイミングで渋峠と横手山に再訪できました。

志賀高原の麓の湯田中の町をバイパスで抜け、信州中野インターチェンジから高速道路に乗り、長野を通過して上田を目指します。
上田でちょうど昼食時でしたので、給油をすると共に、市内の蕎麦屋「草笛」に立ち寄ります。
注文したくるみ蘇婆は、くるみタレが甘く、蕎麦も麺のコシが強く大変美味しくいただきました。

天気も回復してきたので、上田からビーナスライン(リンク)を目指します。
標高500m弱の上田から、一気に標高2000mの美ヶ原高原に上がります。ここまで登る県道は舗装はされているものの道幅も狭く、何より50以上のカーブを縫って標高差1000m以上を一気に駆け上がる道路です。

標高2000mの美ヶ原高原到着。ここは美術館になっており、屋外には彫刻やオブジェがいろいろと並んでおります。
しかし天気は悪くガス模様。時々ガスが晴れると目の前には雲海が広がっております。息を呑む絶景に思わず1枚パチリ。

美ヶ原高原から全長約76 kmの観光道路であるビーナスラインを白樺湖・蓼科方面に降っていきます。
沿道はやはりガスがかかっており、ガイドブックで見るような展望は楽しめず、霧の中をセンターラインを頼りに走る、ストレスのたまる運転が続きます。
それでも、ところどころ霧が晴れてきます。写真は霧ヶ峰高原のあたりで、周りを見渡すと、森林限界を超えた草原が広がっており、その中を一本道が伸びています。
美ヶ原高原から、霧ヶ峰高原・車山高原・白樺湖と2時間ほど、まだ来たことのない山岳ドライブを堪能します。テレビコマーシャルで有名だった白樺湖は、湖の真ん中に白樺が十数本生えている島が見えました。

途中、道の駅蓼科で小休止。ここの名物は「蓼科アイス」で、食べてみると濃厚で
美味しいアイスクリームでした。
ビーナスラインを終点まで走り、ここから20分ほど車を走らせ、御射鹿池に立ち寄ります。ここは奥蓼科温泉に行く途中にある農業用のため池ですが、池が水鏡になっており、静かな中木々が池に反射してたいへん幻想的な風景を織り成しています。
そんなこんなで長野県を横断するドライブが終了、遅くなりましたが、今晩は会社の保養所に入りました。

さよならインプレッサ・ファイナル(長野・山梨編)1-八ッ場ダム・草津と渋峠2020年09月13日 15:50

今年の夏は、本当なら買ったばかりの新車で旅行に行くはずでした。
しかしながら、天下のトヨタといえどもコロナ禍の影響でしょうかそれとも人気が出て生産が追い付かないためでしょうか、新車の納車日が契約時に聞いていた予定よりも3週間近く遅れた9月20日になってしまいました。
そのため、「これが最後のドライブ」と決めた奥久慈ドライブの後にもう一度インプレッサのさよならドライブをすることになりました。

ともかく、旅行の予定も休暇の予定も当初の予定通り出発です。
朝早起きして、関越自動車道に乗り、渋川伊香保インターチェンジを目指します。今日の関越道は天気も悪いことやシルバーウィークの1週間前ということもあり、あまり渋滞しておりません。
(前面展望写真は全て助手席より撮影)
渋川伊香保インターチェンジで高速道路を降り、国道17号→353号→145号と乗り継いで、第一の目的地である八ッ場ダムへ向かいます。
ここは今年の春3月に完成したダムで、1967年にダム建設の位置を決定してから半世紀以上かかって完成したました、激しい反対運動もあった事や政治の紆余曲折を経てようやく完成に漕ぎ着けたものです。
昨年秋の試験期間中に、まだ完成していないにも関わらず大量の洪水を貯め、利根川を洪水の危機から救ったとして有名になりました。
複雑な歴史を積み重ねてきた八ッ場ダムですが、今日も雨天という事もありダムは放流中で、多くの観光客で賑わっていました。

八ッ場ダムを見た後、さらに上流に車を向けて草津温泉へと向かいます。
毎分3万2300L以上の自然湧出量を誇る、日本でも有数の温泉地の草津温泉です。まずは草津温泉のシンボルである湯畑を見学。雨にも関わらず、多くの観光客で賑わっていました。
その後、5分ほど車を走らせて、より上流にある西の河原露天風呂に行きました。ここは総面積男女合わせて500m2を誇る日本有数の大露天風呂があります。駐車場から徒歩で10分ほどかかりますが、大きな風呂に浸かり、ここまでの運転の疲れを癒します。
時間は午後2時、草津温泉で軽いお昼ご飯と思いましたが、目当てにしていた店は本日閉店との事。妻が「そばがき(そば粉で作った団子状のもの)を食べたい」とのことで、観光案内所で探してもらいましたが、扱っているお店はありません。がっつり食事というほど腹も減っていませんので、スーパーでバナナを買って昼食の代わりにしました。あまり地元にお金を落としていないです。

ここから万座温泉・渋峠を抜けて志賀高原に向かいますが、あいにく今日は国道292号の草津白根山の火口周辺(殺生河原〜万座三叉路)が視界不良で通行止めという事ですので、一旦嬬恋村まで降りて万座ハイウェーで迂回します。万座ハイウェーは通行料金が1070円かかる有料道路ですが、山道ではあるものの急な勾配もなく快適に走行できます。
渋峠までの道路は、今日は天気が悪くて視界も効かず、標識も足りていないようで、走っていて不安になります(万座ハイウェーを降りてから何回か道を間違えた)。
そして万座ハイウェーを降りて30分ほど雲の中の山道を走って到達した本日のクライマックス。渋峠の国道最高地点。
標高 2172mの高地ですが、あいにくのガス天気で、何も見えません。国道最高地点の石碑を背景に、インプレッサのラストランに相応しい写真を1枚パチリ。
そのまますぐ近くの渋峠ホテルに向かいます。ここで日本国道最高地点到達証明を購入。到着したのが午後3時半過ぎで売店は閉まっておりましたが、ホテルのフロントに声をかけて証明書を売っていただきました。
長野県側に入ると、天気が回復してきて、ホテルに着く頃には虹がかかっておりました。
これで今日の運転は終わり。総運転距離は270km。視界が効かないガスの中の運転は気を使いました。
今日は志賀高原発哺(はっぽ)温泉のホテルに泊まりました。5階建のホテルに対して宿泊役は自分たちも含めて3組のみとほぼ貸切状態です。宿はwi-fiが入らずインターネットは携帯でしか見れないことからやる事があまりなく、2度3度とホテルの大浴場に浸かりました。

新しいクルマのハナシ2020年09月06日 10:55

「さよならインプレッサ」と称して各所にドライブに行っている記事を書いています通り、数ヶ月前に自家用車を買い換える契約をし、このほど納車日も決まりました。
買い換えの車両は、今までの人員や荷物運搬の実績や今後の見通しその他も考えてダウンサイズすることにし、長距離を乗っても疲れなさそうなコンパクトカークラスから色々検討した結果、トヨタのヤリスに決めました。
このサイズの車両は各メーカーが色々出していること、新車に拘らず中古車からも選べることの中からトヨタのヤリスを選んだのは、これからは家族みんなで運転することから、様々な安全装備が充実していること、とりわけ実用的な自動駐車機能「アドバンスト・パーク」がついているためです。アドバンスト・パークの自動駐車機能がこのクラスの車両に付いているのには感心しました。

納車の予定は、当初の予定から1ヶ月近く遅くなった9月下旬となりその点は不満が残りますが、いずれにしろ新車が来るのが楽しみです。今まで乗ってきたインプレッサ同様、長い付き合いになることを願っています。