鉄道模型工作で振り返る弊ブログの2022年2022年12月31日 12:00

写真は今年作った鉄道模型車両の集合写真
今年は、ウクライナ戦争や安倍元総理の暗殺事件と大変物騒な1年になりました。自分の身内でも父親が他界し、色々残念な年だったと思っております。

その一方で、今年落成した車両は合計で25両と、昨年に続いての大量竣工となりました。質の方は相変わらず手先が不器用でアレながらも、長年積みキット状態で放置していた車両をいろいろ片付けたり、ヘッドライト・テールライトの点灯化にも積極的に挑戦したりと、工作の方は充実しておりました。

写真は415系+クハ401の常磐線K521編成
長年作りたいと思っていた、415系700番台の中間車を分散クーラーが載ったクハ401更新車でサンドした常磐線415系の編成。完成品では多分製品化されないであろうこの形態の模型を大工作でものにしました。
ポイントは先頭のライト類が点くクハ401更新車。形態的にはグリーンマックスのキットをそのまま組めば簡単(?)に出来るます。しかし今回ライト点灯化の仕組みをどうするか熟慮した結果、KATOのクハ165の車体・床板を使い、側面と屋根をグリーンマックスのキットから持ってくるという大それた方法で作ることにしました。結果的に、キットで課題だった東海型全面のディティールも大きく改善されました。
難産でしたが、ヘッドライトを煌めかせながら走るのを見て、作ってよかったと思っています。

写真は719系あかべぇ色の2両編成
鉄道コレクションでかつて販売された719系あかべぇ色。鉄道コレクションを買った時に普通に動力化して遊んでいましたが、同じ719系のフルーティアを購入した際に、これと併結できるよう整備し、併せてクハの前照灯を点くように改造したものです。
改造方法はKATOの211系の床下をまるごと換装する安易な方法ですが、簡単ながらも効果的な改造となりました。

写真は京浜東北線209系の10両編成
こちらはストック品の整備。以前209系からE501系に改造した車両の復元や、ジャンクで買い集めたトミックスの製品(901系への改造痕あり)を、ステンレス車体の塗り替え等で再現したものです。
頑張って塗装した車体扉枠の塗装が滲んだりと反省点の多い出来になってしまいましたが、手持ち車両の有効活用ということで色々遊びたいと考えています。

写真は大糸線の旧型国電5両+クモユニ81
こちらもストック品の整備。以前キットを大糸線風の色を塗って組んだものの出来が酷く分解してストックしていたものや、ランナーをバルクパーツで色々買い込んで溜めていたものを5両編成に組み、併せてクモユニ81も分解整備したものです。
キットは、一応特定ナンバー車を意識して、各所を切り継ぎ工作や異なるキットのパーツ組み合わせで組んだものです。
今となってはマイクロエースや鉄道コレクションの完成品もありますが、自分の頭でいろいろ考えながら各所加工して組んでゆくキット組み立て品には、完成品では得られない満足感と身についたトリビアが得られます。

写真は仙台電車区701系の4両編成
こちらは鉄道コレクションのストック品を整備したもの。元々の仙台電車区701系の2両と青い森鉄道701系の2両セットでしたが、これを209系同様再塗装して、仙台電車区で運用される4両編成に仕立てたものです。時代は100番台が更新される前の1990〜2000年代を目標にしています。
この車両も、編成先頭に立つクハとクモハのヘッドライト・テールライトを点灯できるようにした事です。ライトは鉄道コレクション用のイズムワークス製品を使用。調整が大変でしたが、ヘッドライトが点くようになり大満足です。

今年の工作・ブログ更新はこれで終わりです。
改めまして、今年1年、弊ブログをご覧いただきありがとうございました。 
よいお年をお迎えください。

プチコン導入2022年12月21日 20:42

エアブラシのコンプレッサーが駄目になってしまいましたので、サンタさんにお願いして届けてもらいました。
プチンコことクレオスのプチコン、ヨドバシのポイントを併用して1諭吉です。
今まで使っていたネイル用エアブラシに比べて、かなりコンパクトで機能的です。ただ、使用中のエアブラシを保持するホルダーが無いため、どこかで調達してこないといけません。
写真上は新しく購入したクレオスのプチコン、写真下は新旧エアブラシコンプレッサーの比較
試運転してみた結果、空気吐き出し量も旧コンプレッサーと同程度はあり、小さな体の割になかなか使えそうです。

(12/22追記)
今回駄目になったコンプレッサーを買ったのが2007年なので、ちょうど15年使い込んだことになります。

鉄道模型工作で振り返る弊ブログの2021年2021年12月31日 09:20


今年も、収まることを知らぬコロナ禍に振り回されましたが、その一方でワクチン接種も進み感染者数を減ってきており一安心です。そんな中懸案だった東京オリンピック・パラリンピックも無観客ながら無事に開催され、とりあえず光が見えてきたよう気もします。

今年落成した車両は合計で15両と、昨年に続いての大量竣工となりました。質の方は相変わらず手先が不器用でアレながらも、模型仲間との競作にチャレンジしたり、手が進まず長年積みキット状態だった車両にも手をつけ始め、こちらも先行きが明るいと思っています。

ツイッターで開催された#2021新春荷電祭りに参加して作った2両。今となっては前照灯が点くマイクロエースの完成品もありますが、今回はキット競作のコンセプトに合わせ、グリーンマックスのクモニ83・クモユニ82をベースに組み立てたものです。
キット組みにあたって、ディティーリングもいろいろやっており、中でも前面手摺りの別体化に初めて挑戦しました。その効果はてきめんです。
荷電祭り自体で多くの車両が出来た模様で、それらの車両との共演も、いつかできればいいなと思っています。

かつて、世界はアメリカのBudd社というオールステンレスが特徴の鉄道車両メーカーがあり、日本の東急車両を含め世界に技術を供与し、それを受けた会社は「バッド・ファミリー」と呼ばれていました。
フランスでもその血を継いだ車両が大量に生産され、近郊列車等で全土に渡って活躍していました。
その近郊列車を「同じバッド・ファミリーのオールステンレス車である東急7000の改造で作れるんじゃね?」と思って、同車のキットの側板を買い集めて幾数年。
低床構造の台車も含めて、どうにか完成させることが出来ました。

こちらもストック品の整備。ジャンクで買い集めたKATOとトミックスの製品に、メーカー間の差異をできるだけ少なくなるよう、屋根と床下・台車を塗装したものです。工作は1日で終わりました。
実車は鹿島線の4両編成をイメージしております。

こちらもストック品の整備。115系Y350編成Y1042編成と組んで15両編成にして遊ぶ用の中間車を先行して組んだものです。あわせて、学生時代に組んだ403系電車のリメイクとして、サハ115非冷房車に仕立て直したものです。
KATOの完成品加工とグリーンマックスのキット組ですが、さすがに20年以上も鉄道模型加工をしていれば不器用ながらもそれなりに見れるところが増えているのを実感する反面、まだまだ精進しなければならないところが多々見られます。
この中間車に組み合わせられる先頭車も、加工の工法を確率して早く組んであげたいところです。

今年の工作・ブログ更新はこれで終わりです。
改めまして、今年1年、弊ブログをご覧いただきありがとうございました。 
よいお年をお迎えください。

ブック型ケースの更新2021年09月23日 00:07

新型コロナワクチンの2回目接種を受けてきました。ブログ更新時点で接種から10時間が経過しましたが、今のところ発熱を含め目立った副反応は見られません。

さて、中古の鉄道模型屋さんや新品をバラ売りしているお店で、要らなくなったブックケースを大量に仕入れてきました。中古品で1個300〜500円、新古品で10両入る中敷が付いて1個1,100円でした。

ブック型ケースの中には、経年劣化で各所が破損しているものが複数あり、かねがねどうしようか悩んでいましたので、その更新に充てます。
本当はこれから作る車両を収納するためにブック型ケースを調達したのですが、破損ケースが思いのほか多く、買い込んだストックは全て破損ケースの交換に消えてしまいました。

破損したブック型ケースから新しいケースに車両を詰め替えます。
ブックケースの破損は、トミックス(新)とマイクロエースのケースに多く見られ、ソフト素材使用のKATOのケースでは破損はありませんでした。

車両を詰め替え終わったら、外箱にラベルの貼り付け。ラベルはExcelで原稿を書きタックシートに印刷しただけの飾り気のないものですが、実用本位です。
ブックケースのスリーブを使用する車両はスリーブに貼り付け、使用しない車両はケースの外箱に直接貼り付けします。

ラベルを貼ったブックケースです。今回ラベル貼り付けにあたっては、ブックケースを更新し車両を詰め替えたケースだけではなく、ラベルを貼らないまま車両を突っ込んでいたケースにも判別しやすいようラベルを貼りました。
ブックケースにもいろいろデザインがありますが、個人的には、写真一番上の、トミックスの旧型ブックケースが好みです。ケース全体に斜めストライプのモールドがあり、お洒落なのがイイのです。

元気を貰ってきました(TMSコンペ作品展示とハッチポッチ展)2021年01月19日 20:43

工作関係で凹むことがあり鬱々としていたところ、今日の仕事は午後から無くなり休みが取れたので、3密5小に留意しながらお出かけして、元気を貰ってきました。
まず向かったのは渋谷のModels IMON。ここでは鉄道模型の作品コンテストとして老舗のTMSコンペティションのNゲージ部門の作品展が開かれており、入賞から努力賞まで様々な作品が展示されておりました。
全ての展示作品に共通することですが、特に入賞作品・特別賞作品は、水平・垂直などもすごい正確にモデリングされており、思わず息を呑みます。
自分も・・・ここまでの作品はとても作れないですが、せめて近づけるように頑張ろうと思いました。
渋谷IMONでのNゲージ作品展は、1月31日までの開催です。

引き続き巣鴨のさかつうギャラリーへ。
ここではハッチポッチ~7人の模景展が行われておりました。仕事も趣味もバラバラな7人が織りなす賑やかなごちゃまぜ世界に思わず魅入ります。
中でも目を引いたのが、「大きい押入線」。
1/80サイズでのモダンな風景の中、ホームに停まる京急電車のモジュールです。
こちらも水平・垂直が丁寧に作り込まれており、馴染みの風景という事もあり、思わず魅入ってしまいました。
ハッチポッチの展示も、1月31日までです。