415系電車の修繕06-モハ414トレーラーの床下2025年02月08日 00:00

さて、久々の工作ネタです。車体の工作を進める前に、気分転換で床下の工作。

昔の交直流近郊電車は、床下は直流電車のままというのが当たり前で興醒めです。過去には交直流特急・急行電車の床下機器をおゆまるで型取りしてパテで複製・・・という事もしてました。
しかしこの技法、前工程で直流型床下機器を撤去してフラットな床板を作るのが怠いです。そこで今回は、モーター車のトレーラー化に合わせて、同じトミックスの485系交直両用特急電車の床下を切り詰めて流用することにしました。
写真はモハ484の床下と旧作モハ414・402の床下
写真一番上がモハ484の床下で、旧作のモハ414の床下と比べると若干長いです。

床下をキーストンプレート1スパン分切除し長さを詰めます。
写真はモハ484の床下を切断して長さを詰めた状況
しかしこれですと詰め過ぎで長さが1mm強足りなくなります。
113系の室内パーツのネジを治具にして、1mm強の隙間を作ってプラ板を渡して接着します。
写真は床板接着の状況
その後、切り継ぎの隙間をプラ板で埋めます。
写真は床板の隙間を埋めた状況
合わせて台車・床板・室内パーツが元の製品のように嵌まるよう、床板・室内パーツ双方にあるネジ用突起を削ります。室内パーツ側のネジ用突起を削ると、室内パーツに固定される台車固定用のネジ山が舐めやすくなるため、瞬間接着剤を流して乾燥させた後、座ぐりドリルでネジ山を再度刻んで、ネジ山を再構築しました。
写真はネジ用突起の切除状況

かくしてモハ414もどきの床板生地完成。厳密にはモハ484とモハ414とでは床下機器の位置が違うはずですが、元の製品とは異なりちゃんと交流区間に入れるようになりましたので、これで良しとします。
写真は完成した床板

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