夏の北陸旅行04-4日目(金沢その3) ― 2024年09月17日 19:55
楽しかった北陸一周旅行も今日が最後。最終日は終日金沢市内観光に費やしました。
まずは金沢駅からひがし茶屋街に向かいます。金沢にはひがし茶屋街、主計町茶屋街、にし茶屋街の3つの茶屋街があり、それをコンプリートしようという算段です。
ここは街全体が昔の茶屋街を思わせる景観に美観整備されております。建物の多くが飲食店などに整備活用されており、観光客も多く見かけました。
続いて主計町茶屋街へ。ここはひがし茶屋街と比べるとこじんまりとしておりますが、江戸時代には紳士の社交場として親しまれていた街です。家に内緒でこっそり遊びに行っていたという当時の逸話も・・・。
ここで趣向を変え、加賀ゆうぜん会館に出向き、華やかな加賀ゆうぜん染め体験をしてみます。
加賀ゆうぜんとは、絵画調の自然描写を重んじる布染めの伝統工芸です。
作業としては型紙をマスキングテープ代わりにして、色を筆で次々と布に塗っていくだけですが、うまくやれば色に濃淡をつけることが出来、濃淡ぼかしの効いた絵画調の意匠が加賀ゆうぜんの醍醐味です。
自分も初めて体験し、上写真の丸囲みのような代物が仕上がりましたが・・・如何でしょうか。。。
加賀ゆうぜん染めをしたところでいい時間になりましたので、近江町市場に出て昼食をいただきます。市場は大変活気のある場所です。
そのまま近江町市場からコミュニティバスに乗ってにし茶屋街へ。
ここでは茶屋の部屋を展示している施設がありましたので、立ち寄りました。
芸妓さんの演奏道具などが展示されておりました。
にし茶屋街からバスに乗り、香林坊で降りて武家屋敷街を見学します。
武家屋敷は、各世帯が壁で囲われており、壁の内側では街の人が知らぬ嗜みで庭が整備されていました。
そんなこんなで楽しかった北陸一周旅行も終わり。
名残惜しいですが、帰りの新幹線に乗り、最後の一杯を乾杯です。
【夏の北陸旅行(2024.9/14〜17)まとめ】
夏の北陸旅行03-3日目(金沢その2) ― 2024年09月16日 23:59
旅行3日目。本日はいつもお世話になっており度々ブログにも登場する、大学鉄研の先輩のK氏御夫妻と合流し、中能登方面に出かけました。
突然今回の旅行記でK氏が登場したのには理由があり、氏は先の震災に対応する復興要員に抜擢され、1年間の任期で石川県に派遣され、現在御夫妻で石川県に在住しているた目です。大変御苦労様なことです。
金沢駅でレンタカーを借り、一路能登半島へ。半島へは無料の自動車専用道路「のと里山道路」が海沿いに伸びております。道路を走り、日本で唯一自動車がそのまま海沿いの砂浜を走れる「千里浜なぎさドライブウェイ」に向かいます。
ここは、ちょうど自動車が通っても大丈夫なように、自然に締め固められた上に日々整備されている砂浜です。海水浴シーズンが終わった今、砂浜を目指してわずかな車がやってきます。
波打ち際で釣りをしている人も見かけ、話を聞いてみたところキスが釣れるとのこと。
そのまま車を北に進めると、震災の傷跡がちらほら見えるようになります。
今回のドライブの目的地、能登島に到着。能登島大橋の橋と島とを写真で抑えます。宮古島の伊良部大橋や山口の角島大橋と同じ、海を渡る橋です。
そのまま車を進め、道の駅のとじまへ。しかしここは先の震災の影響で建物が使えなくなり、建物の軒先を借りて仮営業中とのこと。改めて先の震災の影響が思い起こされます。
ここで案内してもらったところで昼食を食べ、のとじま水族館へ向かいます。ここも震災の影響を受けた施設ですが、他の水族館に避難していた動物も少しずつ水族館に戻りつつあります。
水族館には震災復興のあゆみも展示されていました。
先の震災と復興のことを思い浮かべながら、数時間水族館の中を見学しました。
帰りは高岡を経由して金沢に戻ります。車を返して夕食・・・のはずでしたが、電話予約が繋がらなかったり満席だったりそもそも営業していなかったりと、昨日に続いて夕食の店を決めるのに手間がかかってしまいました。
幸い、飛び込みで入れた居酒屋がありましたので、店で再会を祝して乾杯です。
改めて本日1日お付き合いいただきましたK氏御夫妻、ありがとうございました。
夏の北陸旅行02-2日目(福井その2・金沢その1) ― 2024年09月15日 23:59
旅行2日目です。今日は福井では永平寺に行きました。
まずはえちぜん鉄道に乗車し、永平寺口に行きます。永平寺口では、バスを待つ間、たまたま団体専用の恐竜列車を見かけましたので1枚パチリ。
沿線では、恐竜の着ぐるみを着た沿線住民が手を振ってお出迎えです。
バスで永平寺の門前町に出て、5分ほど歩いて永平寺へ。
境内は多くの見学客がみられました。
靴を脱いで本堂に上がると、天井に数多くの画が描かれた間に圧倒されます。
ここは曹洞宗の総本山であり、多くのお坊さんが境内で修行や生活をしています。写真は撮りませんでしたが、境内で仏行をするお坊さんも見かけました。
福井の街に戻り、福井駅前に乗り入れる福井鉄道の路面電車を観察。
本数も少なく(30分に1本)、路面電車というよりはインターアーバンみたいな雰囲気です。
時間は昼過ぎでちょっと早いですが福井を後にし、ここから新幹線で金沢に飛びます。
金沢では21世紀美術館に行きました。お目当ては「例のプール」。とは言っても例のプールではなく、園内の美術展示の1つで、水とガラスを張ったプールの中に入れるというアート作品です。
外は雨が降っており、キラキラと光が「水中」に入る映えた写真は撮れませんでしたが、これはこれでプールの中そのものです。
その他園内の美術作品を見て回りましたが、自分には現代美術はよく分からず、理解の範囲を超越する展示も多く見かけました。そんな展示の中で、妻がいたく感動していたのがこちら。
加賀友禅の壁画です。
雨は強くなり美術館の中で雨宿りをしているうちに時間が過ぎてしまい、夕食の店が店じまいになったりやっている店は満員で入れなかったりして「ご飯難民」になりかけてしまいました。
すんでのところで空きのある居酒屋を見つけ、無事夕食と相成りました。。。
夏の北陸旅行02-1日目(福井その1) ― 2024年09月14日 23:59
さて、夏の旅行を決行する日がやってきました。
朝、そそくさと荷物をまとめ東京駅へ。地下で朝食やお酒を買い込んで東海道新幹線に乗り込みます。
列車の発車を待って、今回の旅の成功を祈って乾杯♪
今回乗ったひかり号は、小田原で座席が満員になり、そのまま名古屋までノンストップです。名古屋で乗客が入れ替わって、ここから先はこだま号と同じ各駅停車の新幹線になり、米原に到着。
米原からは特急しらさぎ号に乗り換えて敦賀に向かいます。
米原〜敦賀はわずか30分。いよいよ悪評高い「敦賀要塞」での乗り換えです。
新幹線が3階、在来線が1階という縦に並んだ造りになっておりますが、体験してみて気になったのがやはり移動距離の長さ。多分トラブルが起きた際の「バッファ」を考慮しているとは思うのですが、乗換を強いる割には最小の距離で移動してもらう造りになっていなかったです。
もっとも今回は編成端(東京寄り)の自由席への乗換だったので、より一層そう感じたのかもしれません。
ホームに上がると、いつもの馴染みの顔の北陸新幹線が停まっていました。乗り換えた北陸新幹線「つるぎ」は、自由席は満員。やはり3連休効果でしょうか。
30分ほどで福井に到着します。
福井に着いたら、まずはホテルで荷物を預け、えちぜん鉄道に乗って芦原温泉に向かいます。
えちぜん鉄道の電車はJRの中古車で、車内はよく揺れましたが、揺れが眠りを誘い大変心地よかったです。
30分以上電車に揺られ、あわら湯のまち駅に到着。ここから駅前にある温泉施設「セントピアあわら」に立ち寄ります。
温泉で一汗流して、バスで東尋坊へ。バスは最新型のノンステップバスでした。
さて、福井の旅行の目的地の1つである東尋坊到着。
ドラマ等のロケでもお馴染みの、柱状節理と呼ばれる岩が縦に積み重なった断崖絶壁に登ります。ここから三国港の工事で岩を取り出した跡の「千畳敷」と呼ばれる平場を望みます。
一通り観光した後、夕日の時間まで近くのカフェで休み、東尋坊に沈む夕日を眺めます。流石は夕日の絶景スポット。
東尋坊から再びバスと電車に揺られ、福井に戻りました。
長距離旅行まとめ ― 2024年09月08日 12:00
泊まりがけで出かけた旅行記の一覧(2012年以降)です。リンクを押すと、各旅行記ごとのまとめページに移動します。
【2024年】
夏の北陸一周旅行(2024.9.14〜17)
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【2012年】(リンク準備中)
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【2023年】
- ヨーロッパを夢見て(ドイツ)(2023.9.23〜10.1)
- 突発長野旅行(2023.5.5〜7)
- 年度末に103系を追う(2023.3.11〜12)
- 冬を取り戻すんだ〜5年ぶりのスキー(2023.2.11〜12)
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【2019年】
【2018年】
- MT55の残像を追って(奈良線・和歌山線旅行まとめ)(2018.9.22〜23)
- 北東北に進路を取れ'18(2018.8.15〜19)
- 会津運転合宿(2018.5.4〜5)
- 上越逃避行(2018.1.13〜14)
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【2013年】
【2012年】(リンク準備中)
- 新婚旅行(グアム・パラオ)(2012.11.29〜12.5)
- ミャンマーは凄かった(2012.8.13〜18)
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