弾丸!冬の青森旅行02-冬の八甲田山温泉巡り2024年02月17日 23:24

泊まったホテルは陸奥湾・津軽海峡が見渡せる部屋で、凍てついた街の外に広がる海が大変幻想的でした。
写真は陸奥湾と青森の街並み

レンタカーを借りて、K氏と合流。今回の旅行の目的は「八甲田山から見える樹氷群」ということで、ところどころ圧雪になっている観光道路を走って登ります。
しかし、八甲田山頂上行きロープウェー駅に着いて分かったのが、ロープウェーに乗るのに2時間待ちを強いられる混雑。
写真はロープウェー乗車待ちの混雑
貴重な青森での時間を混雑待ちで浪費したくないので、話し合って「八甲田山から見える樹氷群」は諦めることにしました。そして次の旅行の課題が出来ました。

方針転換してもう少し山を登って酸ヶ湯温泉に向かいます。
写真は雪の酸ヶ湯温泉
雪明かりが窓から漏れる酸ヶ湯温泉は幻想的でしたが、熱い湯に浸かっていたことから軽い湯当たりを起こしてしまい、早々に千人風呂から出て休息を取りました。
そのまま城ケ倉から西に逸れて黒石方面に降ります。今日は天気が大変よく、雪山の向こうに岩木山がハッキリ見えました。
写真は雪晴れの岩木山
山を降りる途中、黒石の街外れにある温湯温泉に立ち寄り。湯当たりも治ってきたことから2件目のお風呂に。ここの共同浴場は、源泉掛け流しの割に大人一人300円と大変リーズナブルな浴場でした。
写真は温湯温泉の共同浴場
最後に黒石の市街地に向かい、こみせ通りの観光をして、お土産に地酒を買って青森に戻ります。
写真は黒石市街地のこみせ通りの造り酒屋

青森では所用で別行動だったK氏夫人と合流し、駅前のA-FACTORYにあるレストランで夕食をご馳走になりました。
写真はA-FACTORYのレストランでの乾杯
2時間ほど会食し、帰りの時間になりましたので、名残惜しいですが K氏夫妻と別れ、最終新幹線に乗り東京に戻ります。
写真は新幹線の中での〆の乾杯

今回の一泊二日の弾丸旅行、暖冬の中前日に雪が降り雪化粧したところ、旅行当日には天気に恵まれ(恵まれ過ぎ?)た旅行となり、満足度の高いものとなりました。何より青森在住のK氏夫妻には色々お世話になり、感謝することこの上ありません。


弾丸!冬の青森旅行01-津軽鉄道ストーブ列車2024年02月16日 23:31

きっかけは手元にあった某大手旅行会社の旅行券。生前に親にプレゼントしたもののコロナ禍に突入してしまい使う機会がないままうちの手元に戻ってきたものです。
あまり某大手旅行会社の扱う旅行には興味を惹かれず、旅行券がダブついていたままでした。しかし今年に入って、旅行券を消費するのにふさわしいツアー旅行「八甲田山の樹氷と津軽鉄道ストーブ列車の旅」を見つけ、そのツアー参加費用に旅行券を充てれば、格安で青森に行ける、と思って申し込みをしました。
しかしそう問屋は卸さず、主催旅行は参加者不足で催行中止。こっちはツアー申し込み時点で青森旅行に行く気全開になっており、梯子を外された格好になりました。
一旦湧き上がった青森旅行熱は冷めず、我慢できずにツアーと同じ日程でJRのダイナミックパッケージを申し込んで、青森旅行を強行開催しました。

まずは大宮駅に行き、東北新幹線に乗車です。
新幹線で出発進行
今年は暖冬で、本来なら冬真っ盛りのこの時期でも雪が積もっておらず、岩手県と青森県の県境あたりでようやく車窓が雪景色になりました。
青森に入り、雪景色になってきました
終点の新青森で新幹線を降り、奥羽本線・五能線と乗り換え、五所川原を目指します。
奥羽本線・五能線で五所川原まで向かいます
五所川原から津軽鉄道に乗り換え、一旦金木駅で下車。物産館に立ち寄り時間を潰します。
金木町の物産品物販センター「産直メロス」
ここの向かいには太宰治の生家「斜陽館」がありましたが、列車の待ち時間の都合で中には入らず、外観だけ見て撤収しました。

終点の津軽中里まで再びワンマンのディーゼルカーで向かい、折り返しでいよいよストーブ列車に乗り込みます。
津軽鉄道のストーブ列車
4両編成の列車は、前2両が追加料金なしの普通列車、後ろ2両が旧国鉄客車のストーブ列車です。

写真がストーブ列車の売り、石炭焚きのダルマストーブです。
写真はストーブ列車のストーブ
この上で車内販売のスルメをアテンダントさんが焼いてくれます。
客車は、戦後まもない昭和23年に造られたオハフ33は木造の室内、戦後から少し落ち着いた昭和29年に造られたオハ46はペンキ塗りの室内となっております。
車内は本日から発売になった「キュンパス」とかインバウンド好調とかの影響とかで満員御礼。早めに津軽中里駅折り返しで帰りの切符購入の列に並んでいたことから、オハフ33のストーブ前という最良の席にありつけました。(オハ46のDT47台車がもたらす良い乗り心地も捨てがたいですが)

車内販売ではスルメだけではなく酒も売っており、さながら常磐線のような酒盛りができます。
ストーブ酒と津軽の地酒
津軽鉄道の車内も雪景色。今年は暖冬のためここまで雪景色になるのは珍しいとのこと。
40分強、大満足の旧型客車の旅でした。

津軽鉄道のストーブ列車に乗ったら、青森に急行し、仕事が終わってから合流してくれたK氏ご夫妻と合流して乾杯。話に花を咲かせながら2次会までお付き合いいただきました。
青森でK氏ご夫妻と乾杯


長距離旅行まとめ2024年02月15日 12:00

泊まりがけで出かけた旅行記の一覧(2012年以降)です。リンクを押すと、各旅行記ごとのまとめページに移動します。
【2024年】

【2023年】

【2022年】

【2021年】

【2020年】

【2019年】

【2018年】

【2017年】

【2016年】

【2015年】

【2014年】

【2013年】

【2012年】(リンク準備中)
  • 新婚旅行(グアム・パラオ)(2012.11.29〜12.5)
  • ミャンマーは凄かった(2012.8.13〜18)

ヨーロッパを夢見て19(終)-おまけとまとめ2023年10月07日 17:16

楽しかったドイツ旅行から1週間が過ぎ、懐かしい思い出へと変わりつつあります。
最後に、本編では載せられなかった諸々を紹介します。

【物価のこと】
写真は買い物のレシート
昨今、日本を含む各国で物価高が話題になっており、それに加えて日本が各国に対して円安傾向にある(対ユーロでは去年春から10%以上通貨の価値が下がっている)ことから、今回の旅行でも物価高の影響は結構大きかったです。
正直「1ユーロ100円」の感覚でお金を使っており(食事とか。そんなにお土産とか買い物とかには突っ込んでいないです)、後で冷静になって「あれ?高くね?」ということが多かったです。
一番物価高を痛感したのがコンビニのおにぎり(寿司?)。日本のおにぎりが1個100〜150円なのに対し具なしで3.49ユーロ(550円)。しかし何事にも例外はあり、ビールは駅の売店で0.5L1.7ユーロ(270円)、スーパーで1ユーロ(160円)と日本以上に安かったです。
まさにビール天国。

【鉄道模型のこと】
写真は駅にある鉄道模型
前回のヨーロッパ旅行でも見かけましたが、駅には鉄道模型のレイアウトがあり、コインを入れると自分で操作できるみたいです。線路はメルクリン?の3線式で車両も本格的なもの(客車は若干ショーティみがあります)。
あまりこれで遊んでいる人は見かけませんでしたが、さすがは鉄道大国、の趣がありました。
ちなみに今回の旅行では、鉄道模型のお土産は買ってきませんでした(物価高ですし)。

【ゆるキャラのこと】
写真はフランクフルト・オクトーバーフェストのゆるキャラ
日本では観光地とか行政とかで「ゆるキャラ」が席巻していますが、ドイツでゆるキャラっぽいものを見かけたのはフランクフルト・オクトーバーフェストのこの2体だけでした。どういう由来があってこういうキャラクターになったのでしょうか。
さらに、一部の人の血圧を上げそうな「萌えキャラ」はついにドイツの街で見かけることはありませんでした。

【アイスクリームスパゲッティのこと】
写真はアイスクリームスパゲッティ
実はドイツはヨーロッパでも有数のアイスクリーム大国(国民一人当たりの消費量はヨーロッパ中2位)。そのドイツで隠れた名物が、アイスをスパゲッティ状に成形した「アイスクリームスパゲッティ」。見た目はスパゲッティそのもの、しかし食べるとちゃんとアイスクリーム、といった不思議な感覚です。
マンハイムの名物ですが、フランクフルトの街中でもアイスクリームスパゲッティは出てきました。機会があれば是非一度試していただきたい逸品です。

【インターシティのこと】
写真はインターシティを牽いていた101型電気機関車
客車列車を電気機関車が牽くインターシティ(今はIC1というらしいです)は、かつてのドイツ鉄道のシンボルでしたが、ICEやIC2、FLIX等に押されて、だいぶ勢力を縮小しているみたいです。前回ドイツに渡った時には最新型で旧式の103型電気機関車を置き換えつつあった101型電気機関車も、写真のように暇している様子を見かけたりして、ダブつき気味なのを実感しました。
今度のダイヤ改正でIC1のビストロ車が全廃になったり、ICE-Lと呼ばれるタルゴ型の新型特急車の投入が進むこともあり、古き良きインターシティはいよいよ待ったなしです。
葬式鉄はお早めに。

【東横インのこと】
写真はフランクフルトの東横イン
今回の旅行では、フランクフルトの宿は東横インフランクフルトを定宿にしました。たかが東横インと馬鹿にするなかれ、馴染みのある日系ホテルのサービスが、かゆいところに手が届く感覚で快適でした。
例えばコインランドリー。ちゃんと日本語で説明書きがされており、溜まった衣服の洗濯が円滑にできます。
例えば朝食。3ユーロの比較的質素な朝食ですが、ご飯と味噌汁(おかずは無し。ハムをおかずにするといいです)がついてきたり、適度に質素なので昼食・夕食をしっかり食べたい向きに影響を与えないです(それでも食べ過ぎました・・・)。
例えば冷暖房や氷サービス。日本以上に緯度が高いドイツですが、昨今の温暖化の影響か昼間は結構暑買ったです。しかしインフラは暑いのには順応していないためか、ホテルには冷房がなかったり効きが悪かったりしました。氷のサービスも無し。その辺も抜かりがなく、暑がりな我が夫婦には大変助かりました。

以上で、2023年9月のドイツ旅行記はおしまいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

【ヨーロッパを夢見て〜26年ぶりのドイツ旅行(2023.9/23〜10/1)まとめ

ヨーロッパを夢見て18-今なお現役、ケルンのET420.4(動画)2023年10月06日 21:27

ケルンで最後の活躍をするET420.4。
今回の渡独では、その勇姿を動画に納めておきました。