タキ9900と水戸線5791列車2023年07月30日 00:06

タキ9900(マイクロエース)を中古で購入しました。
写真はタキ9900の模型
実車の解説はwikipedia等に譲りますが、タキ43000にも通じるフレームレスの機能的なタンク車です。

転入整備は、とりあえず車輪の一部をスポーク車輪に変えました。これは中学〜高校生の頃に下館駅で留置中の実車を見かけた際、車輪の一部がスポーク車輪だったことに由来するものです。
写真は車輪の一部をスポーク車輪に変えたタキ1900
台車がスケスケであることもあり、スポーク車輪が実感的です。

車両のマークをゼネラル石油(ミツウロコ)に変える必要がありますが、これで水戸線貨物5791列車(川島〜下館)が捗ります。
写真は水戸線5791列車のイメージ
EF81がタンク車1〜2両を牽く姿が、模型映えします。

奥久慈セットキハ58・28の整備2023年03月22日 00:27

奥久慈セットの開封整備。
ジャンパケーブルをマジックで黒く塗った後、別パーツになったタイフォンとジャンパ栓を嵌め込みで取り付けます。
写真はタイフォンの取り付け
とにかく部品が細かく、何度も部品を飛ばしながらも1両1時間ほどかかって部品取り付けを施工します。
タイフォンは、ツイッターの記事を参考に、今回整備する3両全てシャッター式にしました。
写真は付属パーツを取り付けたキハ28
格好いい顔になりましたが、疲れた・・・

引き続き車番インレタの転写。
写真はナンバーの転写
車番は、上記ツイッターの記事を参考に、実車形態を再現可能なキハ28 2372とキハ58 1039を転写しました。合わせて旧製品も車番を付け替え、キハ28 370からキハ28 2371に変更しました(旧製品はテールライトが外ばめであるため、これも実車形態を詳細に再現可能となります)。
写真はインレタ転写完了の様子
あとATS表記と所属表記(水ミト)を転写して、キハ28 0番台冷房改造車以外は完成。

で、残るはトミックスの奥久慈セット虎の子のキハ28 0番台冷房改造車。
これはJR時代の真岡線仕様に仕立てます。まず真岡支区に所属していたキハ28 83のインレタを貼ります。合わせて大事にストックしていたJRマークのインレタを転写。
写真はJRマークの転写

最後に、10年以上前の水戸在勤時、水戸駅南口にあった模型店ATCハヤシで買った「水モウ」所属デカールを貼ります。
写真はATCハヤシの所属表記デカール
これで完成です。
写真は水戸機関区真岡支区所属の証「水モウ」所属表記

キハ58系「奥久慈」セットを買いました2023年03月18日 02:25

屋上の常磐無線アンテナが特徴の、トミックスのキハ58系「ときわ・奥久慈」セットが発売になりましたので、終業時間にいそいそと東京に出て購入してきました。
写真はキハ58系奥久慈セットの外装
今回購入したのは「奥久慈」セットのみ。「ときわ」セットも気になったのですが、特に常磐線の急行「ときわ」には思い入れが無いので、こちらは購入しませんでした。

で、奥久慈セットの中身はこんな感じ。パッと見たところ同じような外観のキハ58・28が5両入っているだけ(グリーン車は無し)。全車ハイグレード・ライト取り付けとはいえ、これで定価25,000円近いので、Nゲージ鉄道模型もだいぶ値上がりしているような感を受けます。
写真はキハ58奥久慈セットの内容

そんな訳で、旧製品のキハ28(ハイグレードで量産された第1ロット)を出して比較します。
まず屋根。
写真はキハ28の屋根の比較
今回の「ときわ・奥久慈」製品は、水戸機関区所属車の大きな特徴として、屋上の無線アンテナと、それを避けて不均等に配置されたクーラーとが挙げられます。この「ときわ・奥久慈」製品で一番のウリとあって、適正に再現されています。
(写真上が旧製品、写真下が今回製品)

続いて前面の比較。
写真はキハ28の前面の比較
写真左が旧製品、写真右が今回製品です。前面はジャンパ栓関係が全て別パーツとなっている他、テールライトもキハ28初期車の特徴である反射板取り付け可能な構造が再現されています。

引き続き2位側(運転席側)側面の比較。
写真はキハ28の2位側側面の比較
写真上が旧製品(キハ28 2300)、写真下が今回製品(キハ28 0冷房改造車)です。
今回大枚を叩いて「奥久慈」セットを買った目的が、国鉄末期からJR最初期に真岡区に配置となったキハ28 0冷房改造車。冷房改造されたものの発電ユニットは持っていないことから単独では冷房が使用できない異端車。真岡線・水戸線ではキハ20や45と一緒に使用されていたことから、クーラーはあるものの冷房が使用できない曲者でした。
ちゃんと発電ユニットが省略されて原型のままの床下機器が表現されています。

こちらは1位側(助手席側)側面の比較。
写真はキハ28 1位側側面の比較
写真上が旧製品(キハ28 2300)、写真下が今回製品(キハ28 0冷房改造車)です。
キハ28 0冷房改造車は、床下を原型にするだけではなく、1位側車体側面の発電ユニット用ルーバーもちゃんと省略されています。
旧製品の床下には、発電ユニットを切除しようとして切れ込みを入れたカッター痕が残っておりました。昔の涙ぐましい努力の痕跡です。

最後に妻面の比較。
写真はキハ28妻面の比較。
写真左が旧製品(キハ28 2300)、写真右が今回製品(キハ28 0冷房改造車)です。
メーカーでもキハ28 0冷房改造車の配電盤のディティールが分からず発売直前にようやく発電ユニットを持たないキハ58と同等ということが分かった、と証言している部分です。
ちゃんと発電ユニットの有無での差分が表現されております。

大変良い買い物をさせていただきました。

新年会に向けて車両の整備2023年01月15日 09:32

来週は、3年ぶりに開催されるCKCモデラーズ倶楽部の新年会です。
今回の車両テーマを「常磐線」としたので、新年会で快調に走るのを期待して、常磐線の車両を色々整備しました。

まずは415系K521編成。
窓ガラスが外れてしまったクハ401-76を分解整備。
写真はクハ401-76の分解再整備状況
窓ガラスが外れそうなところを全部外して再接着しました。
写真は整備が終わったクハ401-76

引き続き車両の補修。梯子が外れてしまったタキ15600も、エポキシ系接着剤で補修します。
写真はタキ15600の梯子再接着状況
それにしても何回か手すりが外れて都度再補修していることから、接着剤による補修痕が醜いので、補修痕を隠蔽するように艶消しブラックを再塗装しました。
写真はタキ15600の再塗装状況

さらに勢いに乗って、年末の運転会でライト不点灯が発覚したクハ701のライトの補修・・・もやろうとしましたが、こちらはライト不点灯の原因追求がうまく行きませんでした。
仕方がないのでヘッドライトが点くクモハ701を先頭にして遊びます。
写真は701系のライト試点灯状況

【おまけ】
エポキシ系接着剤を出したついでに、結婚以来10年愛用していたものの耳の部分が取れてしまったウサギの形をした胡椒挽きを補修しました。
写真は胡椒挽きの補修

筑波鉄道に想いをよせて&イベント予告2023年01月14日 01:53

かつて筑波鉄道が走っていた「真壁」(現:桜川市真壁町)。ちょっとした縁があり、以前作った筑波鉄道の気動車を今回整備しました。

まずGMナックルカプラー・シンキョーカプラーに交換していた連結器を、ビギナーでも取り扱いに戸惑わないアーノルドカプラーに復元します。
写真は連結器のアーノルドカプラーへの復元状況
その次に動力ユニットを分解整備。動力ユニット自体は堅牢で整備性の良いGM「文鎮動力」を使用しており安定して走りますが、動力台車が外れやすいトラブルがあったため、動力ユニット内のパーツを交換します。
写真は動力ユニットの分解整備状況
そして整備完了。
シンプルながらも凛々しい道産子の気動車2両が蘇りました。
写真は筑波鉄道キハ762・キハ811

さて、ここからは、イベントの予告です。
・茨城県桜川市真壁の冬のイベント「真壁のひなまつり」、今年は3年ぶりに開催します。
・下館レイル倶楽部は、例年行っている下館の雛巡り展示に加えて、今年は真壁のひなまつりにも出展します
・真壁のひなまつり出展は、旧・田崎人形店が会場で、「たちかわ」さんが和菓子の販売を行う場所での出展を計画しております。
・詳細については、開催時期が近づいたら改めてお知らせします。