宇都宮ライトレールの運転席周りをリアルに2023年09月10日 00:49

宇都宮ライトレールの模型、キニシナイ(・з・)だった運転席周りのスカスカ。前面窓が大きいこともあって、やっぱり気になってきます。

ディスプレイモデルの床下にあった室内運転台パーツ(写真の黒い奴。椅子とかも付いていて割とリアル)が、動力ユニットに嵌まらない設計になっているため、こんな事になっております。
写真は運転席回りのスカスカと運転台パーツ

そこで、捨てずに取っておいた(ここ大事)運転台パーツを加工し、動力ユニットの前に嵌め込むことにしました。
室内運転台パーツを床下から外し、運転席の椅子のところで、レザーソーを使って切断します。
写真は運転台パーツの切断状況
で、切断した運転台パーツのうち前側を、LRT車体の裏側に接着します。位置決めの微調整をする必要があるので、今回の接着にはゴム系接着剤を使用しました。
写真は運転台パーツの接着状況

車体を元通り組立。加工前(左)と加工後(右)を比較すると、運転席周りのスカスカが綺麗に解消されており、また動力ユニットを装着しても運転台のコンソールが前面窓から透けて見えるようになり、大変セクシーです。
写真は運転席回りの工作の前後比較

シャコタン☆ブギ(漫画の話ではありません)2023年08月06日 00:15

某氏のブログ記事に、現在の完成品に比べ車高が高いグリーンマックスのキット(昔の、動力機構の都合から機関車の大きさが今より若干大きい時代はこれで丁度よかったのかもしれません)を組んだ車両の車高ダウンに、Bトレインショーティ用の車輪を使った例が載っていました。
なるほどと思い、早速自分も試してみました。
写真はBトレインショーティ用車輪

開封して見てみると、確かに写真左のBトレインショーティ用車輪は、右の通常車輪に比べて一回り小さいです(ノギスが無いので寸法は測れませんでした)。
写真左はBトレインショーティ用車輪、右は通常車輪
車軸ベースでは車輪径の半分だけ車高を下げられることから、あまり車高ダウン効果は得られなさそう(尤も車輪径が小さ過ぎると台車に嵌りませんしカプラー高さも揃わなくなってしまいますが)です。

しかしモノは試し、小径車輪を使ったシャコタン(今はローダウンと言うみたいですね)を試みます。試供に使ったのは、GMキットの中でも特に車高が高いと言われるマニ44。15年前の2007年の作で、当時から車両内側のリブを削ったり台車を削ったりと車高ダウンに苦労して組んでいました。
写真手前からKATOスニ41、GMマニ44、GMマニ60
車高テスト用に仕立てた編成は、マニ44と同じパレット積み荷物車のスニ41(KATO)、車輪を交換するマニ44(GM)、比較のためのマニ61(GM)の3両編成です。

で、加工前の写真が写真上で、マニ44の車輪を小径車輪に交換したのが写真下。比較のため極力大きさや位置関係を揃えました。
写真はGMキット組みの車輪交換状況
微妙ですね。
しかしながら、写真をよくみると写真左のシルバーのスニ41と雨樋の高さが揃ったようにも見え、一定の効果はありそうです。

カプラーの高さも大きく変わっておらず、連結・走行には支障は無さそうな感じから、コスト・調達面の課題(小径車輪だけで分売してくれないモノですかねぇ・・・)が解決すれば、これに統一するのも1つの方法かもしれません。

209系ウラ5編成の工作02-スカイブルー帯の塗装2022年04月02日 10:37

3両分ずつ4回に分けて車体をIPAに浸け、12両分の車体の塗料を落としました。
ここから塗装開始です。

まずはスカイブルー帯(GM青22号)の吹き付けから。
帯の部分を中心に青色を吹いていきますが、結果的に大体車体全体を塗ってしまいました。
この状態だと103系リバイバルラッピングに見えそうです。

埃の噛み込みとか塗料の落とし残しとかが散見されるので、エアブラシ用の溶剤やファレホのブラシクリーナーを綿棒に染み込ませて拭き取ります。
ファレホのブラシクリーナー(以前Twitterで聞きました)は溶剤よりもマイルドで塗装面を傷めずに埃取りができますが、ゴシゴシ強く擦るとやはり塗装面を傷めてしまうため注意が必要です。

115系中間車の工作13-再下塗りと車体のパテ盛り削り(2回目)2021年08月25日 18:06

今日の午後は半休を取ってコロナワクチンの接種1回目(モデルナ)でした。射った当日なので目立った副反応もなく、余った時間は工作に費やしました。オサケノミタイ・・・

日曜日にE217系の塗装をした時に合わせて車体を再度下塗りし、仕上げ漏れを確認します。
あれだけ頑張って仕上げたはずなのに、今回もやはり見つかってしまった複数の仕上げ漏らし箇所。凹部に再度パテを盛って乾燥させてから、パテ盛り箇所と凸部をTwitterで紹介していただいた爪楊枝ヤスリで削って平滑に仕上げます。
爪楊枝ヤスリとは、400番の紙ヤスリを細かく(5〜6mm四方くらい)切って斜めに切った爪楊枝にゼリー状瞬間接着剤で付けただけです。しかし、これでも細部は細かいところまで、平にしたいところは平滑に削れます。
今度こそ仕上げ漏らしの無いよう、焦らず車体を削っていきます。
爪楊枝ヤスリの目を400番→800番→1000番→1500と細かくしていき車体の再研磨が完了。大体爪楊枝ヤスリ1本で車体の片側が研磨できました。

BR218のゴムタイヤ交換2021年07月04日 00:00

トラクションタイヤのゴムタイヤが擦り切れてしまいましたので、交換しました。
実はこのトラクションゴムの交換、昔から分売パーツもあり比較的メジャーなメンテナンスと思われるのですが、自分の場合は30年以上鉄道模型で遊んでいながら挑戦するのが今回初めてです。
まずは車体の分解。しかし洋モノの機関車は勝手がわからないことかエアコン、上回りと下回りの分解は回避。。。
で、どうしたかというと、台車中心のビスを外して台車だけを分解することにしました。
いきなり俺流というか邪道なメンテナンス方法を取っています。
ビスを外すと、台車がしなって、ちょうどトラクションゴムを巻いている車輪のみが取り出せますので、無理に力を入れて台車を破損しないように車輪を取り出します。
車輪を取り出したら、劣化した旧トラクションゴムを撤去し、新しいトラクションゴム(今回はKATOの5mm径を使用)を引っ張って取り付け、元どおりに組み立て復元します。
メーカー純正品のトラクションゴムが手に入らず、機関車の場合電車や気動車よりも大きい直径の車輪を使っていることから、今回のような工作でうまく行くか激しく疑問でしたが、何とかうまく行きました。