レジェンド東武8111Fを作る16_完成後の各所調整 ― 2026年08月08日 05:00

7月末にブログ上で完成報告を大々的に行った東武8111F。しかし出来上がった完成品を見てニヨニヨしているうちに、看過出来ない問題点を発見しました。
写真は動力車と付随車で大きさの全く異なる台車
上の写真を見ていただければと思うのですが、問題は鉄道コレクション動力付属のFS356台車枠。これ(写真上)が他の車両で使ったグリーンマックスの台車(写真下)と比べて明らかに「大きい」のです。並べてみるとその違和感に容易に気づくレベルで大きさが異なります。

そこで動力車の台車枠をスワップ。大きい鉄道コレクションの台車枠は放棄し、グリーンマックスキットに付属していた、同社コアレスモーター用FS356台車枠を鉄道コレクション動力に転用します。同じメーカーであればまさか大きさの違いは無いはず。
写真は動力車の台車枠を交換した状況
交換するグリーンマックス動力ユニットは、プライマーを塗って軍艦色1(クレオス#31)に塗装し、乾いたら鉄道コレクション動力ユニットの取り付け穴に挿入します。幸い両者は台車枠取付孔に互換性があり無加工で取付可。異なるメーカーとはいえ有難いところです。
ただ、鉄道コレクション動力は実車に忠実で若干台車のホイールベースが長く、そのままではグリーンマックスの台車枠がピッタリ嵌りません。わずかに浮いてしまいますが、これは誤差として諦めます。

もう1つ。今回の作品では前面ダミーカプラー周りに空気配管を追加するなど前面カプラー周りの工作に力を入れたつもりですが、台車前面に排障器をつけたらより格好良くなるんじゃね?と思いグリーンマックスの排障器を購入。
写真はグリーンマックスの排障器取付作業状況
そのままだと位置関係がおかしいので、取付部を薄くスライスして、軍艦色(1)に塗って瞬間接着剤で連結部に接着します。
写真は排障器取付状況
前面台車周りがさらに引き締まって見えるようになりました。

レジェンド東武8111Fを作る15_完成しました ― 2026年07月31日 05:45

今年5月からチマチマ工作してきた、「東武鉄道のレジェンド」こと8000系8111F初代塗装車も、今日を持って完成です。

完成前に各所の仕上げをします。
まずは窓ガラス嵌め込み工程で、無理に窓ガラスを嵌め込んだことからせっかくの窓縁R成形が複数箇所で飛んでしまったクハ8111。せめてもの抵抗で、窓縁の成形が飛んでプラ生地が露出した部分と窓ガラスのR部分にオレンジをタッチアップします。
写真は窓縁Rのタッチアップ作業状況
また、前面のジャンパ栓もαモデルのパーツを追加で買ってきたので、塗装して1箇所交換します。
写真はジャンパ栓の交換が終わったクハ8111の前面
前面窓下のテールライトには、クリアーレッドを爪楊枝で色入れします。
写真はテールライトの色入れ作業状況
さらに、クハ2両の運転台と客室の間には、プラ板を現物合わせで切り出してグレーとクリームに着色した運転台仕切りを接着します。
写真はクハ車内への運転台仕切り取付作業状況
車内床下は一旦分解し、より安定して走るよう、グリーンマックス小型電車用キットの板錘を黒く塗り追加で接着します。
写真は板錘追加接着作業状況

最後にステッカーチューン。
実車の8111Fはアーバンパークラインこと野田線で運用されていますが、やはり本線系の優等列車とガンガンすれ違いさせて遊びたいことから、種別行先は本線系の臨時団体列車からチョイス。東武日光方は「快速たびじ東武日光」を、浅草方は「団体専用たびじ」を切り出して貼り付けます。昔は8000系の臨時快速は「遜色急行」の最たるものでガッカリされていたと聞きますが、日光方面への臨時列車自体をあまり出さなくなった今となってはかなり重宝する列車に思えます。東武さん如何でしょう。
写真は車両へのステッカー貼り付け作業状況

そんな訳で、東武8111Fが完成しました。
写真は東武8111F完成状況
ちょっと前面が厚塗りになってしまった点その他塗装・仕上げに残念な点が出てしまいましたが、東武鉄道の歴史を後世に語り継ぐ存在が手元に残せて良かったです。
写真は東武8111F前面
手持ちの様々な東武電車コレクションと混在させて遊びたいところです。
写真は東武8111Fブックケース収納状況

【レジェンド東武8111Fを作る まとめ(2026.5-7)】
写真はベージュとオレンジの塗装が完了した東武8000系

レジェンド東武8111Fを作る14_車体の組立その2(窓ガラスと車体) ― 2026年07月29日 05:45

中間車のカプラーですが、運転の安定性と連結切り離しのしやすさを鑑みて台車マウントKATOカプラー密連用(電気連結器で連結する旧製品)に交換します。
写真は中間車のカプラー交換作業状況
実車は密着連結器ではありませんが、連結しちゃえばバレません(キリッ

窓ガラスですが、中間妻板のガラスパーツが省略されておりますので、手持ちの透明塩ビ板を然るべき寸法に切り出してゴム系接着剤で接着します。
写真は車体妻板へのガラスパーツ接着作業状況
合わせて、窓ガラス・ライトレンズが一体成形になった前面窓の透明パーツ・屋根のマーカーライトのレンズも車体に取り付けます。キツキツですので接着剤は不要でした。
写真は前面窓ガラスパーツの挿入状況
前面・妻面の窓ガラスを取り付けた後、側面の窓ガラスを取り付けます。長いままだと作業性が悪いので、側面窓ガラスパーツは切れ目のところで2〜3分割して車体に嵌め込み、流し込みプラポンドで接着します。
写真は側面窓ガラスの取付作業状況

窓ガラスが車体に接着できたら、屋根を車体にプラボンドで接着します。
写真は屋根の接着作業状況

最後、上回りと下回りとを嵌め込み(動力車は両面テープで固定し)、東武8000系8111Fが6両分出来ました。
写真は東武8000系の完成状況
次回、仕上げを行い完成となります。

レジェンド東武8111Fを作る13_車体の組立その1(前面と屋根) ― 2026年07月25日 05:01

クリアー塗装の後ですが、車体組立前に色入れの残りを実施します。
まずは黒マジックで方向幕・妻面戸袋窓のHゴムを塗ります。クリアー塗装後なのは黒マジックの顔料がクリアーだと溶け出すためです。
写真はHゴムへの色入れ作業状況
次に前面のライト縁にシルバーを色入れ。爪楊枝に塗料を染み込ませてライト孔に突っ込んでグリグリして塗装します。クリアー塗装後なのはクリアー塗装前にこの作業をするのを忘れていたためです。
写真はライト縁への色入れ作業状況
なお屋根のマーカーライトは確か色が入らなかったと記憶しています。

クハ8100の前面に、別途塗装したジャンパ栓を接着します。ジャンパ栓はαモデルのKE58を使用しましたが、塗装して取り付けようとした際に飛ばして紛失してしまい1個不足となってしまいました。不足した分は手持ちのKATO流電用ジャンパ栓を代用しましたが、形状の違いが目立って萎えなので何とかしたいところです。
写真はジャンパ栓の取付完了状況

屋根の工作に移行します。塗装前に明けておいたベンチレータ取付用の孔が小さかったことが分かったため、孔を広げます。
写真はベンチレータ取付用の孔の広げ作業状況
その後、ベンチレータとモーター用通風器とを接着。それぞれ2個取り付けて裏面から接着剤を流した後に定規を当てがい平行を出します。
写真はモーター用通風器の接着作業状況

最後に、避雷器・パンタグラフ(モハ8200・モハ8800)と無線アンテナ(クハ)も接着し、各所色入れをして屋根板が完成しました。
写真は6両分の屋根板完成状況

レジェンド東武8111Fを作る12_インレタ入れとクリアー吹き ― 2026年07月20日 06:11

車体各部への色入れが完了したら、クリアー吹きの前にインレタシートを使って車両にナンバーを入れます。使ったインレタシートはグリーンマックス#6402東武旧色・西武レッドアロー用です。
ちょうどピッタリの8111Fに該当する数字が収録されておりませんでしたので、近い数字の8115Fの4両分と中間2両分は8108Fのナンバーを使い、転写しない「5」「08」の数字は予め削り落としてから残った数字を車体に転写します。
写真はインレタの転写作業状況
基本となるナンバーの転写が終わったら、空白の部分にバラ数字の「1」とレッドアロー用(東武8000と同じ寸法でレッドアローにはちょっと数字が小さい気がしますが、今回の工作にはかえって好都合です)の「11」を転写します。このインレタはGMインレタの中では転写性が良い方ですので、車体の不要なところに余計な数字を転写しないよう注意が必要です。
写真は転写が終わったナンバー

インレタ貼りが終わったら、表面保護のため車体全体に半艶クリアーを吹き乾燥させます。
写真は半艶クリアーの塗装作業

レジェンド東武8111Fを作る11_各所の色入れ ― 2026年07月15日 05:38

レジェンドの工作も佳境真っ盛りです。。。車体塗装も無事(?)終わったので、各部の色入れを進めます。
写真は客室窓周りの色入れ作業状況
客室ドア窓は、実車はJRの車体更新車みたいに(むしろ、JR東日本の車体更新工事の方が東武の修繕工事を参考に実施されてます)ドア窓が金属押さえでシルバーとなっております。それをポスカの銀色で手軽に再現します。

車体側板。この東武8000系キットは側板の客室窓がはめ込み式となっておりサッシへの色入れは必要なさそうですが、車体側にモールドされているサッシ両端部の縦桟はシルバーに色入れする必要があります。そこへエナメル系塗料のフラットアルミを筆塗りしました。
写真は客室窓サイドのサッシ両端部への色入れ作業状況

クーラーの網も薄く溶いたエナメル系艶消しブラックを流し込んで色入れします。
写真はクーラーの網への色入れ作業状況
色が入るとなかなかセクシーです。また、クーラー網への色入れのついでに、ベンチレータの凹部に艶消しブラックを流し込みます。


塗料が乾いたら、各所はみ出た塗料を落とします。
写真ははみ出た塗料の剥離作業状況
この色入れに使った塗料はいずれもエナメル系塗料ですので、塗料がはみ出ても、専用溶剤を染み込ませ綿棒でゴシゴシすれば、車体塗装を痛めることなく容易に塗料が落ちます。

その後、ドアの戸当たりゴムに2Bのシャープペンシルで色入れし、黒ゴムを表現します。
写真はドアの戸当たりゴムへの色入れ作業状況
なお、妻面窓のHゴムへの色入れはマジックペンを使って行う予定ですが、塗料の溶け出し防止のため、これだけはクリアーを吹いてから行います。

レジェンド東武8111Fを作る10_塗装その3(屋上機器・靴ズリ・室内) ― 2026年07月11日 04:24

車体の塗装が出来たところで、各部パーツの塗装を行います。
クーラーや通風器など屋上機器には、軍艦色(1)よりも淡いグレーとして灰色9号(GM#14)を塗ります。実車もこのぐらい淡いグレーだった気がします。
写真はクーラーその他屋上機器の塗装作業状況

車体の靴ズリは今まではインレタで表現していましたが、適当なインレタが入手できない(いま入手できるのは転写性・定着性が著しく悪いメタルインレタが中心)ので、車体をマスキングして靴ズリ部分にシルバーを吹き付けました。
写真は靴ズリの塗装作業状況
この時、妻面の貫通幌と思われる四角状の凸部パーツにもグレーを吹いておきます。

床下機器をマスキングして室内の塗装です。
床は実車写真を参考に緑15号(GM#25)に、シートは自家調色の淡緑色に、ウェイト覆いは艶消しブラックに塗装し、塗装が終わったらマスキングを外し艶消しクリアーを塗装します。
写真は室内の塗装完了状況