快楽園の関鉄バス08-仕上げと完成 ― 2025年04月19日 09:53
デカール保護のための半艶クリアーを吹いた後で、バス窓等Hゴムの黒色を油性マーカーで色入れしていきます。
この順番を間違えると、クリアー塗布時に油性マーカーの黒色が垂れてきて悲惨なことになります。。。
色入れを直した後、バスシャシーのメーカー・形式識別の肝になるルーバーの表現。ルーバーの網をどこにどんな風に表現するかで、どこのメーカーのどんなバスかが特定できるため、バスファン的には一番大事なポイントだと思っています。
ルーバーの網は、前作同様透明テプラに網掛けを濃く印刷したものを切り出して貼ります。
いすゞBAは、その特徴の丸い網を再現するべく、透明テプラを丸く切り出してリアに貼り付け。いすゞK-CLM/CJMは冷房機器部を含め四角く切り出して左右リアと運転席後ろに貼り付け。
また、しばらく放置状態だったいすゞK-CLM/CJMは、窓柱がベース車両の塗色のままだったため、マスキングしてエアブラシでホワイトを塗装します。
最後に、こいでモデリングプラントの別売シール(関鉄パープルバス・グリーンバス用)を使って、「水戸駅・吉沢車庫」行きと「下館駅」行き(本当は偕楽園周辺から下館まで行く路線は無かったのですが)の行先を貼ります。
これで快楽園に似合う関東鉄道バス2台が完成。写真左が1960〜70年代のいすゞBA、右が1970〜80年代のいすゞK-CLM/CJM冷房車です。
リアからみるとこんな感じです。
【快楽園の関鉄バス まとめ(2025.3-4)】
制作品紹介 ― 2025年04月19日 00:00
弊ブログ内で工作した制作品の一覧(2010年以降)です。リンクを押すと、各制作品ごとのまとめページに移動します。
※制作品毎の制作各記事へのリンクもあります
【2024年】
- 鬼怒電ものがたり'24-万博車とサステナ車両(2024.11-12)
- バスコレクションの再生'24(2024.10-11)
- 泥酔鉄道の#古今トオザイ(2024.8-10)
- 富山地鉄14710と自由形特急(2024.4-8)
- 泥酔鉄道の#103系電車キット大会(2024.1-4)
- C58の工作(2024.1)
- 西武新101系増結車(2023.11-2024.1)
【2023年】
- バスコレクションの再生'23(2023.11-12)
- KATOキハ20系の現代化改装(2023.10-11)
- 泥酔鉄道の#東瓜(115系5両)(2023.3-11)
- EF80一次型(2023.9)
- 鬼怒電元西武+運輸省規格型(2012.10-2023.9)
- 鬼怒電103系譲受車(2015.1-2023.8)
- '23旧型客車の工作(2023.7-8)
- モジュールでヨーロッパ旅行(ケルン・メッセドイツ駅風モジュール)(2022.9-2023.4)
【2022年】
- 仙台電車区701系の工作(2022.8-9)
- 2022大糸線の旧型国電(2022.4-7)
- 209系ウラ5編成の工作(2022.4-5)
- 719系あかべぇの整備(2022.3)
- 415系K521編成(2021.11-2022.3)
【2021年】
- 115系中間車(2021.7-11)
- E217系付属編成の工作(2021.8)
- フランス国鉄RIO型客車の工作(2021.4-6)
- #2021新春荷電祭り(上越線クモユ141+クモニ83)(2020.12-2021.3)
【2020年】
- #KOKUDENくっきんぐ〜京浜東北線103系非冷房車(2020.10-2020.12)
- 東武8000系宇都宮線81105F(2020.6-2020.10)
- 常磐線403系非冷房車(勝田電車区K565編成)の工作(2020.4-2020.5)
- 京葉線103系ケヨ104+204編成のリニューアル(2019.6-2020.4)
【2019年】
【2018年】
【2017年】
- JR東日本583系9両編成(2017.11-12)
- ボーイング787とテキサン練習機(2017.9-10)
- JR東日本115系Y350編成更新車(2017.7-9)
- クモニ83817(2017.7)
- ドイツ風急行客車(特急用)(2017.5)
- 飛行場ジオラマベースの工作(2017.4)(2017.3)
- E501系水戸線(2007〜2017)(2017.3)
- 高架路面モジュール補修'16(2016.2)
- 鹿島鉄道・筑波鉄道キハの工作(2017.1)
【2016年】
- 自由形YS-11構体輸送用貨車(2016.12)
- 関東鉄道キハ0原型(2016.10)
- C11 227(トーマス)(2016.8)
- 荷物電車(70系のオトモ&北関東用荷電)(2016.6)
- 上信電鉄デキ1もどき(2016.5)
- Gゲージの家(2016.2)
- カニの押し寿司(北斗星増結用カニ・オシ)(2016.1)
【2015年】
- おかえり北斗星09-JR北海道の客車5両(2015.12)
- 対向式ホーム・移動円滑化基準準拠スロープの工作(2015.12)
- 大きい模型のストラクチャー(アパート)(2015.12)
- C12 66(2015.11)
- EF81 80(2015.11)
- シカゴ・サウスショア線電車(2015.10)
- 名鉄750とフリー(2015.6)
- 江ノ電風味もするミニミニレイアウト(2015.5)
【2014年】
【2013年】
- EF64 1000(2013.10)
- 旧型客車(マニ37・オハネフ12)(2013.10)
- EF80 63(2013.9)
- 185系「踊り子」とクロ157(2013.7)
- ミャンマーの中古気動車(2013.6)
- 雪山カーブモジュール(2013.6)
- E231系小山車湘南新宿ライン(2013.1)
【2012年】
【2011年】
- 京葉線201系試作車編成(2011.12)
- 関東鉄道気動車4両編成
- 185系「フルフル」
- 富山地方鉄道14760(2011.1)
【2010年】
快楽園51-とりあえず完成しました ― 2025年03月09日 09:00
1年以上に亘り工作してきた快楽園モジュールですが、とりあえず完成させました。
最後の仕上げで、レイアウトモジュールに色々細々としたものをつけていきます。
まずは鉄道信号周りにATS地上子とキュービクルを設置します。各々白と黄色に塗って艶消し処理をしてレイアウトモジュールに固定した後、ブラウンを軽くエアブラシで吹いてウェザリングしました。
次に公園前後に、遠くからでも見えるように「快楽園」の看板を設置します。これは実物の偕楽園でも付いているものです。
模型は爪楊枝を切ってマホガニーに塗り、その上から透明のテプラで「快楽園」の文字を印刷し貼っただけの簡便なものです。
これをレイアウトモジュールの両端に挿します。
最後に、レイアウトモジュール手前の空き地に梅の木を植樹します。こちらはヨドバシカメラで購入した「手作りもっくん」なる梅の木の完成品を奢りました。
針金で作られた幹に梅の花のパウダーがまぶしてある枝が付いているもので、枝を適宜曲げてレイアウトモジュールに設置していきます。
自作の梅の木に比べ、枝と花が疎らで、こちらの方が早春といった感じでリアルですが、ちょっと花が寂しい気もします。
そんな訳で、1年間以上に亘り工作してきた「快楽園モジュール」が完成。
目線を下げてニンマリします。
【快楽園(偕楽園風カーブモジュール) まとめ(2024.2-2025.3)】
⚫︎レイアウトモジュールのイマジネーション

⚫︎台枠の工作と線路の敷設

⚫︎地形の工作

⚫︎樹木の工作

⚫︎ストラクチャーの工作

⚫︎電照の工作

⚫︎完成以降の手入れ
鬼怒電ものがたり'24-万博車とサステナ車両11(完成) ― 2024年12月29日 00:17
鬼怒電の「万博車」と「サステナ車両」とが完成しました。
11両がケースに入ると、なかなか壮観です。
最後の仕上げ、私鉄っぽいL字型の無線アンテナを取り付けます。
使ったのは我が家に在庫のあるトミックスの古いレッドアロー用無線アンテナ(JA02)。古い製品ながら適切なモールドと強度のため愛用しております。
かくして現代の鬼怒電を走る2編成が完成。
こちらが万博車。1980年代半ば以降の新造車のデザインを先取りした意欲作です。
一方こちらがサステナ車両。東急9000系の短編成化で余った中間車を再用した車両で、鬼怒電初のステンレス車にしてVVVF制御車です。
最後に小さいスカートを増設し、前面のアクセントにしました。
【鬼怒電ものがたり'24-万博車とサステナ車両 まとめ(2024.11-12)】
バスコレクションの再生'24-09_方向幕の表現、そして完成 ― 2024年11月13日 05:42
バスコレの工作もそろそろ最終章。関東バスと東武バスに方向幕を付けました。
関東バスは映える長距離路線を付属ステッカーから選んだ結果、「56 日光東照宮」に、東武バスはテプラで一番小さい文字を選んで「真岡・下館駅(昔の東武バスは下館・水戸など水戸線沿いにも路線網を持っていたんです)」を貼りました。
方向幕の続き。最近のクルマに見られるLED表示ですが、ちょっと考えた結果、橙色のテプラに文字を反転印刷することを思いつきました。これで簡単に黒字に橙文字のLED幕が再現できます。
自由形バスなので、行き先も自由に。
最後に、バスコレのディティールで表現されていないルーバーの追加表現。塗装だと上手く表現できそうになく悩んでいましたが、これも透明テプラに網掛け(濃いめ)を印刷し、車体に貼ることで表現しました。
これで、富士重工5Eのモダンな車体にいすゞの名器DH100Hエンジンを搭載した、都営バスいすゞK-CLM(昭和57・58年度予算車)がバッチリ再現できます。
東武バスのリアも、ルーバーが網になっているのを同じ技法で表現。
こちらはオレンジのデカールに隠れて控えめの網表現になりました。
かくして今年度のバスコレクションの再生が完成。
写真は都営バスいすゞK-CLMの公式側側面です。窓ガラスに若干ヒビが入ってしまいましたが、ワンツーマン仕様も再現しております。
こちらは、LED方向幕もモダンな、自由形バス譲受車の2台。川崎市交通局から買った三菱ふそうエアロスターKと京成バスから買ったいすゞエルガノンステップバスです。
こちらは、自由形バス自社発注車の3台。微妙な仕様差が目立つ長距離路線用のトップドア車2台と小粒ながら存在感のある日野レインボー中型バスが並んでいます。
完成したバス8台を俯瞰で眺めてみます。
バス8台を出入口側から眺めてみます。
最後に、バス8台を非常口側から眺めてみます。
各車個性を主張しており、大変満足です。
【バスコレクションの再生'24 まとめ(2024.10-11)】
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