2022大糸線の旧型国電30-今度こそ8両完成2022年08月07日 00:00

そんなこんなで、クモユニ81の補修も完了し、大糸線の旧型国電が8両揃いました。
早速レイアウトの上に置いて記念撮影です。
テレビ下に常設しているレイアウトは小さいため、2〜3両ぐらいしか編成に組めませんが、それでも大糸線を彷彿とさせる長閑な風景が広がるようです。
キツめのウェザリングが、枯れた風景にフィットしているようです。

これで大糸線の旧型国電は完成。次は何を作りましょうか。。。

2022大糸線の旧型国電29-クモユニ81のウェザリング2022年08月06日 05:00

休みになったので、早い時間から起き出して工作再開。

最近、完成品とハイクオリティエコノミーキットで再販になった大糸線のクモユニ81ですが、旧作のキットでも実感的になるようにウェザリングを施します。
まず、クモユニ81の台車・パンタグラフにメタルプライマー→艶消しブラックを吹きます。

汚したくない窓周りをマスキングして、ウェザリングを実施しました。
大糸線旧型国電の時と同様に、車体と屋根はMr.カラー#11のレッドブラウン、床下はタミヤ#XF-52フラットアースを使いました。特に車体裾部は吹き過ぎないようにエアブラシの口を絞って、少しずつ塗料を吹き付けます。

こんな感じで仕上がりました。

実車の写真を見るとオデコ周りが汚れているイメージしかなかったですが、そんなイメージを再現できたように思います。

2022大糸線の旧型国電28-クモユニ81の整備2022年08月01日 00:32

延長戦です。
15年以上前に組んだGMのクモユニ81が発掘されましたが、今回作と見比べると色々劣っているので、補修とディティールアップを試みます。
 
まずは前面のヘッドライトレンズと窓ガラスをはめ込み式にします。ヘッドライトレンズは孔を明けて夕張鉄道キハのヘッドライトレンズを木工ボンドで接着、湘南顔の前面窓ガラスはガチョウハウスの旧製品のはめ込み窓を木工ボンドで接着します。

側面のインレタも貼り直し。
グリーンマックス旧製品の大文字インレタを剥がし、同じグリーンマックス現行製品の小文字インレタを貼り直します。
サードパーティ製インレタに慣れてしまうと、グリーンマックスのインレタは転写するのに強く力を入れないと転写できません。
前面も検査票を転写します。

ここまで工作したところで上回りと下回りを分解、ウエイトを追加し、ついでに郵便室・荷物室の仕切りも付けました。

2022大糸線の旧型国電27-完成しました2022年07月31日 03:34

30日の土曜日に父親の法事も無事終了。まだ新盆という難キャラが残っておりますが、葬儀関係はこれで無事に終わることが出来ました。
一晩ぐっすり寝て、旧型国電も最後の工作です。

車内にトイレと運転台の仕切り板を、室内色に塗ったプラ板からチャチャっと切り出して貼り付けます。
車両正面から見た際に後部妻面の窓が見える興醒めな事態を回避できるようになり(写真右)、雑な工作でもそれなりに実感味が増します。

ここで旧作投入。
大糸線の編成になるのをずっと待っていた、クモユニ81、クモハ12、サハ45を出してきます。クモハ12・サハ45は今を遡ること15年前の2007年の工作、クモユニ81に至ってはブログ開設前の2004年の工作ですが、腕もディティールも大して上達していないため、編成にしても違和感はありません。

また、連結器を製品付属ゴツいアーノルドカプラーからもう少し実感的になるよう改装します。前面には台車マウントのTNカプラーを、連結面には旧式のKATOカプラー密連用を取り付けます。
連結面間はちょっと広めですが、カプラーまわりが精密になりました。
編成にしてもアーノルドカプラーに比べ中間解放のない安定した走りが期待できます。

最後の最後に、車体の上回りと下回りとを、(いつでも分解できるよう)木工ボンドで貼り付けて完成です。
「ゲタ電」と呼ばれ親しまれた大糸線の旧型国電。今ではヘッドライトも点く完成品に恵まれていますが、それこそ実車が現役だった数十年前のクオリティでGMキットから組み立て切りました。
(持ってないけど)165系や183系・115系と並べて遊ぶもよし、「昔の京浜東北線」と偽って同じスカイブルーの103系と並べて遊ぶもよし、明るい色の旧型国電が増備になりました。
これから、各所でガンガンに走らせて遊びたいところです。


【2022大糸線の旧型国電 まとめ(2022.4-7)】
●工作前の事前準備

●車体の組み立て

●車体の塗装

●屋根・床下の工作と塗装

●フィニッシュワーク

●おまけ〜クモユニ81の整備とウェザリング

2022大糸線の旧型国電26-前面のディティーリング2022年07月24日 02:46

今日は朝から実家にお出かけなので、外出前に深夜の工作〜

ヘッドライトにレンズを入れます。
キット付属の砲弾型ヘッドライトを使ったクモハ43810は、ヘッドライトのレンズ部をドリルでえぐり、大量にストックしていた鉄道コレクション岡山臨港鉄道キハのレンズを入れました。
レンズはゴム系接着剤で固定します。

前面の幌はキット付属品ではなく、KATOのクモハ53007用の幌を奮発しました。
幌台座部と側面のダンパーを青22号に、幌前面を黒で塗装します。
幌側面のダンパーも表現されており、彫りが深い製品で、キット付属品と比べてもディティールが充実しております。
しかしが、上下方向寸法が若干短く、幌取付用の孔を塞ぐ必要がありました。
ともあれ、前面貫通車として作る3両分に幌を取り付け。
惚れ惚れしてきます。
なお、今回の工作では前面のワイパーは省略することにしました。