真鶴へ ― 2025年04月29日 21:56
ただでさえ混んでいて色々と値段の高いゴールデンウィークは、あまり我が家では出かける旬ではありません。しかしながら、今日は祝日で天気も良かったので、妻と義母・義兄を連れ出して、本日が月命日の義父の墓参りに、神奈川の真鶴まで行ってきました。
令和5年に亡くなった義父の墓は、東海道線の真鶴が最寄りですが、公共の交通機関では不便なところにあります。そのためと、義母を神奈川の家から連れ出す関係で、埼玉から自動車で向かいました。
行きは高速道路代をケチるためと、みんな郊外に遊びに行っていて都心はガラガラだろうと裏をかいて、埼玉から新大宮バイパスを経由して環状八号経由で南下します。
途中、八幡山の立体交差では、京王線の電車が走ってくるのが見えました。
世田谷からは、昔東急ターンパイクとして江ノ島までの有料道路として計画された、第三京浜国道で神奈川入りします。
大船駅で義母と合流し、湘南の道路を西に向かいます。
天気に恵まれたこともあり、西湘バイパスは海と山とが大変綺麗でした。
(ここまで写真は全て助手席から撮影)
真鶴に到着。義父の墓は、海と山と真鶴半島とが見渡せる小高い丘の上にあります。
普段祝日は仕事の妻でしたが、今日は有給をとって休み。
埼玉からは1日掛かりのドライブになり流石に疲れましたが、いい気分転換になりました。
【誰得企画】首都高速東京駅降り口を探検する ― 2025年03月30日 23:41
1ヶ月前に来月5日で廃止になる東京高速道路をさよなら運転した際、X(Twitter)かグループラインかで「東京駅降り口は行かないの?」とのコメントをいただきました。
東京駅降り口とは、首都高速道路八重洲線の八重洲インターチェンジに隣接する、東京駅八重洲地下街に直結する降車専用の車寄せで、ここを使うと首都高速を降りることなく東京駅に向かう人を降ろすことができる、という知る人ぞ知る(タクシー運転手でも知らない人がいるくらい)迷スポットです。八重洲線の南行・北行の両方に降り口が用意されております。
なお、この降り口は読んで字の如く降車専用で、ここで待ち合わせたり人を乗せたりすることはできません。
この八重洲降り口ですが、来月5日の八重洲線長期通行止め(首都高速リニューアルの都合で10年近く通行止めになる)で、しばらく使えなくなることが決まっていますので、今更ながら(本当誰得ですね)使ってみての紹介をしたいと思います。
まずは運転手の確保。神奈川の実家に帰る妻に頼み込んで(なんでも首都高都心環状線は怖くて運転したくないらしい)、何とか承諾を得て首都高八重洲線へ向かいます。検討の結果、妻の運転が比較的楽な南行降り口に突撃することにしました。
写真の神田橋ジャンクションから首都高八重洲線が分岐しますが、来たる4月5日の八重洲線通行止めに合わせてジャンクションが廃止?移転?されることから、一部標識が撤去されています。
そのまま八重洲トンネルに入り、八重洲インターチェンジで降りる直前で「乗客降り口」の方に曲がります。
そして・・・
首都高速八重洲乗客降り口(南行)に到着。
照明が必要最小限しか点いていないことから構内は薄暗く、本当にここで降りて東京駅に直結しているのか?と思われる雰囲気の場所でした。
ここで車を降り、妻運転の車がそのまま神奈川方面に向かうのを見送ります。
なお、10分近く降り口周辺に止まっていましたが、誰も降り口は利用しませんでした。
タイル張りの暗い構内の両端に、歩行者出口の扉があります。
一応扉は水色に塗られており「ヤエチカ・東京駅方面出口」「一旦出たら戻れません」とペイントで書かれております。これでもまだマシな方で、同じ八重洲乗客降り口でも北行の方は「ヤエチカ・東京駅方面出口」「戻れません」とシールが貼ってあるだけで、より殺風景らしいです(ネットで見れます)。
扉を開くと、急な登り階段が待ち構えています。
階段を出て、扉を閉めてから出口の扉を開こうとしましたが、ドアノブが固定されておりドアが開きません。
確かにこの降り口には鍵を持っている人以外誰も入れない(出るだけ)の構造です。
ネットやYouTubeで見た記事は北行降り口のレポートが多く、予習した限りでは、急な階段を登れば煌びやかな八重洲地下街に直結している先入観を持っていました。しかし南行降り口は、この階段を登っても殺風景なオフィスや貸会議場(日曜日なので閉まっている)があるだけ。当然人はほとんど歩いていません。
曲がりくねった通路を100mほど歩いて、ようやく営業中の床屋を見つけましたが、そこで行き止まり。
どうしたものかと辺りを見回しましたが、地下1階に繋がる登り階段があり、その階段を登ってようやく八重洲地下街のメインストリートに出ることができました。ちなみに地下2階に「理容マツナガ」さんの店舗がある場所に出ます。
いや〜何から何まで怪しかった。。。正直、これが東京駅につながっているのか、だいぶ不安になりました。
あと6日で使用休止になることから誰かの役に立つとは思えない八重洲降り口探検記でしたが、東京駅に眠る迷スポットとして、行ってよかったと思いました。
東京高速道路KK線 ― 2025年02月19日 18:20
今年4月5日で、東京都心の「東京高速道路」(KK線)が廃止となります。
廃止と聞くと・・・
KK線ありがとーー!!!!押すなー!!!!押さないでーーー!!!!フラッシュ焚くなー!!!!邪魔なんだよ下がれーーー!!!!|コ〜ンギョ〜コンギョ〜コンギョガップロ〜〜/お前入ってんだよ!下がれっつんでんだろ!KK線ありがとー!!!!さよーならァーー!!!!
な阿鼻叫喚な騒動が思い起こされますので、義実家への帰省のついで、騒ぎになる前に乗っておきました。
首都高速都心環状線から分岐する八重洲線、KK線に接続するこちらも、今年4月から長期の通行止めになるため、案内標識の一部が取り外されています。
そのまま都心環状線を走ると、東京高速道路KK線と分岐する京橋ジャンクションに到達します。
知らない方がいい無駄知識ですが、ここから100mほどは、幻の「首都高速8号線」となっております。東京高速道路KK線は、この幻の8号線と接続して、中央区内の道路ネットワークの一翼を担っています。
そんな訳で、東京高速道路KK線に乗車。
「高速道路」なのに最高速度が時速40kmで、中央分離帯もない一般道路のような造りになっております。道路開通が1959年と半世紀以上も昔であるため、これでも当時は「高速道路」だったのかもしれません。
途中、東京高速道路の基地に差し掛かります。
東京高速道路は、道路法に基づく自動車専用道路ではなく、道路運送法に基づく自動車道と法律的に興味深い建て付けになっております。通行料金は無料で、整備・維持費用は高架下のテナント収入で賄っています。
テレビ中継などでもお馴染みの、新幹線との並走区間を走ります。
残念ながら今回の走行では新幹線とのすれ違いはありませんでした。
そんな訳でわずか数分のお名残乗車は無事終了です。
東京高速道路は廃止後、十数年の時間をかけて歩行者専用道路として再整備されるとのことですので、今後が楽しみです。
※写真は全て助手席から撮影
夏の北陸旅行03-3日目(金沢その2) ― 2024年09月16日 23:59
旅行3日目。本日はいつもお世話になっており度々ブログにも登場する、大学鉄研の先輩のK氏御夫妻と合流し、中能登方面に出かけました。
突然今回の旅行記でK氏が登場したのには理由があり、氏は先の震災に対応する復興要員に抜擢され、1年間の任期で石川県に派遣され、現在御夫妻で石川県に在住しているた目です。大変御苦労様なことです。
金沢駅でレンタカーを借り、一路能登半島へ。半島へは無料の自動車専用道路「のと里山道路」が海沿いに伸びております。道路を走り、日本で唯一自動車がそのまま海沿いの砂浜を走れる「千里浜なぎさドライブウェイ」に向かいます。
ここは、ちょうど自動車が通っても大丈夫なように、自然に締め固められた上に日々整備されている砂浜です。海水浴シーズンが終わった今、砂浜を目指してわずかな車がやってきます。
波打ち際で釣りをしている人も見かけ、話を聞いてみたところキスが釣れるとのこと。
そのまま車を北に進めると、震災の傷跡がちらほら見えるようになります。
今回のドライブの目的地、能登島に到着。能登島大橋の橋と島とを写真で抑えます。宮古島の伊良部大橋や山口の角島大橋と同じ、海を渡る橋です。
そのまま車を進め、道の駅のとじまへ。しかしここは先の震災の影響で建物が使えなくなり、建物の軒先を借りて仮営業中とのこと。改めて先の震災の影響が思い起こされます。
ここで案内してもらったところで昼食を食べ、のとじま水族館へ向かいます。ここも震災の影響を受けた施設ですが、他の水族館に避難していた動物も少しずつ水族館に戻りつつあります。
水族館には震災復興のあゆみも展示されていました。
先の震災と復興のことを思い浮かべながら、数時間水族館の中を見学しました。
帰りは高岡を経由して金沢に戻ります。車を返して夕食・・・のはずでしたが、電話予約が繋がらなかったり満席だったりそもそも営業していなかったりと、昨日に続いて夕食の店を決めるのに手間がかかってしまいました。
幸い、飛び込みで入れた居酒屋がありましたので、店で再会を祝して乾杯です。
改めて本日1日お付き合いいただきましたK氏御夫妻、ありがとうございました。
<strike>暴走</strike>房総ドライブ ― 2023年01月08日 20:41
今日は、天気も良かったので、房総方面にドライブに行ってきました。
外環のトンネルをジグザク走行している<strike>房総</strike>暴走族を華麗に交わし、房総半島の途中まで走ってたどり着いたのが、袖ヶ浦市にある袖ヶ浦ふれあい動物縁。
ここは、動物たちが放し飼いにされており、しかも動物たちに触ったり餌付けをしたりすることができます。
早速、バケツ一杯500円の餌を買って、餌付けタイム。
朝ということであまり餌が与えられていない時間だったこともあり、物凄い勢いで食いついてきました。
餌を与えながら、山羊とか羊とかウサギとかモルモットとかをモフモフしつつ園内を廻ります。
そんな中で出会ったのが世界最大の齧歯類のカピバラ。
子供ながら大きい個体でしたが、暮らしているのを邪魔しないようにモフモフしました。意外だったのが、毛がタワシみたいに硬かったこと。
動物たちに餌を与えて満足したら、人間たちもお腹が空いてきたので、<strike>動物とのふれあいの後畜肉を頂くのも如何なものかと思い、</strike>木更津魚市場に移動し、海鮮食堂KUTTAへ。
写真を撮り損ねましたが、妻は海鮮丼、自分は海鮮ミックスフライ定食を頂きました。大変美味しかったです。
お腹も膨れたところで木更津のコストコとアウトレットモールでお買い物。
自分はグリーンのジャケットを買いました。
ドライブ、動物、食事、買い物を満喫して帰路につきます。帰りは事故渋滞のアクアライン経由。
トイレ休憩で寄った海ほたるで、綺麗な夕日を眺めて帰りました。
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