快楽園06-台枠の塗装 ― 2024年03月17日 06:57
レイアウトモジュールの台枠ですが、前回同様山の断面となる発泡スチロール露出箇所は木目調シートを貼ってカモフラージュする予定です。しかし台枠自体に何もしないと色合いが異なり興醒めなため、台枠も塗装することにしました。
そんな訳で、手持ちのウッドブラウンの缶スプレーを塗装。
しかし、塗ってみて「何か色合いが違う・・・」と思い、昨日の午後模型店にもっと濃いブラウンの塗料を買いに行きました。
ついでに今後の工作で使う樹木の材料やフィーダー・バラストも購入しました。
改めて、レイアウトモジュールの側面にマホガニーの缶スプレーを吹きます。
吹き上がりはこんな感じ。台枠が渋いダークブラウンになりました。
旅せよ平日!JR東日本旅キュン♡早割パスの日帰り旅行 ― 2024年03月16日 03:19
青森旅行(2/16)の時、タイトルの「旅せよ平日!JR東日本旅キュン♡早割パス(以下『キュンパス』)」を使って旅行している人が多く車内が思いの外混んでおり、それでキュンパスに興味津々になった妻。キュンパスは利用が一昨日(3/14)までで、利用の2週間前までにはきっぷの購入を済ませておかなければならず、値段の割にハードルの高いきっぷです。
しかし愛する妻のため、年度末で仕事が忙しいのに年休を取って、偕楽園旅行から日が経っていないにも関わらず、キュンパス日帰り旅行を敢行しました。
今回の旅行は日帰りで新幹線で高跳びでき、季節ならではの満足感が得られる行き先を検討した結果、残雪が堆く残る「飯山線の乗り鉄」にしました。東京から長野・飯山に出て、飯山線・ほくほく線を伝って越後湯沢に出るルートです。
そんな訳で日帰り荷物をまとめて、大宮駅に通勤ラッシュに揉まれながら行き、北陸新幹線に乗り換えました。
いつもの通り、駅で朝食を仕入れて、早速乾杯です。
列車は1時間半ほどで長野の先の飯山に到着。駅の案内を見たら、今日から開業予定の「福井・敦賀方面」が早くも描かれていました。
飯山で飯山線に乗り換えますが、乗り換え予定の次の列車まで2時間あり、期待していた駅構内の観光施設も早々に見終わってしまったことから、どうやって時間を潰すか思案した結果、飯山市の雁木通りを通って北飯山駅まで徒歩で移動することにしました。
途中、列車と見紛う青地に黄帯の除雪用機械が飯山線の線路上で作業しているのを見かけ、飯山線が豪雪地帯を走る路線であることを物語っています。
飯山から北飯山の間は、思ったよりも距離が短く2kmほど。のんびり歩いても40分ほどで着きます。
暖冬のせいか雪が無い道路を歩いて30分弱、お目当ての飯山の雁木通りに到着。しかし並んで店を開けている商店は、9割方仏具店。そういえば飯山は「寺の町」「仏壇の町」の異名を持っておりました。しかも木曜日定休日の店が多いせいか、開いている店自体が疎でした。
途中で地酒を買ったりなんだかんだで1時間弱で北飯山駅に到着。しばし列車の到着を待ちます。
北飯山から飯山線の列車に乗ります。戸狩野沢温泉から先は列車が1両になりますが、キュンパス最終日だからか、キュンパスに合わせて青春18きっぷのシーズンも始まったらから、車内はボックスシートはほぼ全席埋まっており、千曲川が見えるロングシートに陣取ります。
列車は下り列車進行方向右手にずっと千曲川を見ながら、千曲川沿いに蛇行しつつ、所々減速しながら「川下り」をしていきます。
その雄大なこと。飯山線沿いの沿線は渓谷状になっており、堤防等はありません。言葉を失います。
感動(大袈裟かな?)の30分が終わり、目的地の一つである津南駅に到着。ここで降りたのは、駅の中にある温泉が目的。しかし現地に到着したらシャッターが閉まっており、すわ本日休業かと焦りましたが、開店が14時との張り紙を見て一安心。
1時間ぐらい時間が余り、やる事もないため、信濃川(新潟県では千曲川をこう呼びます)を渡って対岸の津南町中心部まで散歩。片道1km以上はあり、駅が不便な場所にあることが思い知らされます。
散歩で時間と体力を消耗し、いい感じになったので温泉に入るます、温泉からは発車する上り方向の列車を見送りました。
次の下り列車に乗り、20分ほど川を下ったところにある十日町で下車。想像していたよりも大きな町です。
昼食がまだでしたので二人揃って「お腹すいた」状態になったことから、ここで「へぎそば」の昼食にしました。
へぎそばは、布海苔でつないだ蕎麦を四角い箱に並べて出される十日町名物のそばで、ツルツルと食が進みます。
昼食を食べて満足したところで、また市内散歩して、市内の道の駅にある温泉にまた浸かってきました。
午後5時近くなり、夕暮れの気配を感じるなか、ほくほく線で塩沢までショートカット。
最後の目的地塩沢に到着。ここは三国街道の宿場町で、街道沿いの道路が雁木造りに復元され、景観整備されております。
景観整備された美しい街道を歩いて満足し、越後湯沢に到着。しかし越後湯沢の駅ナカはどの店も19時で閉まってしまい、夕食にはありつけましたが、お土産を買い損ねてしまいました。
帰りの新幹線は20時40分に予約していたものの、やることがなく寒いだけなので、1本早い新幹線の自由席で帰宅しました。
思いつきで敢行した日帰りの旅でしたが、いい思い出になりました。強行して良かったです。
泥酔鉄道の#103系電車キット大会07-扉窓の色入れ ― 2024年03月13日 23:59
快楽園05-線路敷設の準備とイマジネーションの反芻 ― 2024年03月10日 18:02
昨日行った偕楽園、イメージが薄れないうちにレイアウトモジュールに反映させるべく、疲れているのを押して工作を続けます。
まずは線路敷設に備えて、線路のベースにもなる架線柱のベースを取り付けます。
架線柱及びそのベースに使ったのは、廃業になった模型店の片付けで我が家に転がってきた、トミックスの単線架線柱です。
見たところ旧ロゴの1980年代の商品っぽいです。
まずは架線柱ベースから切り出します。
この架線柱ベース、金属製の旧製品と異なり、複線間隔の37mmを維持してくれる優れものです。そのためベースの端部が凹凸状になっています。
複線の端部では凹凸状のベースは要らないため、ベースを切り落とします。
架線柱ベースに線路を取り付けた状態で、レイアウトベースに仮置き。
昨日見た偕楽園の情景を脳内で混ぜ合わせると、俄然レイアウトのイメージが膨れてきます。誤解を恐れずに言うと、手を動かすよりも、その前のこの時が一番楽しい。
この状態で、主に線路の外側になる平地の罫書きをしました。
実物さながら、外側の平地は道路と梅林に仕立てることにします。
偕楽園に行ってきました&梅酒電車で呑んできました ― 2024年03月09日 21:46
今日は、seibu-mania氏御夫妻を誘って、早春の偕楽園に遊びに行ってきました。
偕楽園といえば常磐線、常磐線といえば我孫子の唐揚げそば、ということで、我孫子駅で駅そばを営んでいる弥生軒で朝食を食べました。
弥生軒は、常磐快速線の103系を追っていた2000年代前半以来20年ぶりの邂逅ですが、相変わらず唐揚げがジャンボサイズ。普通の唐揚げの2〜3倍はあろうかという代物です。麺やスープは、今時のかけそばと比べると骨太というか素朴な感じですが、存在感抜群の唐揚げと相まって独特の味わいを醸し出しております。
ご馳走様でした。
水戸方面に行く常磐線に乗り、ボックス席を確保のうえで、早速車内で練習をしますw
1時間強常磐線の鈍行に揺られて移動。途中の駅では録音機器を持った「録り鉄」の青少年が多数駅のスピーカーにマイクを当てて発車メロディを録音しておりました。
そういえば来週のダイヤ改正で、昼間の常磐線普通列車はワンマン化され、発車メロディが昼間は使われなくなるので、この騒ぎになっているのだろうと推察。
そんな訳で偕楽園に到着。臨時ホームから常磐神社に登り、お参りをしてから偕楽園に入ります。
園内の梅林は遅咲きの梅が満開で、快晴の空に梅の桃色の花が大変映えます。
偕楽園といえば梅が有名ですが、園内には松の木も多数整えられています。
作ろうとしている「快楽園モジュール」の下見も兼ねて、園内を一周し、千波湖畔から偕楽園の山を観察します。
こちらは偕楽園の山を西側から眺めたもの。好文亭の建物がそびえる下は、松や雑木が主体の林になっており、梅は見当たりません。
こちらは東側から眺めたもの。斜面下は梅の木が、斜面上は松の木が色とりどりに植えられており、大変華やかな見た目になっております。
この絢爛を、モジュールに再現できるのでしょうか。。。。
偕楽園を堪能した後は、今回のメインイベント、イベント用列車「E501 SAKIGAKE」を使用した「梅薫るいばらき梅酒トレイン」に乗車します。
これは余剰になっていたE501系通勤電車の車内にテーブルや冷蔵庫を設置しイベント用に改装したもので、2023年末より「地酒列車」として茨城県内を運行しているものです。
車内は様々な味の5種類の梅酒と1種類の焼酎(盛り渡し)、さらにはおつまみ弁当が準備されております。さらにこれとは別に水、炭酸水、氷が準備されており、お好みの飲み方で5種類の梅酒を堪能できるようになっております。
一応勝田で折り返すまでの間、梅酒や弁当に手をつけないように言われていたのですが、待ちきれずに梅酒のコップを開くと、梅酒の芳醇な香りがあたり一面に広がります。
偕楽園臨時駅、水戸、勝田の3駅で乗客を乗せ、勝田で折り返すタイミングで、車内一斉に「乾杯」となります。
梅酒はドライなものから濃厚な味わいのものまで様々でしたが、如何せん焼酎を含め180ccではちょっと量が足りなく、
「我々はおかわりを待っているのです」状態になってしまいました。
お弁当はおつまみにちょうど良い内容と量で、勝田を出て2〜3駅で美味しく平らげてしまいました。
ブレてしまい写真は残せませんでしたが、車内では車掌による音楽の演奏会や梅酒蔵元による商品解説、さらには抽選会も催され、大変賑やかなイベント列車の旅となりました。
梅酒列車の終点土浦で上野行き普通列車に乗り換え、最後の延長線を高架下の飲み屋で実施。
大変楽しい1日となりました。
今回ご同行いただきましたseibu-mania氏御夫妻、梅酒列車の企画に携われた皆様、楽しい時間をありがとうございました。
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