鬼怒電ものがたり'24-万博車とサステナ車両11(完成)2024年12月29日 00:17

鬼怒電の「万博車」と「サステナ車両」とが完成しました。
写真は完成した車両をケースにしまった状況
11両がケースに入ると、なかなか壮観です。

最後の仕上げ、私鉄っぽいL字型の無線アンテナを取り付けます。
写真は無線アンテナの取り付け状況
使ったのは我が家に在庫のあるトミックスの古いレッドアロー用無線アンテナ(JA02)。古い製品ながら適切なモールドと強度のため愛用しております。

かくして現代の鬼怒電を走る2編成が完成。
こちらが万博車。1980年代半ば以降の新造車のデザインを先取りした意欲作です。
写真は鬼怒電の「万博車」
一方こちらがサステナ車両。東急9000系の短編成化で余った中間車を再用した車両で、鬼怒電初のステンレス車にしてVVVF制御車です。
写真は鬼怒電サステナ電車
最後に小さいスカートを増設し、前面のアクセントにしました。

【鬼怒電ものがたり'24-万博車とサステナ車両 まとめ(2024.11-12)】
写真は車体に朱色4号を塗った状況

鬼怒電ものがたり'24-万博車とサステナ車両10(前面窓ガラスと方向幕)2024年12月28日 05:42

東急9000系改造の鬼怒電サステナ電車。前面窓は最初はめ込み式ではなく裏貼り方式にしようとしていましたが、やはり見てくれで未練が残りそうでしたので、はめ込み式で作ることにしました。
そんな訳で、窓ガラスを窓の寸法に切り出してはめ込みます。今回窓ガラスに使ったのはエンドウのキャブロイド板。柔らかくて加工しやすいです。
写真は接着中の前面はめ込み窓

しばらく乾燥。前面窓のボンドが固まりました。
ボンドの塗布量が少々多かったかもしれません。。。あとキャブロイド板の切断面が白く目立ってしまっています。
写真はボンドが固まった前面はめ込み窓
(この後、キャブロイド板の切断面を黒く塗り、前面窓ははめ込み直しました)

鉄道コレクション改造の万博車の方は、Nゲージ鉄道模型としてちゃんと走るよう、ウェイトを積みます。
ウェイトはコスト縮減の観点から、別売りの鉄コレ走行ユニットのウェイトでなく自宅に余っていたGMの棒ウェイトを使用。これを黒く塗り、室内に接着剤で止めます。
写真はウェイトの搭載状況
室内ディティールは損なわれますが、コスト縮減には代えられません。

仕上げに、前面に方向幕を入れます。
東急9000中古の方は、オレンジ色のテプラから作った「茂木」のLED幕を貼ります(先日のバスコレと同じ技法です)。
写真はテプラによるLED方向幕の再現状況
一方、万博車の方は鉄コレ常総線ステッカーの「下館」を切って貼りました。
写真は鉄道コレクションへの方向幕貼り付け状況
前面ガラスの後ろに表示される方向幕がいい感じです。

鬼怒電ものがたり'24-万博車とサステナ車両09(インレタとクリアー吹き)2024年12月25日 06:21

車番をインレタで転写します。インレタは自宅で余っていたトミックス211系のインレタを流用。古いインレタですが割とちゃんと転写できました。
写真はインレタによる車番の転写状況

鬼怒電の車番は「0〜999:旧性能車」「1000〜1999:新性能車」「2000〜2999:譲受車」という規則でつけられているという想定をしています。
であればVVVF制御の新系列車は「3000番台」だろう、ということで、JR211系のインレタを使い「3001-3501」のナンバーを付けました。
写真はナンバーの転写が終わった鬼怒電サステナ電車

一方万博車のナンバーは、先の命名規則に従って1000番台、その中でもマイナーチェンジをした1500番台(1501-1601)としました。(サポって前面ナンバーは省略・・・)
合わせて、靴ずりにシルバーのインレタを貼ります。
写真はインレタ類の転写が終わった鬼怒電万博車
合わせて、ナンバーの転写が終わったら、車体にインレタ保護のクリアーを吹きます。
写真はクリアー吹き付けの状況

クリアーが乾いたら、屋上機器(クーラー、ヒューズ、避雷器)を接着します。
写真は屋上機器を接着した状況
このペースなら、年内には完成できそうです。

鬼怒電ものがたり'24-万博車とサステナ車両08(車体・屋根・床下の塗装)2024年12月22日 00:06

週末を待ちきれず、平日の夜からチマチマと少しずつ車体塗装を始めました。まずは帯色のオレンジ(朱色4号)から。
写真は車体に朱色4号を塗った状況
( ゚д゚) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) ・・・
どう見ても伊予鉄です。本当にありがとうございました。

帯の塗装が終わったところで車体の塗装です。
まずはサステナ車。帯をマスキングして、車体色のシルバーを普通に吹きました。塗り分けは元の東急9000を踏襲します。前面も塗装します。
マスキングを剥がしてみると・・・
写真は東急9000改の地方私鉄車両塗装完成状況
なるへそ。帯がオレンジだった世界線の伊豆急にも見えてきて、悪くない感じです。

万博車もマスキングをして塗り分けを実施。万博車は「鬼怒電新性能電車」共通の、車体はクリーム色4号に裾はダークグレー(GM#35)の塗り分け。前面の帯部分は元の121系のモールドを活かした塗り分けにしました。こちらも、前面窓周りを艶消しブラックに塗って引き締めます。
写真はJR121系改の地方私鉄車両塗装完成状況


イキオイで、床板・床下機器、台車、クーラー等を塗装します。床下・台車は万博車は軍艦色(2)でサステナ車は元の東急9000に準じた艶消しブラック。クーラーはライトグレーと銀色に塗装します。
写真は床下・屋上機器の塗装状況

鬼怒電ものがたり'24-万博車とサステナ車両07(万博車の屋根の工作)2024年12月15日 01:11

121系の屋根はステンレス車特有のビードがある屋根ですので、「普通の屋根板」を装着するべく、屋根板をジャンク箱から探してきます。
選んだのは111/115系キット用の屋根板。これは幅広車体用で、このままでは使えません。
写真は屋根板を縦半分に切断している状況
そこで屋根板をレザーソーで縦に切り、1mmほど幅を詰めて使うことにしました。
写真は幅を詰めた屋根板を接着している状況
縦に切った屋根板を接着し、屋根の継ぎ目をパテ盛りしてヤスリで平滑に削ります。
写真は平滑に仕上げた屋根板

屋根板を車体に接着し、パンタグラフ周りの配管(Plastructの0.3mm径丸棒)とランボード(GM東急7700パーツ)を接着します。
写真は屋根板を車体に接着しディティールを付けた状況
クーラーはAU75を装着している、との想定です。