クモハ52から優美な流線型気動車を捏造する05-車体の箱組みと削り込み ― 2025年06月08日 07:24
流電改気動車の続き。
車体と屋根とを400番の紙ヤスリで水研ぎして平滑にします。
その後、車体の箱組。
細い車体幅を確実に出すため、通常よくやる側面と前面/妻板をL字状に組んでから屋根を嵌め込む工法ではなく、最初に屋根と側面とを固定します。
その後、前面を固定します。側面と屋根板を規定寸法より細く接着していることから、前面はちゃんと嵌まりません。後で削って調整するので、これでいいのです。
上から見るとこんな感じ。前面で成形されている屋根幅に対し、1~2mm(実車寸法で15〜30cm)ほど側板・屋根が細く接着されており、ちゃんと細長い気動車車体に組めているのが分かります。
その後、前面と屋根との接着面に発生した隙間にパテを流し込んで埋めます。今回は余っていた光硬化パテを使用しました。
接着剤と光硬化パテをしっかり乾燥させ、再び車体の継ぎ目やパテの盛り上がり箇所を400番の紙ヤスリで水研ぎします。合わせて前面の方向板受けやステップも削ってしまいます。
魚雷というかなんというか微妙な流線型に仕上がりました。
これで車体の削り込みは完了。この後、仕上がり状況確認のためにサーフェーサーを塗ります。
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