快楽園41-梅の木の工作その12024年11月20日 05:48

重い腰を上げて、クライマックスの花咲く梅の木の工作に着手しました。
材料はKATOの紅葉樹の幹(小)キットと光栄堂MINITURE MATERIALSのカラースポンジです。
写真は梅の木の材料

紅葉樹の幹を各方向に均等に伸びているように指で摘んで曲げ、枝の1本1本にボンドGクリアーを塗ります。ちなみに木工ボンド水溶液ではスポンジは接着されません。
写真は曲げた梅の木の枝にボンドを塗布している状況
その後、スポンジの袋に枝を突っ込んでクルクル廻して、枝にスポンジを接着させます。
写真はスポンジの接着状況
最後に余分なスポンジを落とします。

スポンジは紅梅・白梅をイメージして3種類の色を使い分けました。
写真は完成した梅の木
華やかな梅の木、懸念していた桜との見間違えも大丈夫そうです。

これを20本近く量産します。面倒くさい作業ですが、モジュール工作のクライマックスなので頑張ります。

鬼怒電ものがたり'24-万博車とサステナ車両01(着工と東急9000前面の工作)2024年11月17日 04:10

バスも完成して次回作をどうしようか、ストック箱を見てみた結果、「現代の鬼怒電」を作ることにしました。

作る車両の1つは、鉄コレの121系をベースにして、1985年の科学万博を控えて新造した自社発注の「万博車」。実物の関東鉄道でいう、キハ0に当たる車両です。
もう1つは、GM東急9000をベースにした東急9000払下げ車を作ります。コチラは某「サステナ車両」候補車として有名ですが、その前の大井町線転属に伴う短編成化で余った中間車を先頭車化改造し、まとまった数が鬼怒電に払い下げられた、という想定です(実物の短編成化で余った車両は全て解体され部品取に廻されたものと思われます)。
写真は「現代の鬼怒電」のベース

まずは東急9000払下げ車の前面。せっかくの先頭車改造車の想定ですが、東急7000キットのオマケパーツ(?)の東急9000?1000?前面パーツを使用します。
窓ガラスは現行キットのガラスパーツを使おうとしましたが寸法が合いません。
写真は寸法の合わない前面とガラスパーツ

窓ガラスの問題は棚上げし、前面はこのオマケパーツを使用することにし工作続行。
写真は東急オマケパーツの前面加工状況
実物の東急系の先頭車改造車は、手抜きに近いあっさりした前面のディティールが多いですが、それではあんまりなので、多少なりとも表情豊かな東急9000・1000の前面ディティールを活かしたものにします。ただし運行番号表示・種別表示は要らないのでパテで埋めて削り出します。

下館レイルクラブ定例会(2024-11)設営2024年11月16日 21:57

今日は月に1度の下館レイル倶楽部定例会に行ってきました。
明日の本番は家の都合で出られないため、今日の設営のみの参加です。

今日は、今まで作ってきたけどレイル倶楽部で走らせる機会のなかった自由形車両を中心に走らせました。
写真は下館レイル倶楽部で運転した富山地鉄
まずは夏に完成させた富山地鉄風自由形特急と、在来の特急と急行を並べて走らせます。快調に走りましたので一安心。

続いて、スハニ35をベースに作ったアメリカのインターアーバン風電車で、大井川鉄道トーマス号客車を牽かせて走らせました。電車はこれを狙ってトーマスの色に合わせてオレンジ色に塗ったため、違和感は全然ありません。
写真はインターアーバン風電車とトーマス客車の3両編成
実はこの編成、Xにうpしたところ結構濃い反応が得られました。アイデア勝負の一発屋的編成ですが、インパクトはあるみたいです。

さらに、自由形バスと上信電鉄デキの牽く工事用列車とを合わせて撮影。
地方私鉄の基地のようなひとコマみたいな1枚が撮れました。
写真は自由型バスと上信風工事列車

来月は下館レイル倶楽部の忘年会があるみたいで楽しみです。

バスコレクションの再生'24-09_方向幕の表現、そして完成2024年11月13日 05:42

バスコレの工作もそろそろ最終章。関東バスと東武バスに方向幕を付けました。
関東バスは映える長距離路線を付属ステッカーから選んだ結果、「56 日光東照宮」に、東武バスはテプラで一番小さい文字を選んで「真岡・下館駅(昔の東武バスは下館・水戸など水戸線沿いにも路線網を持っていたんです)」を貼りました。
写真は関東バスと東武バスの仕上がり状況

方向幕の続き。最近のクルマに見られるLED表示ですが、ちょっと考えた結果、橙色のテプラに文字を反転印刷することを思いつきました。これで簡単に黒字に橙文字のLED幕が再現できます。
写真はテプラを使ったLED方向幕の表現状況
自由形バスなので、行き先も自由に。

最後に、バスコレのディティールで表現されていないルーバーの追加表現。塗装だと上手く表現できそうになく悩んでいましたが、これも透明テプラに網掛け(濃いめ)を印刷し、車体に貼ることで表現しました。
写真はテプラを使ったルーバーの表現
これで、富士重工5Eのモダンな車体にいすゞの名器DH100Hエンジンを搭載した、都営バスいすゞK-CLM(昭和57・58年度予算車)がバッチリ再現できます。

東武バスのリアも、ルーバーが網になっているのを同じ技法で表現。
写真はテプラを使ったルーバーの表現
こちらはオレンジのデカールに隠れて控えめの網表現になりました。

かくして今年度のバスコレクションの再生が完成。
写真は都営バスいすゞK-CLMの公式側側面です。窓ガラスに若干ヒビが入ってしまいましたが、ワンツーマン仕様も再現しております。
写真は都営バスの完成状況
こちらは、LED方向幕もモダンな、自由形バス譲受車の2台。川崎市交通局から買った三菱ふそうエアロスターKと京成バスから買ったいすゞエルガノンステップバスです。
写真は自由形バス譲受車の完成状況
こちらは、自由形バス自社発注車の3台。微妙な仕様差が目立つ長距離路線用のトップドア車2台と小粒ながら存在感のある日野レインボー中型バスが並んでいます。
写真は自由形バス自社発注車3台の完成状況

完成したバス8台を俯瞰で眺めてみます。
写真は今回整備したバスコレ8台の俯瞰写真
バス8台を出入口側から眺めてみます。
写真は今回整備したバスコレ8台の出入口側写真
最後に、バス8台を非常口側から眺めてみます。
写真は今回整備したバス8台の非常口側写真
各車個性を主張しており、大変満足です。

【バスコレクションの再生'24 まとめ(2024.10-11)】

快楽園40-鉄道信号機と架線柱の着色と取付2024年11月10日 10:57

レイアウトモジュールに、ベンチ(ジオコレ分売品)を取り付けます。製品は青と緑の鮮やかな色に着色されており快楽園には馴染まないため、缶スプレーのライトブラウンに塗装します。
写真はベンチの塗装状況
塗装が乾いたら、松の木が並ぶ広場の片隅に、木工ボンドで固定します。
写真はベンチの接着状況

続いて、鉄道信号と架線柱を着色します。信号の柱はクレオス#35明灰白色、信号機本体は艶消しブラック、信号灯はシルバーを色入れしたあとクリアイエローとクリアレッドを塗りました。
写真は鉄道信号機の塗装状況

架線柱本体も明灰白色に塗ります。こちらはベースはバラストに近似した色のマホガニー、ブラケットはシルバー、碍子はベースホワイトに塗ります。
写真は架線柱の塗装状況

塗料が乾いたらレイアウトモジュールに固定。こんな感じになりました。
写真は鉄道信号と架線柱の設置状況
次は人形の設置と、いよいよ梅の木の制作です。